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Bosnia-and-Herzegovina 
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

 2006.06.27 〜 06.28 モスタル
 2006.06.28 〜 06.29 サラエヴォ

 

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ関係リンク
ボスニア・ヘルツェゴヴィナのホテル
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの移動
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの写真

 
  【ボスニア・ヘルツェゴヴィナでは・・・】 暑かったのでモスタル、サラエヴォと駆け足で通過。モスタルにのんびりすれば良かった。
【感じること】 戦争の傷跡はまだ消えていない。これから観光も盛んになりそうだが、まだ安全にどこでも旅できるわけでもない。
【お気に入り】 とてもこじんまりした街で、のんびりしているモスタル。でも、世界遺産の旧市街は大した事はない。
【お勧めは〜】 ボスニア・ヘルツェゴヴィナには、まだ行かなくても良いかもしれない・・・。
 
スタンプもなし?(ドブロヴニク-モスタル)

相変わらず荷物代を別途徴収する。

しかも割と高い。荷物代を別に取るって、持ってない人と持っている人を差異化するという点では合理的に思う。ただし、重さとか距離とか一切関係なく、1回預けたらいくら、というのもどうかと思う。考えて見ると、中国でも荷物代を請求されたことがある。共産主義と関係があるのか!?

ともかくもそうして荷物を預け、快適なバスに乗り込む。
モンテネグロから乗ってきたバスの方が快適だったが、まぁ贅沢は言えない。こちらのバスもなかなか良い。時刻通りにバスは8時に出発し、西に向かう。

うとうとしながら車窓を見ているが、赤い屋根とアドリア海の美しい海という構図はどこまで行っても変わらない。旧市街だけでなく、新市街などでも全て同じように見えるのはなぜだろう。やはり、白人の好みが青い海に白い壁、そして赤い屋根なのだろうか。それとも何か明確な利点か必然性があるのだろうか!?

海から離れてしばらくして、いつの間にか国境についたらしい。
パスポートを出す。チラッと見られただけで終わり。この辺の国境はどこもそうだが、スタンプを押そうともしないし入国日の確認すらしない。日本のパスポートと言うこともあるのだろう。近隣国やEU諸国のパスポートはともかくとして、こんなにすんなりアジア人でも通過できてしまうのだから中国人などが偽造パスポートを欲しがるのも分かる。
出国なのでスタンプはいいやと思って、そのまま通り過ぎる。実際のところ、スタンプの有無が問題になることはないのだろうか。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナのイミグレも同様に簡単に終わる。やはりスタンプは押されない。誰のも押されていないようだ。ちょっと出国時が怖くもあるが、このままで行くことにする。誰も押されていないのだから、出国時も特に問題にはならないのだろう・・・。ちょっと日本で考えると不思議だ。日本なんか、このまま直前の国からの出国スタンプがない状態で空港に着いても問題はないのだろうか。そこまでは見ないのかな?

なぜか中途半端な10時という時間に休憩。
30分ほどバスでウトウトしていたが、ボスニアのお金も持っていないし、こんなに休んでどうしろと言うのだ。もしかしたらユーロが使えるお店だったのだろうか。

モスタルに近づいてくると、川がきれいに見えてくる。そして、その通りにその川がモスタルに流れている川だ。川の近くの宿に泊まるなら、飛び込みたいくらいだが、なぜかいつも川や海からは遠い宿になる。場所を敢えて選ばないからだろうが、今日は代わりにバスタブに入れたので良いとする。
バスタブと蒼くきれいな川だと随分と違うけれどなぁ〜。


●国連平和維持軍がいる町。(モスタル) ※NATO部隊?

街中で軍服を着た3人組みがいる。
んっ?なんだろう。ボスニアの軍隊か警察だろうか。今は大きな問題はないようだが、過去が過去だけにちょっと気になる。

近づいて見ると肩には、GERMANY の文字が。
そう、国連の平和維持部隊の人たちだ。不思議とドイツ軍と分かると怖い気がしない。日本の自衛隊とかも送だけれど、規律が取れているイメージがある。途上国だとそうはいかない。警察よりも性質が悪いのが軍隊だったりする。だって、1番強くて止められる集団が国内にいないのだから。本当に、権力を笠にきて、また、武器を持っているような集団とは関わりあいたくない。

他にもフランスの部隊の人たちもいた。
この街にも駐留部隊がいるのだろうか。それとも近隣から世界遺産を見に休暇でやってきたのだろうか。偶然かもしれないが、見かけたのは全て3人組だった。何か内規と言うか、安全のためにルールがあるのかもしれない。

モスタルでもセルビア人が破壊活動をしたらしい。建物にはあちこちにその面影があるし「橋」自体も壊されてしまったらしい。今はユネスコの協力にて復元されているけれど・・・。
1993年と刻まれた大量の墓石も印象的で、とても胸に迫る。来る前から知ってはいたけれど、それなのに心が押しつぶされるように感じるのは、景色や建物などとは違って、私の心に直接に入り込んでくるからだ。


橋の両岸に刻まれた「Don't Forget!」「Don't Forget 1993!」の文字。悲しい現代史の1部だ。

●世界遺産巡りと化してきた最近。(モスタル)

東欧に来てから、やたらと世界遺産を見ている。
ヨーロッパには、そもそも世界遺産が多いというのが理由だろう。

いくつかの選択肢があって、どちらでもいいや、という場合には世界遺産のほうに足を向けてしまう。それに何と行っても、何となく行ったら世界遺産だったということもある。

最近では、大して印象的でもない世界遺産の方が多いぐらいで、ヨーロッパに入る前に世界遺産について抱いていた印象は大きく崩れ去った。そう、ヨーロッパ以外の世界遺産は、明らかに「凄い!!」というようなモノばかりだったのだが。
もちろんヨーロッパの世界遺産も凄いのは凄い。ブダペストやスピシュ城などは気に入ったし、チェコなどにも期待している。まぁそんなものなのだろうなぁ。

ちょっと考えただけで下記を訪れている。もしかしたらもっと見ているかもしれない。
個人的な歴史背景を考えない「パッと見の印象」を☆5段階で評価してみる。

リラの僧院/ブルガリア ☆☆☆☆
シギショアラ/ルーマニア ☆☆☆
ホッローコー/ハンガリー ☆
ブダペスト/ハンガリー ☆☆☆☆☆
スピシュ城/スロヴァキア ☆☆☆☆
オフリド/マケドニア ☆☆
コトル/モンテネグロ ☆☆☆
ドブロヴニク/クロアチア ☆☆☆☆
モスタル/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ ☆☆

う〜ん、満足度の比較で、旅の初めの頃に訪れた世界遺産を書き出して見る。好奇心の磨耗とか、慣れとかいう問題だけでなく、有名度も違う気がする。でも、比較して見ると、そんなに差はないかな??

キナバル山/マレーシア ★★★★
グレート・バリア・リーフ/オーストラリア ★★★★★
エアーズロック/オーストラリア ★★★★★
ルアンパバーン/ラオス ★
ワット・プー/ラオス ★★
ボルブドゥール遺跡/インドネシア ★★★★
アユタヤ/スコータイ遺跡/タイ ★★★★
カカドゥ/オーストラリア ★★★★
アンコール遺跡/カンボジア ★★★★★
ホイアン/ベトナム ★★★

●スーパーを巡るに当たって。

途上国では往々にしてあるが、万引き防止のために人が後ろを着いて歩いてきたりする。はっきりいって、ゆっくり買物も出来ないし気分が悪い。そんな場合には、すぐにお店を出てしまうことが多い。周囲のお店全てが、そういうシステムの場合には仕方がなく諦めるけれど。

そんなに万引きって多いのだろうか。本当にいつも思う。日本でも万引きが多いとは聞く。棚卸しても数が合わないとかは、ありそうな話だ。
監視する人件費が安い場合は、監視させると言うのもありなのだろう。日本では、イチイチ監視する人を雇うと、とても高くついてしまうものな。それに何といっても、顧客からクレームが大量に届きそうだ。そうなってしまったら、営業的にも問題があるだろうし。

さてさて、ところで万引き防止に監視がつく件だが、アジア人だけについているのだろうか。怪しいと思う人だけについているのだろうか。可能なら全員の動きを見ているのだろうか。

次にそういうお店があったら様子を伺ってみよう。

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ミニコラム

++ホテル予約++

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ミニコラム

++ネットカフェ++

橋の西岸に行くとネットカフェがあるが、ワイアレスLANにセキュリティをかけていない。
近くに行けば使い放題。ただし、ネットカフェにしては遅い。

※ボスニアでは遅さは我慢か!?


ミニコラム

++モスタル宿++

客引きが随分いる様子。宿に心配しなくても大丈夫。
安宿はそれほどないので、今はプライベートルームが主流なのだろう。




 

●墓、墓、墓・・・。(サラエヴォ)

サラエヴォに来た。



何と言っても名所旧跡よりも、戦争後ということに興味がある。
ニュースで見た場所、ニュースで見た結果。それらが目の前に現実の姿となって残っているのだ。もちろん、ただの野次馬的な気持ちだとはわかっている。

多くの痕跡は消されているし、復旧されてもいる。それらをおいても雰囲気があるのではないかとも思った。危なすぎる場所には行きたくないけれど、サラエヴォならば・・・。

まずは宿を決めて、オリンピック・スタジアム隣にある墓場を目指す。いきなり着いた早々に、墓を目指すのもどうかとも思う。カメラを持っているのもサラエヴォの人には印象が悪いかもしれない。そんな、もしかしたら余計かもしれないことを考えて、カメラをポケットの中に隠す。
地図で見ると意外と遠いようだけれど、歩いてみるとすぐに辿り着いた。まずは墓石ではなく、オリンピック・スタジアムと付近にある塔だけが見えてくる。

あぁ、白い墓石。
本当に並んでいる。聞いたとおりだし、イメージ通り。
普段は「イメージ通りだ」と思うと、それ以上に感じることは少ない。でも、人間の生死に直接かかわることだ。だからか、とても心に迫るものがある。ゾクゾクする。鳥肌が立つ。

変な人間かもしれないが、その墓場の中にしばらくいたいと思った。私にとって、素直にそうやって感じられることは少ない。戦争について、生死について、そこで感じられたら・・・。散策し、木陰にたたずむ。
だからなんだと言うこともない。サラエヴォの人にとっては失礼なことかもしれない。でも、私にとっては貴重な時間だったように思う。特に最近のように感じることが減っているような自分には。

一部の感覚が麻痺している様子があるけれど、まだ自分にとっての生死の感覚は麻痺していないようだ・・・。

●スナイパー。(サラエヴォ)

"スナイパー通り"も同様に思う。
高層ビルから狙撃されるなんて実感できない。

マンションや高い建物の多くには、未だに銃撃の跡がたくさん残っている。消しきれないのだろうか、そんなものは見ていたくないだろうに。それこそ、感覚の麻痺だろうか。他人が思うことでもないが、その銃撃の跡は、心に多くを思い起こさないか・・・。

狙われる可能性がない今、歩いてみてもどうも実感できない。
恐ろしいとは思うけれど、実感が伴わない。理性の理解と、本当の気持ちの面での理解の相違だ。

ニュースを見た時に、いくつかの疑問がわいていた。
(なぜこのようなことが許されるのだろう。)
(狙撃する人は何を思っているのだろう。)
(セルビア人が悪いのか?それとも?)
・・・
そんなたわいもない疑問を持った自分が、まさかその場所を訪れるとは思っていなかった。
それらの疑問の回答は、訪れたからと言って突然に現れるものでもない。ただし、そこに行ったことによって新たに興味がわき、あの戦争について調べるきっかけが出来た気がする。それによって、自分にとっての回答がでるのが1番なのだろうと思う。

●イヴァナ(ヤスナ?)の宿も嫌、安宿もイマイチ。(サラエヴォ)

サラエヴォ?
サラエヴォについて何を知ってる?

日本人の長期旅行者にとって何が有名って、それはイヴァナもしくはヤスナと名乗っている女性だろう。
プライベートルームの提供者で、バスターミナルや駅で客引きをしているらしい。私は会ったことがないので"らしい"としか、分からない。

さてさて、なぜ有名なのか。プライベートルームなんてたくさんあるのだから、それだけでは有名にはなれない。

そう、"夜這い"というか"セクハラ"が有名なのだ。男が1人で泊まると必ず迫ってくると言う・・・。もっとも、より力もあるであろう若い男性に対してであるから間違いが起こることはない、と思うのだがその辺のことは分からない。何らかの被害者がたくさんいるから噂にもなるのだろうけれど。
そんなところには泊まらなければいい。しかし安いらしい。しかも安いのにご飯もつくらしい。そういった特典に釣られて行ってしまうのだろうか。まるで蟻のように・・・(笑)。

私がサラエヴォのバスターミナルに降りたときに、彼女はいなかった。というか少なくとも声を掛けてはこなかった。バスターミナルのすぐ隣にある駅まで歩き、ホステルを紹介してもらう。
サラエヴォは、まだ安宿が開発されていないので、選べるほどの宿がない。そんな影響もあるのだろう。行った先は、凄く小汚いホステルだった。他の宿を探そうか、でも特にアテがあるわけでもない。街を見終わったらすぐにサラエヴォを出れば良いさ、と割り切って泊まることにする。

当たり前のように白人ばかりが泊まっている。だからして、キッチンは最悪に汚い。部屋も荒れている。以前はそういうことを余り気にしないで泊まることができた。私も歳をとってきたのだろうか・・・。

●旧市街はやはりテーマパーク"ノリ"。(サラエヴォ)

旧市街がある。
他の街でも、私が訪れるどこの街にでもあるので新鮮味がなくなっている。

近くにある図書館の跡などは、戦争後に屋根だけ修復したらしい。美しい外壁だけが残っていて、夜にはライトアップもされているしとても印象的。そういったような戦争に関わりのある場所には興味が行く。

旧市街は小さい。そして、他の街の例に漏れずに完全な観光地と化している。石畳の道、古い建物。飽きてしまった私には刺激がないが、散策を楽しんでいる人も多いし、やはり印象的で良い雰囲気なのだろう。

それにしても思う。中国と欧州って何か似ている。
雰囲気が似ている?
街が似ている?

そんなことはない。中国と同じように、同じような街がたくさんあるということ。違うのは、大きさ、古さ、そしてどれくらい整備されているか。まだ西ヨーロッパの国には行っていないので結論を出すには早いかもしれないけれど、どうにも同じに見えて仕方がない。日本の街も、京都などを除けば外国人には同じに見えるだろう。

日本の京都なども含めて思う。
旧市街を観光資源にする心。旧市街を求める心理。懐古趣味だろうか。なぜそういうものを見たがるのか。
古きよき時代?
現実からの逃亡?
やはり旅と同じで"非日常"を求めているのだろうか。
非日常は過去である必要はない。歴史である必要もない。でも多くの人に訴求力を持つのは、美しい景色であり歴史ある街であり、分かりやすい何かなのだろう。

観光客が溢れ、ビールを飲むテーブルが道を狭くする。その中でハンバーガーを食べる人、ピザを食べる人。そんな欧州ではありふれた光景が、ここでも今夜も展開されていく。

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ミニコラム

++外食++

旧市街は完全に観光地。全てが高い。

離れた場所で食べるか自炊がオススメ。

 

 

 

 

 

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++墓++

オリンピックスタジアムの周辺にあるお墓だが、戦時中にお墓まで埋めにいけずにやむを得ず埋め始めたのがあそこらしい。
それでも、埋葬する際には朝夕などを狙い、常に危険にさらされていた。


 

 

 

 

ミニコラム

++スーパー++

大きなチェーン店を見なかった。小さい店ばかりで品揃えも豊富でなく、面白みにかける。

ちょっとした自炊をするだけなら問題はない。