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【グレート・バリア・リーフ(G.B.R.)でのダイビング】

グレート・バリア・リーフ(GREAT BARRIER REEF、以下 G.B.R.)でのダイビングクルーズに参加した。

美しく透き通る青い海と、サメの群れや大小様々な魚たち、たった数日間だがとても幸せで贅沢な気分を満喫できたクルーズだった。

参加したクルーズは、Fly Dive Cod Hole (Mile Ball Dive Expeditions※1)。申し込みは、DIVERSNET(※2)という日本人経営のダイブショップで行った。
※1: 143 Lake st., http://www.mikeball.com/
※2: 117 Grafton st., http://www.diversnet.net/

日程は下記の通り。
1日目 ケアンズでPM8:00 乗船。諸手続き。自己紹介など。
2日目 早朝から夜までダイビング5本。
3日目 早朝から夜までダイビング5本。
4日目 早朝から夕方までダイビング4本。打ち上げ B.B.Q. パーティ。
5日目 早朝にリザード島に渡り、昼前にセスナでケアンズに戻る。

コッドホール(Cod Hole)とは、G.B.R.随一の人気ダイビングポイントであり世界的にも知られている。
ケアンズから見て200キロほど北北東にあるリボンリーフ(Ribon Reef)No10の北端にあり、1〜2mあるポテトコッド(カスリハタ)やナポレオン、ホワイトチップシャークなどがたくさん潜んでいる。

Mile Ball Dive Expeditions のクルーズは世界的に評価されており、2002年と2003年には世界のダイビングクルーズから選ばれて賞を貰っている。

写真のページはこちら。



高価なクルーズダイビング!(ケアンズ)

「コッドホールにします!」

ついに決断して、ダイブショップ(DIVERSNET)の方に伝える。
私たちが選んだダイビング・クルーズは、4泊5日のクルーズになる。4泊5日とは言え、ダイビングできるのは実質3日間で14ダイブ(Include 2 Night Dive)だ。
初日は夜の8時に出発するだけ。最終日は昼前にセスナで低空を飛び、ケアンズに帰ってくるところがちょっと贅沢である。

コッドホールへのクルーズは、とても高い。スタンバイ料金で幾分安くなったとはいえ、私たちには悩まずには決断できない金額(8万円弱/1人)だ。
オーストラリアでのダイビング3大ポイントは、コッドホールとピクシーピナクル、ヨンガラレックらしい。その3大ポイントのうちの2つコッドホールとピクシーピナクルに潜れるのと、セスナで自分たちの潜った G.B.R.を眺めながらケアンズに戻ってこれるということにとても惹かれてしまった。

G.B.R.でダイビングがしてみたかった。オープンウォーターのライセンスを取得したのは、旅が始まってすぐにタイのサムイ島でだ。
そして、それ以来あちこちでダイビングの機会があっても我慢しつつオーストラリアまで来た。まだ経験が浅いので日本人のガイド無しでのダイビングは怖くもあり、日本人ダイバーがたくさんいるケアンズはダイビングがしやすい環境に感じた。もっとも、オーストラリアであるから値段は高い(東南アジアの2〜3倍程度か?)が、G.B.R.でのダイビングという響きはとても魅力的だった。

有名な G.B.R.は、オーストラリア北東部の沖合いにある。3,000以上の珊瑚礁群からなり、南北2,000キロ以上にも渡って続いている。その規模はもちろん世界最大であり、世界遺産にも登録されている。ともかくも、そこでのダイビングをついに決めたのだった。

ちなみに、決断当日までは全く違うプランを考えていた。
数日前に訪れた際に、ダイブショップのスタッフ(ヤツさん)から丁寧にいろいろな説明を聞いていたのだ。いろいろと安いダイブから高いダイブ、私たちが好奇心をくすぐられるあちこちのポイントを説明していただいた。各種クルーズやファンダイブ、そしてダイビングポイントなど、2日ほどどれに参加するかコッドホールとは違うプランで迷っていたのだ。
1. 1泊2日ダイブクルーズ(ケアンズの近場)
2. 2泊3日ダイブクルーズ(ケアンズの近場)
3. 日帰りファンダイブ×2
コッドホールや コーラルシー(Coral Sea, G.B.R.の外にある外洋) へのクルーズに比べると値段が安く、ともかくも G.B.R.の片鱗を見てみようという気持だったのだ。

●美しく清潔な船内!快適空間!(G.B.R.)

窓はないが、とても清潔なベッドのある部屋!
シャワーやトイレもとてもきれいで、普段に泊まっているバックパッカーよりもずっときれいだ。

また、1番安いグレードの部屋でクルーズに参加したこともあり、3〜4人の大部屋を考えていた。実際には、2人部屋で個室であった。そんなこんなで、とても快適な船旅を予感させる出だしだった。

共有スペースもどこもきれいなカーペットが敷かれており、豪華な印象だ。滑らないようにという意味が強いかもしれないが、汚れもなくきれいなのはなんだか嬉しい。
私たちはこういったクルーズに参加したことがなく、他の船との比較はできない。同行して頂いたDIVERSNETのサクちゃんの話では、この船はケアンズではサービスを含めてとても良い船として知られているらしい。

船の構成は、全部で4層になっている。
水面下にある層が1つ。そこに私たちの部屋がある。他にもいくつかの部屋や倉庫などになっているようだ。
その上の層は、キッチンやバー、ダイニングスペース(共有スペース)、個室、シャワー、トイレ、ダイビング機材置場などからなっている。乗船した人数が少なかった(お客は18人)こともあるのか、とても余裕のある空間だった。
さらに上の層は、個室(スウィート)やシャワー、トイレ、そして操舵室、団らんスペースからなっている。
最上層は、デッキのみで椅子やデッキチェアが置いてあった。また、最上層でも船の操縦ができるようだった。

ところで、エアコンが船内いたるところでガンガンに効いているのは何か理由があるのだろうか・・・?厚手の毛布などがあるので逆に心地よかったが、船室などは薄手では寒いほどだった。

●コース料理のディナー?(G.B.R.)

クルーズ中の料理は凄い!

コックが乗船しており、毎食がレストランでの食事のように本格的なものだ。
量も食べきれないほど用意されていて、欲張って食べ過ぎないように注意しなくてはならない。
ステーキやパスタ、サラダなどから始まり、白米や味噌汁まである。さらに調味料として、醤油や5種類のふりかけもあって驚いた。
年配で渋めのかっこいい船長は、ご飯に数種のふりかけをミックスしたものと醤油をかけて食べるのが好きなようだった。他にも、船員は味噌汁にふりかけをかけて食べるなど、ちょっと変わっているけれど日本食を普通に食べていた。
ディナーにはシャンパンや赤白のワインもつく、至れり尽くせりとはこのことだ。この船には自分の身体さえ持ってくれば、あとは何もなくても快適に過ごせそうだった。

朝食、昼食、夕食だけでなく、ティータイム(おやつ)もあり、クッキーやマフィンなど焼きたての香ばしい味を楽しめた。ダイビングで疲れた時に食べるできたてのマフィンなどは、最高においしくて手が止まらずに食べ過ぎてしまう程だった。

バーカウンターでは、ソフトドリンクは全て自由に飲むことができる。牛乳やコーヒーからコーラなども豊富に並べられていた。
ビールやリカーは有料で並んでいたが、そもそも飲んでしまうとダイビングができなくなってしまう。また、夕食にはワインなどが出るのでそれらのお酒を飲む人は少なかったようだ。

私たちはそういったことを分かっていなかったので、4リットルのワインや大量のお菓子を購入し持ち込んでいた。結局、最後まで手をつけずに残ってしまい(ワインを1杯だけ飲んだ)、全くの徒労であった。

●ダイブ経験豊富なサクちゃん。(G.B.R.)

サクちゃんは、SSI(Scuba School International)のインストラクターでもあるがまだ学生らしい。

Mike Ball のクルーズだが、申し込み時には日本人スタッフの乗船予定はないとのことだった。通常は日本人客がいる場合は、日本人スタッフが乗船するらしい。しかし、スタンバイでの乗船(出発直前)と言うこともあり、代わりにクルーズの申し込みを行ったDIVERSNETのインストラクターであるサクちゃんが同行してくれることになった。
同じ料金で私たちの面倒を見てくれるサクちゃんが乗船してくれるというのは、とてもラッキーだしありがたい。これで、私たちだけで潜る必要はゼロになった。

サクちゃんは、DIVERSNETで働いている。ソフトな話し方で、とても親しみやすい。日本でも伊豆や沖縄で働いたりしていたらしい。大学を休学しワーホリを利用してオーストラリアに来たとのことだが、滞在が1年に近づくもののケアンズ以外は行ったことがないというほどダイビングが好きな男だ。

そんなわけでクルーズでは、ダイビング前になるといつも笑顔になる。船のスタッフにも「いつも笑顔でいいな〜」と言われるくらいだ。そんな姿を見ていると、休みなく続くダイビングで疲れている私たちも、新たなダイビングにさらにやる気がでてくる。

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++Dive Shop++

ケアンズ市内には本当にたくさんのお店がある。それらの多くのお店で日本語が通じるようだ。

地球の歩き方などのガイドブックも含めてあちこち見て回ると、お店の雰囲気が違うことが分かる。
時間があるならあちこち回って見ると良いと思った。

 

フレア・ポイント、G.B.R.での初ダイブ!

船から見えるのは、360度に広がる青い海だけだ。海に潜る前から深い青と、薄い水色の美しい珊瑚礁が広がっているのが分かる。透明な海水なので、20mほどある海底がなんとなく見える。心弾ませながら準備を始めた。
久しぶりのダイブで1本目ということもあり、水中カメラは持たずに身体を慣らす潜水にした。早朝だが海水は大きく温度が変わることはない。27℃ほどで快適だった。

フレア・ポイント(FLARE POINT)と呼ばれるポイントは、大きなナポレオンやロウニンアジ、初めて見るような色とりどりの魚で溢れていた。
珊瑚礁は左右に広がり、ところどころに珊瑚は離れた場所にもある。水深は10〜25mほどで、特別に深い場所はない。G.B.R.初ダイブにして「潜って良かった〜」だった。

前回のダイビングではオープンウォーターの勉強していたこともあり、回りを落ち着いて観察する余裕もなかった。今回は多少は余裕を持ち、海底の珊瑚の様子や魚たちを見ることができたこともあるだろう。

魚に詳しくないので、大きい魚や大量の群れを見ると嬉しくなる。
多くのダイバーは、レアな魚やウミウシたちを見るのを楽しみの1つにしているらしい。今のところ、私には「大きい魚を見ること」と「浮遊感」が楽しみの多くだ。そして、G.B.R.では珍しくないらしいが、何と言っても亀が見たい!!

ところでダイブコンピュータを初使用した。
ダイブコンピュータとは、自分が何mにいるのか、今回のダイブでの最大深度は何mか、何分間潜っているか、あとどのくらい潜っていられるかなどを教えてくれる。
とても便利で、安全のためにもいい。ただ、とても高いので手が出ない。でも、もしダイビングを続けられるならいずれは買いたいと思う。

●とにかく透明に感じたスティーブス・ボミー。(G.B.R.)

サメを見た!

サメと言っても、人間を襲うようなイメージのある巨大なサメではない。1〜1.5m程度のサメだ。
グレイリーフシャークとホワイトチップリーフシャークというサメが、のんびりと海底の砂の上で休憩していた。初めてのことでもあり、近づいて良いのかどうか分からない。遠くから眺めつつ、恐る恐る姿を拝ませてもらったといったところだ。

初めて経験する透明度30mは、どこまでも見える。海底も周囲をダイブしている人たち、そして珊瑚や魚たち!潮流に身を任せてふわふわと漂いながら、周囲や水面を見る。どれも印象的だった。

スティーブス・ボミーは、名前の通りスティーブさんの開拓したダイビングポイントである。有名なインストラクターであったらしく、どうやって死んだのかで3つの説があるらしい。
1. 素潜り中に死亡。
2. サメに食べられて死亡。
3. 女に刺されて死亡。(女性にもてもてだったとのこと)

ポイントとしてのスティーブス・ボミーは、30mほどの海底から突き出た1つの珊瑚礁だ。とても大きく、色とりどりの珊瑚によって飾られている。他のポイントと同様に多くの魚がいる。そして、亀もいるらしいが残念ながら私たちは見ることがなかった。

●1m以上もある貝が動く!クラムス・ベッド。(G.B.R.)

こんなに大きい貝は見たことがない!

サメなども印象的だけれど、大きいものを見ると驚き嬉しくなる私は、巨大な貝でも嬉しくなった!

シャコガイなどであるらしいが、巨大な貝殻の回りには珊瑚が成長している。そんな訳で、巨大貝の死骸かと思った。しかし、実際には生きていて、刺激を与えると貝を閉じたりする。最初は意外にも生きていて、しかもとてもすばやいその動きを怖いと思った。
幅は1m以上もあり、とても厚そうな貝殻を持っている。中身もかなり厚く、そしてボリュームがありそうだ。

珊瑚礁にしろシャコガイにしろ、その場所を一生動かないで生きているのだろう。ここまで動かないとなると、本当に動物と植物の境目は難しい。
ダイビングをしていると、不思議な感慨を持たされることがあるようだ。

●初めてのナイト・ダイブ。(G.B.R.)

初めての経験である暗闇の中でのダイブ。

魚が寝ていた。
海老がたくさんいた。
ロウニンアジが群れていた。
船のライトの周りには、多くの魚が集まって来ていた。

本当は資格が必要なのだろうか。私たちの取得したPADIには、ナイトダイバーと言ったような資格があったように思う。

いつもとは違い懐中電灯を持って潜る。
また、背中のタンクに光るスティック(クラブなどでも使う人がいる)を付けたりもする。バディを簡単に見分けるために、グループ毎に色の違うスティックを利用していた。

ちなみに夜は巨大貝をさらに怖く感じる。気づかないうちに手が入ってしまったらどうしようなど、おそらくはそんなことはないのかもしれないが・・・。
なぜ「手が入ってしまうのではないか!?」などと感じるかと言うと、シャコガイは貝殻を重ね合わせる面を上に向けて半開きの状態でいるのだ。体内にいる単細胞生物(共生)が光合成をできるようにらしい。
普通に横(どちらが上なのか・・・?)になっていれば、そういう怖さも減るのだろうけれど。

●「風の谷のナウシカ」の腐海!?(G.B.R.)

珊瑚礁群や海中生物は「風の谷のナウシカ」の腐海のようだ。

おそらく多くの人がそう思っているだろう。
もしかしたらあるところでは常識なのかもしれない。それくらいに、似通った風景が広がっている。

珊瑚礁は美しくもある。陸上にはない独特の形や色で不気味でもある。特に夜に1人でその姿を見たに怖くなりそうだ。海辺に広がる海藻類の上を1人で泳ぎ、水中メガネごしに揺れ動く姿を見る不気味さに似ているかもしれない。

ウミウシやナマコなどはかわいくもある。しかし、より大きかったならば恐ろしくなるだろう。それは例えば蟻が大きかったらどうかという仮定でも同様だが、姿かたちの人間からかけ離れた姿はより不気味で恐ろしく感じそうだ。

環境問題なども珊瑚礁とナウシカに類似している。

ところで、話は変わるがシドニーにある日系の旅行会社で、いくつかのツアーのパンフレットの内容が変わっていた。
「宮崎アニメの何々のモデルとなった、何処どこ」というのがたくさん並んでいるのだ。風の谷をはじめとして、ラピュタ、カリオストロの城、魔女の宅急、ツアーには参加していないので分からないけれど、そんなにたくさんあるとこじつけではないかと疑ってしまう。

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ミニコラム

++Night Dive++

本当は資格(?)を取るか勉強してからの方が安全なのだろうと思う。
私たちはインストラクターのサクちゃんがいたので潜ってしまったが・・・。
今はOpenWaterしか持っていないので、これからもう少し勉強しても良いかなと思っている。

ピクシーウォールではマンタは見れず。(G.B.R.)

朝一のダイビングは気分がいい!

朝の7時半に海に飛び込むと30mの透明度の海を満喫した。カスミアジやバラクーだをはじめとしたたくさんの魚が出迎えてくれた。

ピクシーウォールは、30m程の砂の海底にいくつかの珊瑚礁があり、15〜20mほどの深さからは珊瑚礁の壁がそそり立っている。マンタも頻繁に見ることができるらしいが、残念ながら見ることはできなかった。

●チンアナゴの奇妙な姿。(G.B.R.)

ピクシーガーデンには、チンアナゴがたくさんいた。

砂の海底から顔を出し、立つように縦に細長く魚体をゆらゆら揺らしているのだ。サクちゃんにアナゴだと教えてもらうまで、それが魚だとは気づかなかった。大量に、どこを見ても植物のような細長い10cmほどの縦長の紐(チンアナゴ)がいた。そんなにたくさん見えているからこそ、魚とは思わなかったのかもしれない。

ピクシーガーデンは、25m程の砂の海底から珊瑚礁の壁がそそり立っている感じだ。地形としてはピクシーウォールに似ているのかもしれないが、透明度が低かった(20mくらい)こともあり少し印象が薄くなってしまった。

それにしても、こんなに立て続けにダイビングすると特別に印象に残ったものや場所以外は思い出せなくなってしまう。今更にして、ダイビングの数値的なログだけでなく印象や感想などもちゃんと書いておくべきだったと後悔だ。これからのダイビングでは、雑感も書き込んでいきたい。

●ピクシーピナクルは魚の楽園だった!(G.B.R.)

バラクーダの群れやギンガメアジやロウニンアジの大群、色とりどりのバタフライフィッシュなど。
熱帯魚というイメージどおりの魚の多くが生息し、水族館の水槽を海にぶちまけたかのような混雑ぶりだった。

30mほどの海底からそそり立つ大きな珊瑚礁で、ライオンフィッシュやアネモネ、バラクーダなども多いことで有名らしい。
こんなに魚に囲まれてダイビングできるのは、後にも先にもないかもしれない。

船に戻ってからログを付ける際に、サクちゃんがたくさんの魚の名前を言ってくれた。ガラスハゼ、チョウチョウコショウダイ、フエヤッコダイ、ヒメフメダイ、ゲンロクダイ、ハナタカサゴ、イッテンチョウチョウウオ、ソメワメヤッコ、ピラニザ、ロクセンスズメダイ・・・余りに多すぎて何だかよく分からないくらいだ。


●青海亀と初遭遇!一緒に泳いだ!(G.B.R.)

ナイトダイブで潜ったチャレンジャーベイは最高だった。

待ち望んだ亀(アオウミガメ)とも遭遇し、甲羅を触らせてもらった。1mほどもあり、とてもかわいいというか・・・他の魚とは違う生き物だと勝手に実感した。ともかく亀はかわいい。私は魚ではなく亀ファンになってしまった。

他にもドクウツボを初めて見たり、白くて長い奇妙なナマコ(?)にも出会った。白くて長い奇妙なナマコ(?)は2mほどもあり、半分透明な姿だった。先端には口があるようで、触手のようなものがクネクネと動いていた。何だかクラゲやヒドラみたいでもあるが、よく分からない。

夜なので出会った全てが幻想的でもあり、ようやく亀に出会えたこともあり、とにかく今までで最高のダイビングと感じた。

ちなみに翌日の早朝に再度潜った際には、イカの仲間であるコブジメやホワイトチップリーフシャーク、そしてたくさんのドクウツボなどに出会った。透明度も35mほどと高く、ダイビング前にデッキから海を眺めていると息継ぎに出てくる亀の姿も良く見えた。

●海蛇や亀と出会ったライトハウス・ボミー。(G.B.R.)

ライトハウス・ボミーは、2つの大きな珊瑚からなる。1つは30mほどの海底から15mほどまでの珊瑚で、もう1つは5mほどまでそびえ立つ珊瑚だ。

タイマイ(亀)に出会えたことも良かったし、ウミヘビも初めて見た。ウミヘビの姿を見たときは、陸上にいる毒蛇を想像し噛まれたらどうなるのかと怖かった。後で調べたところでは、魚のウミヘビ類は無毒であるらしい。これで次回は安心して近くまで行けそうだ。

クロスジリュウグウウミウシなど、ウミウシもかわいい。
逆さまになって泳ぐイエローデビルも愛嬌があった。暗いところに住む魚で、そのうちに上下が分からなくなって逆さまに泳ぐようになったという話もあるようだが正確なところは分からない。

雷のように光る貝(そんなに明るいわけではないが、雷状の光る線が体を取り巻いている)もいたりと、見所の多いポイントだった。

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コッドホールは大物の巣窟!!(G.B.R.)

ホワイトチップリーフシャークの群れ。
ジャイアント・ポテトコットたち。
とてもかわいいハリセンボン。
1m以上もあるカスリハタたち。



いろいろな魚が目に付いたけれど、とにかく大きい魚もたくさんいた。サメが群れで泳ぎまくっている姿も印象的だった。

コッドホールは、25mほどの深さの場所から7mほどの場所まで斜面にたくさんの珊瑚礁がある。斜面と言うよりは、珊瑚礁と珊瑚礁の間にいくつかの砂の海底があるといった感じかも知れない。
とにかく1つ1つの珊瑚礁が大きく、大きなくぼみがたくさんある。珊瑚と珊瑚が近くにあり、間に入ると隠れられるような場所もたくさんある。大きな魚も身を隠せるようなそういった環境が特徴的なのだろうか。

コッドホールはG.B.R.随一の人気スポットだが、訪れるためには3泊以上のクルーズに乗るか、飛行機でリザード島に行くなどする必要がある。そんなわけで行くのも大変なのだが、人気がある理由が幾分だけ分かった。
もしかしたら他のポイント(多くの国の様々なポイント)で潜ると、その理由がようやく分かるようになるのかもしれない。私たちはたった6本だけのダイビング経験だけでクルーズに参加した。だからサメの群れなどもコッドホールででは普通のことのように感じた。世界中の様々なポイントはどうなっているのだろう。さらに今後もダイビングをする意欲が湧いてきた!

透明度は40m以上あり、遠くにいる魚までもが見えた。
ただし、1本目はとても潮流が速く、残念ながら空気の減りも早くなってしまった。2本目はドリフト・ダイビングということで流れの上流までゴムボートの艀で運んでもらいダイビングを開始した。
ドリフト・ダイビングは初めてだったが、とにかくラクチンだ。ただ、浮遊していれば勝手に流れがあちこち連れて行ってくれる。こんなラクチンダイビングをまたしてみたい。ちなみに2本目はそれほど流れは速くなかったようだ。
また、コッドホールは魚を抜きにしても珊瑚礁だけでも美しい。珊瑚礁の美しさを眺めていると大きな魚にも遭遇するといった感じだ。う〜ん、贅沢贅沢。またこういったクルーズに乗りたい!

次にチャンスがあるのは、ダイビングのライセンスを取ったタイだろうか。どこになるかまだ分からないが待ち遠しい!!

鼻息も荒く、コッドホールへ潜る!(G.B.R.)

あと最後2回のダイブとなると、みんな興奮気味で船全体が鼻息荒い。
そう、待ちに待った一番のハイライト、コッドホールに潜る時間がやってきたのだ!

私も興奮し、船の上から海を見下ろす。海中も最高にきれいだが、上から見下ろすのも素晴らしい。
水面は青、エメラルドグリーン、ライトエメラルドグリーンなど様々な色合いが混在して美しい。丸く青い地球そのものをイメージできる。

そして、みんな1人ずつポーズを取ってスタッフの撮影するビデオに収まり、海に消えていく・・・。

おおおおお★☆
すごい透明度、すごい世界!
風景を写真に撮っても入りきらないほど雄大である時があるが、まさにこれがそうだ。広すぎて大きすぎて目に焼き付ける方法以外は存在しないのではないかと思う。
そこはまるで竜宮城。遥か昔に何かが存在していたんじゃないか?と思ってしまう世界が広がる。モノクロの珊瑚が遠めにたくさん目に飛び込んでくる。

流れが強い。
前を泳ぐタカやサクちゃんも私と同じように横に流されている。無駄な抵抗のようだ。なんだかおかしくてつい笑ってしまった。

足をバタバタさせてたくさん泳いだ。こんなに一生懸命泳いだダイビングは初めてのことのように思う・・・。

2回目ダイブのドリフト・ダイビングはオートマチック・ダイブだ。
フィンを動かさなくても立ったまま浮いていれば自動的に流れが身体を運んでくれる。魚も珊瑚もオートマの動きで観察ができるのだ。面白すぎる!!

巨大でヌボーっとした表情のポテトコッド。しかもカスリハダとチャイロマルハタの2種類がお隣同士でヌボーっと浮いているのが見れた。とってもかわいい!本当はもっと活動的らしいのだが、このときは本当、"ぼーっ"としているだけだった。

船に戻る前に水深5mの高さから最後のコッドホール世界を楽しんだ。
水中世界を見下ろすと感動が舞い戻ってくる。そこはまるで水中じゃなく、地上の世界のようにも見えてくる。珊瑚は山に、砂地は川や湖、道に見える・・・。

ダイブクルーズ中の生活全般について。(G.B.R.)

「ダァイビィ〜ングッ!」

リチャードの楽しげな声に反応して、ダイバーたちが牛のようにノソノソと現れる。簡単にダイブポイントの説明を受けて、嬉々として海に飛び込んでいく。

「チリン、チリン、チリィ〜ン!」

食事の準備ができたとの合図の鐘に反応して、ダイバーたちがハイエナのようにワサワサと現れる。食事の鐘が鳴る前から、船内にはおいしい香りが漂い始めるので皆がまだかまだかと待ち焦がれているのだ。そして笑顔の食事が始まる。

その他の時間は、のんびりしたり寝たりと少しでも体力の回復を図っている。朝からダイビングが可能なので、ほぼ全員が夜も早く寝てしまう。

つまり、クルーズ中の時間のほとんどは、ダイビングと寝ること、食べることに費やされるのだ。なんて贅沢な時間なんだろう!

●打ち上げパーティ。(G.B.R.)

残念ながら全てのダイビング、14本が終了した。
船上に上がった者から、ビールやワインを飲み始める。いつもとは雰囲気の違うダイビング後だ。

「チリン、チリン、チリィ〜ン!」

シャンパンが用意され、上層(2階)の団らんスペースに全員が集まる。

シャンパンを飲み干すと、ゲーム大会が始まった。脇ではシェフがバーベキュの準備を始め、大量の肉を焼き始めた。
既にスナックは大量にテーブルに乗っており、全員が無事に、そして素晴らしいクルーズを満喫できたことを祝いながら舌包みをうった。

言葉が分からなくてもできるような単純なゲームで、とても盛り上がった。ドイツ人の新婚カップルは、2つのゲーム(1つは男女別)とも活躍していた。ブラジル、アメリカ、イギリス、日本・・・まさにいろんな国からダイバーが集まり、数日を共に過ごす。
インターナショナルであることは同じだが、安宿のバックパッカーとはまた違う世界だった。

パーティ後に余った肉を海に投げると、ライトで集まっているたくさんの大きな魚が争って食べた。2mほどもあるサメなども来たが、サメはそういった肉は食べないようだった。こんな風に餌付けができてしまうのも、クルーズならではだろう。

翌朝にコーンフレークを撒くと、かもめがたくさん来た。糞を落としてしまうと掃除をするクルーには申し訳ないのだけれど、とてもかわいかった。

●素晴らしいクルーとの別れ。(G.B.R.)

とても親切でチームワークの良いクルーたちだった。
多くの作業に全員で取り組み、あっという間に終わらせていく。心地よい空間だった。

乗客全員に気を配っていることが実感できたし、毎日のベッドメイキングから共有スペースの頻繁な清掃まで行き届いていた。ジョークを言って楽しませてくれるクルーも多かった。
船を離れる直前に、乗客全員の集合写真を撮ってもらった。そして、いつの間にか逆に多くの乗客がクルー全員の集合写真を撮り始めた。これは、素晴らしいクルーたちだったからだろう。とても気持のよい瞬間だった。

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ミニコラム

++いたれりつくせり++

クルーズに参加する場合は、お菓子や飲み物などを持参する必要は全くない。

ともかく全てが揃っているので、身体とお金(当たり前?)だけ持っていけば良い。

私たちは4リットルワインを持参して、ほぼ全て持ち帰った・・・。

リザード島の美しいビーチ。(リザード島)

リザード島には、クルーズ船"SUPER SPORT号"からゴムボートの艀にて移動した。

ビーチの沖合いには、スピードボートや数多くのヨットなどが停泊していた。こんな美しい島にヨットで訪れることができたら楽しいだろう。

リザード島のビーチはとてもきれいで、海も澄んでいた。このビーチでスノーケリングをしたら、とてもきれいな海を実感できるだろう。
私たちは小1時間ほど過ごしただけだが、この島には高級ホテルとキャンプ場がある。

この島からだとコッドホールへ日帰りダイビングができるらしい。もっとも、この島に滞在したらダイビングに出かけるよりものんびりと美しい島を満喫する方が贅沢なのかもしれない。飛行機で飛んでくるのが普通の訪問方法らしく、滞在者も少なくお金持ちのリゾート地のようにも感じた。

島はそんなに大きくないようで、3km四方ほどの大きさだ。時間があれば歩いて一回りもできそうな感じだった。空港とホテル、キャンプ場以外は何もないようなので大自然を感じるトレッキングになるだろう。

●どこまでも続く珊瑚礁を空から眺めて。(G.B.R.)

滑走路を離れると、すぐに美しい薄い水色の海が視界に飛び込んでくる。

セスナ機専用の飛行場なのだろうか、リザード島の空港は小さい。待合室も木造の屋根があるだけの小屋1つだ。

飛行場の端に停まっているセスナ機に、歩いて近づき乗り込む。セスナは操縦席の2人分の席を含んで10人乗りだった。今まで乗った中で、1番小さな飛行機だ。
ほとんど揺れずにふわりと飛び立ち、安定した飛行でケアンズまでにスルーッと着陸した。風がなかったこともあるかもしれないが、大きな飛行機に比べてもとても快適だった 。
ただし、窓が大きいので直射日光がとても暑かった。エアコンが間に合っていなかった。

ちなみに通常は、ダイビング後は1日ほど飛行機には乗ってはいけないことになっている。ダイビング中に体内にたまった窒素が抜けきらないうちに、気圧の低い高所に移動すると危険があるためだ。そのため、リザード島からケアンズへの移動は、特に低空を飛行する。


低空を飛行するので、ダイビングで潜ったリボンリーフなど海の色や珊瑚まできれいに見ることができる。途中、珊瑚礁で座礁した船の朽ち果てた姿なども見ながら、きれいな景色を堪能できた。

G.B.R.に心うたれて

「世界ぷらぷら」というタイトルをやめて「ダイビングぷらぷら」にしようか?
そんなことを2人で話してしまった。
それは半分冗談で半分本気だ。
それほど2人ともダイビングに、はまってしまったようなのだ。

インストラクターの資格を取れば、趣味を仕事にして毎日のように潜れる。
それは簡単な話ではないが、理想として、または未来の選択のひとつとして考えるようになった。
そう、このクルージングを通して、ダイビングがさらに好きになったのだった。

青く透き通る、澄明な海。それは本当に私たちを魅了させ、感動させてくれた!
あああ、生きてて良かった〜。(笑)

ケアンズ空港からの帰途。(ケアンズ)

バスでダイブショップのDIVERSNETまで送ってもらった。
まさに最初から最後まで至れり尽くせりで、本当に自分はラクにしていれば良いだけという快適な数日間が終わった。

ダイブショップ内で数日間の幸せな時間を振り返りつつ、預けていた荷物を受け取った。
荷物の整理をして、雑談をし・・・いざ背負って宿探し!ダイブショップの入り口を出た途端に「暑い空気と重い荷物」が現実として襲ってきた。その突然の環境と心境の変化は余りにも大きかった。

そう、ダイブクルーズで過ごした数日間は本当に幸せで贅沢だった。こんな時間を持つために、また節約に励むことができる。美しい自然と、Mike Ball、サクちゃんなど皆に感謝だ。

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