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アムステルダム中央駅行きの電車を間違えて。

アムステルダムの空港に到着する。
入国手続きは意外に簡単。というか、何もないのと同じ。

パスポートを出し、待つ。
数秒後にスタンプが押されて返される。

たった、これだけなのだ。
荷物を受け取り、カスタムを通過する際にも特に何もなかった。
いやぁ〜、ありがたい。

すべては順調にすすみ、小雨の降る外を眺める。
ああ、宿探しが面倒だ。
以前はユースホステルに泊まったが、WIFI接続はできないようだった。WIFI接続にてインターネット接続できる宿に泊まりたい。それが唯一の希望だ。

アムステルダムには、キッチン付きの宿も少ないようで、とにかく宿のレベルとしては低い気がする。それなのに、値段だけは高いのだからどうにもならない。
まぁ、街自体に人をひきつける魅力があるのは分かる。週末になると旅行者も増えるようだし、宿代も上がる。コーヒーショップなどは、本当に人を集めるという意味では大成功なのだろう。
特に危ない感じもしないし、観光を産業とするうえではとても大きな成功への政策かも!?
そんなことを思っているうちに、チケットを買いホームに下りる。
ほとんどの「チケット販売機」はクレジットカードなどのみに対応し、現金に対応していない。不便すぎる。はっきり言って、両方対応にするべきじゃないの・・・?周辺にATMも見当たらないというのに。
現金で買える販売機が1台だけあったものの、コインしか対応していない。私はユーロ紙幣は持っているものの、コインは持っていなかったので、仕方がなくクレジットカードでチケットを買う。
まぁクレジットカードを使わない理由はないのだけれど、なんとなく「不便だなぁ〜」という気がしてならない。

アムステルダム中央駅行きと出ているホームに下りる。
なんだか20分遅れの電車があるらしい・・・。その表示は見ていたのだが、次に来た電車に、確認もせずに電車に乗り込んでしまった。

(そのうちに着くだろう・・・。)
空港からアムステルダム中央駅までは、20分ほどで着く。しかしいつになっても到着する気配がない。
(間違えたかな・・・?それとも中央駅を越えてしまったとか・・・?)
「すみません。この電車は中央駅に行きますか?」
「行かないですよ!」
(ああぁ〜、やってしまった〜。)
ヨーロッパに着いて早々、失敗をやらかすとは。
でもまぁ、一人なのでそんなに失敗も気にならない。戻る電車に乗って、なんとか中央駅にたどり着けばいいだけなのだ。

15分くらいすると中央駅行きの電車がやってきたので乗り込む。
さて、気になっていたチケットの確認係がやってきた。チケットの確認は、やってこないことの方が多いのだけれど、こういう時には現れるものなのだ(笑)。私の持っているチケットは空港から中央駅行きのもの。明らかに路線が違う。
「間違えて電車に乗ってしまい、今、中央駅を目指しているところです。」
「間違えちゃったのか・・・(笑)。この電車は12:28に中央駅に着きますよ。」
親切に教えてくれて、チケットを買わされることもなかった。きっと、本当のルールならチケットを買いなおさなくてはならないのだろうけれど、親切な係官で良かった。

無事に中央駅に到着し、宿探しを始める。
はぁ・・・雨が降るヨーロッパ。
今日はバレンタインだった。それにしても、寒いし、暗い。

やる気を出さなくてはならないのに、気が乗らないスタートだ。

●自転車が多い街!?(アムステルダム)

アムステルダム市内には、歩道とともに自転車専用の道も用意されている。
そして、あちこちに自転車置き場もあるし、なんといっても自転車がどこにでも置かれている。

イタリアのヴェネツィアほどではないけれど、水路も多く、多くの建物が水路に面して、また水路の上に建っているかのようにも見える。そんな古い歴史を感じされる街なので、当然のように細い道がくねくねと続いたりしている。

その細い路地を自転車が走り抜けていく。
そう、自転車が便利だからこんなに普及しているのだろう。

健康のためとか、経済的な理由とかではないと実感できる。
ヨーロッパでは、自転車が多く利用されている国が多いけれど、アムステルダムでは自転車こそが合理的な気がして、ちょっと嬉しくなった。

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●鐘の音がヨーロッパを思い出させる。(アムステルダム)

早朝になると教会の鐘の音が特に響いてくる。
アムステルダムとはいえ、さすがに早朝になれば喧騒が収まっているのだ。

体調が悪いので、1日のほとんどの時間を部屋で過ごす。
居心地の良い部屋ではないので、憂鬱な気分になりがちだが、この鐘の音を聞いて実感する。

(そうだ。ここはヨーロッパなんだ・・・。)

タイから一瞬にして遠いヨーロッパにやってきたということが実感として分かっていない。鐘の音を聞くときだけ、ようやく再確認できるのだ。

日本にいて、日本を実感させるような「音」ってなんだろう?
イスラム圏ならもちろん「アザーン」がある。

お寺の鐘の音なんて聞こえてこないし。
夕方になると、子供が帰るようにかサイレンが鳴る地域がある、そんなものだろうか。
そういえば学校のチャイムも日本以外で聞いたことがないけれど、海外ではどうなのだろう。

今の私には日本を連想させる「音」が思いつかない。
けれど、きっと日本を旅行する人たちには「音」が聞こえているのだろう。

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