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namibia ナミビア
 2007.10.22 〜 10.22 ヴィントフック
 2007.10.22 〜 10.24 セスリム&ソススフレイ
 2007.10.24 〜 10.25 スワコップムント&ワルビス・ベイ
 2007.10.25 〜 10.27 ヴィントフック


ナミビア関係リンク
ナミビアのホテル
ナミビアの移動
ナミビアの写真

 
  【ナミビアでは・・・】 有名な砂漠地帯のみを訪れた。(北部の野生動物を見るための国立公園には行っていない。) 
【感じること】 厳しい自然ながら、とても美しい。砂漠地帯周辺でも、ゲームサファリではなくたくさんの野生動物が見られる。
【お気に入り】 ソススフレイの砂丘は凄い。
【お勧めは〜】 ソススフレイ&セスリム!! もし、砂漠に飽きていなければ。野生動物を見たことがなければエトーシャ国立公園も。
 


ナミブ砂漠について】

ナミビア海岸低地帯はナミブ砂漠からなり、大西洋岸にそって幅約100〜160kmの帯状に2,000kmほど広がっている。その東側の中央高地は大断層崖(がい)で急激に隆起し、砂砂漠・岩砂漠となっている。乾燥しているが、その周辺には、シマウマやサル、ライオン、キリン、スプリングボック、ジャッカルなど多くの動物も生活している。

ナミブ砂漠の年降水量は51mm(雨季10〜3月)であり、内陸部では降水量はもう少し多い。

その豊富な自然の中でも、特にナミビア南部にある NAMIB-NAUKFLUKT PARK はナミビアを代表する風景として有名。多くの絵葉書などにも使われている。ガイドブックなどでも、ナミビアで1番のアトラクションと書かれるほどの場所だ。

有名なソススフレイへの入口となるのは、セスリムという場所。セスリム周辺には施設の整ったキャンプ場などがある。

ソススフレイの砂丘の高さは325mにも達し、砂丘の広がる地域は32,000SqKmにも及んでいる。 ソススフレイに向こう道の中にある Dune 45 は、もっともアクセスが簡単で、美しい姿をたたえているので特に有名だ。
ソススフレイ地域には、雨季にのみ水のたまる湖などもあり、その周辺には枯れたまま立って残っている木の跡がある。

地球の果てとも表現される


【準備】

ツアーに参加するか、レンタカーを借りる必要がある。 レンタカーの場合、4WDだともっとも奥の砂丘まで行けるが、2WDだと途中で駐車して送迎に乗る必要がある。レンタカーで訪れる場合には、事前にNWRでキャンプ場などの予約をしておいた方が良い。

サングラス
日焼け止め
 日差しが強いので、あったほうが良いかもしれない。


水(ミネラル・ウォーター)
 砂丘を登るのに、サンダルだと余計に疲れる。
  また、砂丘に行く際には、水を持っていかないと脱水症状になる可能性がある。

食料
 国立公園付近には待ちはおろか、お店もほとんどない。
  ツアーでない場合には、町で食料を事前購入する必要がある。

充電
 キャンプ場には電源もないので、カメラなどの充電は事前にしておく必要がある。

懐中電灯
 キャンプ場には外灯もないし、早朝・夜間用に必要。

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アフリカでNo1! そして、枕。
(プレトリア-ヴィントフック)

朝4時にタクシーを予約していたが、タクシーが来ない。
よくない予想が当たった。そんな予感がして、早めの時間をお願いしていたのだ。宿の夜版の従業員は、人当たりは良いし面白いけれど仕事が出来ない。
ともかく起こしてタクシーを呼んでもらう。30分ほど余裕があるので落ち着いていられた。ギリギリの時間を予定していなくて良かった!!

バスは時間通りにやって来る。
しかも、Sleepliner というのは快適だった。アフリカでは間違いなくNo1!!
とはいいつつも日本やアジアの高級バスに比較すると劣る。値段だけ高いのはヨーロッパ系の国の共通だ。
前後幅はソコソコあるので良いのだけれど、気になるのはフットレスト。通常は座席部分、つまり膝の位置が支点となりフットレストの角度が調節できる。しかし、南アのバスは床が支点となっているために角度が調節できない。
まぁ、そんな不都合は小さなことで、気持ちよく身体を休めることができた。朝出発し、景色を見たり、のんびり休みながら夕方に少し遅れてアピントンに到着。

そして、ナミビア行きのバスに乗り換える。
ナミビアの国境まではすぐで、21時頃には到着する。深夜に眠くなった頃に起こされるのは最悪なので、とても助かる。

ナミビアのイミグレーションは、手続きがとても遅く待たされたけれど、全てが順調。
昼間にしっかりと身体を休めることが出来たので、普通の長距離バスでの移動だったが25時間を越える長い移動も少しの疲れで済ますことができた。

到着は朝早い時間なので、バスターミナルの脇にあるツーリスト・インフォメーションも開いていない。
とりあえず、宿に向かって歩き始めた。

ところで話は戻るけれど、バスに枕を持ち込む人が多い。
オーストラリアと同じ。
確かに枕などがあった方が寝やすいのは分かるけれど、出かけるのにわざわざ大きな枕・・・決して旅行用ではない・・・を持って行くと言うのも大らかと言うか、凄いと思う。中には枕だけでなく布団まで持っている人もいるし。

●悩む時間5分。ツアーに参加。(ヴィントフック)

ヴィントフックで宿を決め、宿のツアーオフィスで砂漠ツアーを聞く。
高いツアーは毎日あるが、安いものは木曜日まで待たなくてはならないという。木曜日は3泊後。できれば、そんなに待ちたくない。町自体にも魅力はなさそうだし、何といっても、サッサとナミビアを終わらせたいのだ。

なぜなら、金曜日の夜にヴィントフックを出るバスは、レソトの近くの町ブルームフォンテン行きのバスに接続している。そのバスに乗れればレソトに行く。乗れなければレソトは諦めて南アでのんびりと友人や彼女を待つ。そんな心づもりだ。

町にあるツーリスト・インフォメーションに出かける。
朝8時、スーパーはまだ閉まっている。朝食を買おうと立ち寄ったのだが、月曜日の開店は9時だった。もしかしてツーリスト・インフォメーションも!?

ツーリスト・インフォメーションは開いていた。
聞くと7時半に開くという。少しだけバスターミナルで待っていれば開いたのだ。
「ソススフレイに行きたいのですが、安いツアーで近日中に出発するのはありませんか?」
「ええ〜と。ちょっと待ってね。」
あちこちに電話を掛けてくれる。
電話がつながらなかったり、電話中のものもある。

そして言う。
「今から出るツアーがあるけれど、3泊4日で2,750N$ですよ。」
「2泊3日のはないですか・・・?」
「明日か明後日ならあるかもしれないけれど、3泊4日で2,750N$は安いですよ。」
確かにそうだ。
2泊3日を予定していたけれど、3泊4日に参加するのも良い。
しかも3泊4日のツアーだと、戻ってきた翌日に出発すると、ちょうどレソトに行ける。ナミビアも赤い砂漠(ソススフレイ)だけ見るのではなく、スワコップムントくらい覗いて去るのもいいだろう。
「でも、私、既に今日のホテルにチェックインしてしまっているし、荷物も置いてあるのですけど。」
「急げば間に合うわよ。」
「時間はどれくらいありますか?」
「確認してみます。」
電話をしてくれる。そして、電話を切らずに私に聞いてくる。
「どうします?今、決めてくれないと出発してしまうわ。もし参加するなら車で迎えに来て、荷物を取りにホテルにも寄ってくれると言っているわ。」
(う〜む・・・。)
考える時間もない。
しかし・・・。
「参加します。よろしくお願いします。」

すぐに車が迎えに来た。
そしてチェックインしたバックパッカー宿に向かう。
ツアーに行く旨を告げ、宿泊をキャンセルしたい旨を告げると、レセプションは気持ちよく返金してくれた。ありがたい。返金できなくてもやむを得ないと思っていたが、こういう対応をしてもらえると、とても嬉しくなる。

参加するツアーは、CHAMELEON CITY BACKPACKERS のツアーだった。この町に着いた時に、私は2つの宿を候補にしていた。当初は CHAMELEON CITY BACKPACKERS に泊まろうとしていたのだが、直前になって別の宿に変更した。それは、そちらの宿が「歩き方」にも載っているからだった。運がよければ日本人もいるだろう。そして、日本人とツアーに参加した方が、楽しめるかもしれない。
結果的にはその選択変更をしなければ、もっとことはスムーズにいったのだ。今日は失敗だった。でも結果オーライ。

(ついに砂漠に行けるぞ!!)

●砂漠へ。(ヴィントフック-セスリム)

私が急遽参加することになり、出発が遅れた。
「待たせてしまい申し訳ありませんといって、4WD車に乗り込む。」
私が乗り込んだことで、ちょうどガイドや運転手も含めて10人ということで満車。本当にギリギリの時間でギリギリの人数だったのだ。

車はすぐに町から出る。
サルがたくさん群れている。こんな町の近くにもたくさんの動物がいるのだ。
道路も舗装されていない。すぐに荒涼とした景色になって、砂漠に行くんだという気持ちになる。

朝に到着ということもあり、私は疲れていたのだろう。
車の中でウトウトと眠りにつく。

しばらく走ってから目を覚ますと、もうすでに草木がほとんどない乾燥地帯。
周辺は丘や山に囲まれて、独特の景色だ。
「シマウマだ!!」
「スプリングボックだ!!」
「駱駝だ!!」
他にもたくさんの動物がいる。
ゲームサファリに行かなくとも、こんなに簡単に動物に出会えるというのはナミビアの醍醐味か!?

途中に町はなく、休憩所も売店やトイレ、ガソリンスタンドがあるくらい。
ツアーということもあり、景色の良い場所では写真休憩、動物がいれば写真休憩。たまにはそういうのも良いものだ。

夕方にキャンプ場に到着。
キャンプ場の雰囲気もとても良い。まずは夕日を見に行くのだ!!

※鳥の巣(群れで暮らす)

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ミニコラム

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●ツアーメンバー。

ツアー参加者の自己紹介も終え、名前を覚えるのも一苦労だが、段々と雰囲気がつかめてくる。

イギリス(ウェールズ)人夫妻のトムとレース。トムは外科医とのことで、奥さんの誕生日には毎年旅行しているらしい。2人の英語が最初はちょっと聞き取りにくかった。少し困っただろうが、それでも最初から親切に接してくれた。

同じくイギリス人のエリオット、最年少で24歳。気さくな感じだが、時々考え込んだりしている。ナミビアでボランティアをしていたらしく、アフリカが気に入っているらしい。

ドイツ人のビビ。正しくはビビアンなのだが、普段からそう呼ばれているらしい。親切で、周囲に気を配る優しい女性だ。偶然ながら誕生日が一緒だった。大学に残って研究をしているとのことで、今はその一環で南アのヨハネス南西に住んでいるらしい。

もう1人のドイツ人、ウォルフガング。お年寄りといってもよい歳だが、朝起きると毎日ヨガを行い身体を鍛えている。実際にとても元気で、身体も若々しい。普段はハリーポッターを読んでいて英語に慣れようとしている。このツアーでは、私の次に英語が苦手なようだ。・・・1番英語ができないのは、3人いるガイドの1人かな!?

インド人のサニー。いつも冗談ばかり言って、周囲の雰囲気を良くしてくれる。私もサニーとは随分話した。軍隊で働いているとのことで、コンゴの国連平和維持軍の仕事の合間の休暇らしい。曽祖父から4代続いて軍隊の家系らしい。

あとは、ガイドの3人。
なぜか、うち2人はジンバブエ人。ジンバブエの経済は状況が悪すぎるし、教育のある多くの人は外国に出稼ぎに行っているらしい。彼らに言わせれば、外貨で稼ぎさえすれば良いので現在のジンバブエの状況でも何も困ることはないとか・・・。
ナミビア人が1人。まだガイド見習い中らしい。英語が苦手らしいが、料理担当の彼がいつもおいしいご飯を作ってくれた。

●赤い砂漠。(ソススフレイ)

まずは夕日を見に行く。
ナミビア人ガイドのガブリエルだけが残って、夕飯の準備をしてくれるらしい。
こういうのもツアーの快適なところだ。

キャンプ場から国立公園内に向けた入口に入っていく。
舗装道路で意外なほどに快適だ。砂丘が左右に広がり始め、すぐに車はその近くに寄せられる。もう太陽は随分傾き、夕暮れ時が近いのも分かる。

夕陽の加減もあり、確かに噂どおりの赤い砂丘。
草が生えており、ちょっと砂丘の雰囲気を壊している・・・個人的には、すぐにでも砂だけのきれいな砂丘が見たかった。ともかくも、砂丘をどんどん登る。遠くまで行けば草がなくなると期待し、高いところに行けば、それだけきれいな夕陽が見られると期待してだ。

サニーとエリオットと一緒に登る。
その後もなのだが、歩きになって遠くまで行ったり高くまで行くのはいつも3人だった。
サンダルしか持っていない私には、砂丘はとても登りづらい。サンダルのつま先の方にどんどんと砂が入り込み、足がサンダルから出そうになる。
残りの全員は靴だが、砂が入り込み気持ちは悪いものの、私のように脱げそうになっているものはいない。やはり砂丘に行くには靴があったほうが良い。いまさら用意することも出来ないのでなるべく気にせずに登る。

1つ丘に登ると次の丘が姿を現す。
それが延々と続き、気がつくと随分と登っている。それでも一向に草はなくならない。

振り返ると、夕陽を浴びた背後の山が赤く美しく輝いている。
「Lovely!!」
サニーが呟く。
「Lovely!!」
エリオットも続く。かわいいとかではなく、とてもきれい(素晴らしい)、とかいう意味だ。今回のツアーでは、この単語を限りなく何度も聞き、何度も発した。

もう砂丘の向こうに太陽が沈もうとしている。
赤い太陽が、赤く黒い砂丘に吸い込まれていく。帰りの約束の時間もすぐなのだが、見届けるまで帰る気にもならない。
3人でただ無言で眺めた。

砂漠に来た・・・。
ナミビア最高!!

太陽が沈んだあと、私は1人で走って帰った。
サニーとエリオットはのんびり歩いている。これが性格の違いなんだろうなぁ〜。

車に戻ると、5分も遅れていなかったためか、誰も気分を害してはいなかった。
それでももちろん謝る。

「エリオットとサニーは?」
「さっきまで頂上で一緒にいたけれど・・・、10分後くらいに来ると思う。」
「15分以上遅れたらビールを奢らせよう!」
トムがそんなことを行って笑っている。
ちょっと疲れたビビは、早く帰ってきて欲しい様子で車の中に座っている。

暗くなってからキャンプ場に戻った。
夕飯の準備はほぼ終わっていたが、シャワーを浴びてからということにした。
砂を洗い落とし、きれいさっぱり。

気持ちよくおいしいご飯をお腹に流し込む。
南十字星を見ながら・・・。

軽くビールを飲みつつ雑談し、今日の眺めについて語る。そして、明日以降の期待を語る。翌日は日の出前に出発し、日の出を見る。そんなわけで、全員が早めにテントに入り込んだ。

●この朝日を見るために来た!!(ソススフレイ)

ウォルフガングと同じテントで寝ていたのだが、寒くて目が覚めた。
寝袋には入っていたのだが、上着を着ていなかったのがまずかったらしい。

テントの外に用を足しに行くが、満点の星空。天の川がくっきりと見える。そして、その他の部分も星で埋め尽くされている。寝る前には月が煌々と輝いていたが、いつの間にか月が沈んでいる。月による光害(?)がなくなったために素晴らしい星空に出会えたのだ。

再びテントに入り眠り込む。
ウォルフガングが私を起こす。
「行く時間だよ!」
すぐにお礼を言ってテントから出る。
周囲は薄暗い。肌寒いし、まだ少し眠いがもう行かなくてはならない。

車は舗装道路を快適に進む。
明るくなると国立公園のゲートが開く。キャンプサイトなどから一斉に車がスタートし、ライトが連なって見える。多くの観光客が訪れていることが分かる。
運転手のタフィはスピードを出し、どんどん追い越す。

太陽が昇る時間が近づく。
車は Dune 45 で停まる。
大きい。赤い。そして美しい。絵葉書になるのも分かる。

稜線がきれいにのび、光と影のコントラストがその美しさを際立たせている。

既に多くの旅行者が登りはじめている。
早く登りたい。
急く気持ちが前面に出てくる。

砂丘を登るのは骨が折れる。
しかし朝日を見るためにも急がなくては。
前方で歩くおばさんが遅く、渋滞が出来てしまっている。脇にどいてくれれば良いのにとも思うがやむを得ない。

頂上直前で太陽が昇り始めた。
砂の色が変わる。

辺りの雰囲気も変わり、人々のどよめきが起こる。
旅行者は同じ太陽を眺める。
そして写真を撮る。

サニーとエリオットと更に進む。
太陽が昇ったこともあり、あとは楽しみながら写真を撮る。サニーは本当に写真好きだ。景色だけでなく人もたくさん撮る。いつも、オートではなくマニュアルで撮っているのも彼のこだわりゆえだろう。
それに比べるとエリオットは自分の目で眺める。カメラを持つと、ついファインダー越しにばかり見てしまう自分を戒める。
とは言っても記念の写真も欲しいし、サイト用の写真も必須だ。バランスよく自分の目でも見つめないと。

砂丘を降り、目の前で朝食を取る。
贅沢な朝食だ。
こんな大自然の中で、調理したてのおいしいご飯を食べられるなんて。






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●大砂丘の頂上へ。(ソススフレイ)

朝食を終え、さらに奥に進む。

舗装道路も終わり、4WDのみ走行可能な道に入る。
多くの車はここで止められ、送迎の4WD車で奥へ進むことになる。私たちは気持ちよくそのまま進むことが出来て嬉しい。
左右に砂丘が連なり、稜線が美しい砂丘には、幾人もの旅行者が足跡をつけて登っているのが見える。

足跡だが、風が吹き、翌朝にはきれいになくなる。
だから心配せずとも毎日のように美しい砂丘に戻る。
砂は常に動き、液体のように流れている。
その流動性のある、風によって姿が変わる、そういった面も魅力を高めている。

終点。
道路が終わる。

この先は大西洋までひたすら砂丘のみが続く。

左右に巨大な砂丘がある。
私たちは、デッドフレイと呼ばれる有名な砂丘周辺地帯を目指す。
雨季のあとには水がたまり、美しいオアシスの風景を作り出す。そして、何と言っても枯れて死んでしまった木々がそのままの姿で残っているのもここだ。有名で絵葉書にも使われている。

今度もサニーとエリオットと3人で1番大きな砂丘の頂上を目指すことにした。
かなり高い。
先ほど登った砂丘や昨日登った砂丘は予行演習だったようだ。

他のメンバーは手前の少し小さめの砂丘に登るようだ。

しばらくすると料理担当のナミビア人ガイド(見習い)ガブリエルが追いついてきた。
おそらく3人と一緒に行くようにタフィに言われてきたのだろう。

雨季のあとには湖になることもあるという草木が残る乾燥した湖の底を歩く。
その部分だけは砂地ではなく、とても歩きやすい。

「ここはベースキャンプだ。」
砂丘の丘の1つをサニーが指指しながら言う。
「あそこが第1キャンプ。向こうが第1キャンプ!」
「記念撮影をしよう。」

「頂上には旗を立てるぞ。」
サニーが1本の乾燥した棒を拾った。
「旗?」
「これがオレたちの旗だ!!」
紫色のタオルがいつの間にか旗に変わる。
そして意気揚々と砂丘に取り掛かる。

サンダルのつま先には、昨日よりも砂が入ってくるようだ。
サンダルを脱ぎ、はだしで歩く。底面の表面積が減ったためか、砂がサンダルを履いていたときよりもやわらかく感じる。足が深くまで沈み込む。それでもつま先に砂が入り込み、サンダルが脱げそうになるよりは歩きやすい。

「疲れる〜!」
既に第1キャンプに到着した時は全員が汗をかいている。
意外と息が切れていないので安心しながら頂上を眺める。まだまだだ。

少し休憩を取って、何も言わずに歩き始める。
先ほどまでは1番後ろを歩いていたのだが、今度は気合を入れる。

足跡の少ない稜線を登る。
足を置くたびに、きれいな砂が左右に零れ落ちていく。
その砂の流れさえもとても美しい。

次第に周囲を見る余裕はなくなる。
会話もなくなる。

息が上がってきた。
一気に登ろうとするからだろう。




休憩をすると次に歩き出すのに気合がいる。
とにかく1歩1歩確実に登る。その度に砂が少し流れ、自分の1歩が半歩分の登りにしかなっていないのが分かる。

ようやく丘に着いた。
振り返る。

(おおっ!!白い!!)
先ほどまで見えていなかった砂丘の下にある湖あとが真っ白に輝いている。
「凄いよ!」
「おおぉ〜、白い!!塩の湖か!?」
砂丘の中に広がる水のない白い湖はとても幻想的だ。
細かい黒い点は、この時は分からなかったが枯れた木々の跡だった。

しばし周囲を眺め、域を整える。
既に視界には360度の砂丘が広がる。

(こんな場所にやってきたんだ!!)
上に行ったほうがもっときれいだろうとカメラをしまいなおし更に登り始める。
ガブリエルも一緒に登る。
既にサニーは出発している。
エリオットは息も荒く、まだ座っている。

前に歩いていた人たちが見えてきた。
太陽が昇り、砂が熱い。裸足の足が我慢できない温度になってきた。
仕方なくサンダルを履きなおし上を目指す。

この砂丘を目指しているのは私たちも含めて10人もいない。それゆえにまだ汚されていない砂がとても滑らかに、美しい姿のままで待っていてくれる。

300mを越える砂丘を登りきった。砂が崩れるために労力は300mどころではない。足を踏みしめ、踏みしめ、普通の山を登る倍近くの力が必要だった・・・。

頂上に辿り着き周囲を見渡す。

(コレが見たかったんだぁ〜!!)

想像通りの景色がそこに広がる。

実は彼女とナミブ砂漠に来たかったのだが、タイト過ぎるスケジュールになってしまうのを恐れ今回は諦めた。彼女のためにもきれいな写真を撮らないとならない。この魅力が伝わるような写真を!!

この風景は言葉で表すのは難しい。
どこまでも折り重なるように続く砂丘、見えるのは砂ばかり。真っ青な空が広がり雲1つ見えない。
この砂丘のど真ん中のような場所に立っている自分がとても不思議に思われる。
今までいくつもの砂漠を見てきたけれど、こんなに登ったのも初めて。その風景は今まで訪れた各地の中でも最高の部類のものだ。


※右の写真は、急斜面の途中で止まって記念撮影。

「記念撮影!!」
棒に紫のタオルを付け、いかにも登頂して疲れている風の写真を撮る。
1人1人の記念撮影をする。

のんびりと無言で風景を楽しむ。
風もなく無音の世界だ。

いつの間にか戻る時間が近づいている。
眼下には急斜面はある。

帰りはここを走って降りれば良い。
砂丘の場合、急斜面でもブレーキが効きやすい。そして転んでもたいした問題はない。

一気に走り出す。
あっという間に100m以上も下る。

登りは数十分もかかったのに、下りは2分ほどだろうか。
ピョンピョンと飛び跳ねて駆け降りるのも楽しい!!

足がズボズボと砂に入り込み、それを引き抜き引き抜き走る。
斜面で勢いがついているので、それらの動作に苦もない。

砂が舞い上がる。

白い湖に到着した。上から見て思っていたよりもずっと大きい。
下から、今降りてきた斜面を眺める。砂丘でなければ降りてくるのに恐怖を感じるほどの斜面だ。

今、降りてきた砂丘をバックにサニー、エリオットと記念写真を撮る。

「ガブリエルは何回登ったの?」
「初めて。いつも真ん中あたりで終わり。」
ガイドを始めたばかりだからだろう。
それに、Dune 45 いた多くの人と比べ、1%もこの砂丘には来ていない。
ガイドを担当する人次第で、この砂丘にくる人も少ないのだろう。

白い湖で待っていたみんなと合流する。

「走ってジャンプするから写真を撮って!」
ビビがカメラを持ってくる。
(何をするのかな?)
カメラを構える。

ファインダーの中を左から走ってきて飛び上がった!!
シャッターが遅れた。
「ごめん。失敗した!!もう1回!!」
今度はうまく撮れた。しかも彼女のポーズもうまい。
その後にみんなが挑戦したが、彼女の写真が1番だった。

「まるでスプリングボックだね〜。」
冗談で言った一言から、ビビはジャーマン・スプリングボックと言われ始めた。
スプリングボックはかわいいし、嫌な気もないようで喜んでいる。

デッドフレイの木々の前で、全員で集合写真を撮る。
これで今日のメインは終わり。
いや、このツアーのメインはここだと言っても過言ではない。

ナミビアに来た目的を達して充実感を持ってキャンプサイトに戻る。

●こんなキャンプサイトが日本にもあったら!?(セスリム)

鳥のさえずりが聞こえる。
すずめのような小さなものから、もう少し大きな鳥までが近くに集まり合唱している。

椅子に腰を下ろし、疲れた身体を癒す。
キャンプサイトの向こうに広がる草原には、スプリングボックを初めとしてジャッカルなどもうろついている。
右前方には巨大な岩山が見える。太陽が昇る時間や夕暮れ時には色を変え、見る者を魅了する。
左前方には砂丘が連なり、ここが砂漠の入口であることを、それも特別な場所であるかのように思い出させてくれる。

キャンプサイトには砂漠の中だというのにプールまである。
とは言っても、1度水が出なくなることがあった。宿泊客が予定以上に水を使いすぎたのだろう。管理がしっかりしているのか、しばらくすると水が出始めた。貴重な水がすぐに戻ってきたのはありがたい。

低い石垣に囲まれたスペースがいくつもあり、その中央には大きな木がそびえている。キャンプサイトに日陰を作ってくれる大切な木だ。日中の直射日光を遮り、涼の空間を与えてくれる。湿度が極端に低いために、日陰に入るだけで随分と温度が変わる。
キャンプサイトの中央にある木の脇には、水道がついている。そして、石垣の一部は火を燃やして料理が出来るようなスペースがある。

料理をするガイドの姿を見ながら本を読み、雑談する。
近くにはバーや小さな売店もあり、ビールを片手な者もいる。

ビビとウォルフガングは昼寝を始めたようだ。
トムとレースもテントでのんびりしている。
相変わらずサニーはタバコを吸いながら話し続けている。軍隊にいることもあって、身体を鍛えてあるから元気なのだろうか。
エリオットはのんびりしている。

のんびりした時間が流れている。
自然の音以外ない。昼間にはキャンプ場にいる観光客は少ない。車も走らないし、ただただ雄大な時の流れがあるだけだ。

コーヒーを片手に文庫本を読む。

なんて贅沢なんだろう。

夜はバーで遅くまで語り合った。
明日も早い。そろそろ寝ないと・・・。

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●空を染める日の出。(セスリム)

「タカ、外に出て空を見てごらん!!」
ビビが声を掛けてきた。
テントで一緒に寝ていたウォルフガングは既にどこかに散歩に行っている。
私はテントの中で片づけをしている。
「Lovely!」
そんな声を聞きながら外に顔を出す。

(おおっ、空の色が凄い!!)
これから太陽が昇ってくるのだ。

低い石垣の上に登り写真を撮る。空のような微妙な色を、そのままカメラに残すのは難しい。何回も撮り、ようやく満足の1枚が撮れる。
あとは眺めるだけ。太陽が近づき、周囲は徐々に明るくなる。

「もう少しだね。」
「昨日の日の出も良かったけど、今日も凄いよ。」
昨日とは打って変わり雲が広がっている。その雲の1つ1つが色のコントラストを作り出している。
砂丘ではクリアな青い空で嬉しかった。
今日、砂丘に登っている人たちはガッカリしているだろうか。それとも、別な美しさのとらわれているだろうか。

太陽が昇り、西の砂丘が赤く染まる。
それらを眺めながら軽い朝食をとり、出発だ!

!

●フラミンゴと塩の山。(ワルヴィス・ベイ)

砂丘を離れ北に向かう。

砂丘を離れるといっても、ナミビアの海岸沿いは延々と砂丘が続く。
内陸に戻り、回り込むように再び海岸を目指す。

緑のない死んだような景色を眺め、チベットを思い出す。
チベットは過酷で、つらいことも多かったが、あの自然の美しさは格別だった。
今はツアーでもあり全てがラクチン。逆に苦しい境遇が懐かしくも感じられる。

ともかく、今日も結局は砂丘に辿り着くのだ。

うたた寝をしながらいつの間にか景色が変わっている。

舗装道路に変わり、文明圏に近づいたのが分かる。

(海だ!!)
久しぶりに見る・・・わけでもないが、海を見るのはなんとなく嬉しい。
そしてすぐに視界に入ってきたものは!!

フラミンゴが100匹単位で群れてたくさんいる。
フラミンゴのこんな群れを見たのは初めて。ナミビアに来てから、ゲームサファリというわけでもないのに様々な動物を見ている。中でも1番嬉しいのはフラミンゴだ。こんな大群を見られるとは考えてもいなかった。ピンク、白、2種類のフラミンゴがいるようだ。

写真を撮りたかったものの、運転手は「後で」と言う。

そして到着したのが塩の山!
ワルヴィス・ベイは塩の産地らしい。塩が数十mもあるいくつもの小山になっており、それらを巨大なシャベルカーやダンプが運ぶ。とても塩とは思えない。
塩だけではなく、この一帯は天然の良好ということで、飛び地でしばらくは南アの領土だった。つまり、それ以前はイギリス領だったわけだが・・・。
大きな船もたくさん停泊している。他の海岸は砂により、港には適していないのだろう。
フラミンゴの場所に戻り、昼食。
準備はガイドがしてくれるので、その間はフラミンゴ見学だ。

写真を撮り、飛ぶたつ瞬間を待て眺める。
なぜフラミンゴは1本足で立つのだろう。
そんなことを考えながら・・・。

再び砂丘に囲まれた道を進む。
まさに砂の中にある町、ウワコップムントにようやく到着だ。

赤い砂漠から、黄色い砂漠へ。
砂漠の移動はこうして行われた。

●砂漠に囲まれたビーチの町。(スワコップムント)

砂漠が見えている。

東は砂。

西は海。

南は砂。

北は砂。

東西南北を厳しい自然に囲まれ、スワコップムントは静かにたたずむ。

立体的なビルディングではなく、近代的できれいな平面的な建物が多い。
建物はとてもカラフルだ。
ヨーロッパ人に言わせると、この町はドイツ的だという。

ゴミのない町の様子は、とても豊かな国だと思わせる。
実際には貧富の差も激しいようだが、都会に住む多くの白人は豪華に見える生活を送っている。
ビーチ沿いに広がる公園の芝生も手入れが行き届いている。
掃除をしている人も、水をまいている人もいる。
気になるといえば、労働者が黒人ばかりなことか。
お土産物を露天で売っているのも全てが黒人・・・。

白人は犬の散歩をしたり、マラソンをしている人とは出会うのだが!?


そんな町をサニーと一緒に散策する。
自由な半日の時間を、当初は周辺の砂漠まで歩いていくことに費やそうとしていた。
「タカ、どうするんだ?」
「町を歩いてから砂丘に行くよ。」
「じゃ、一緒に行こう。」
「OK!」
でも、それは私の失敗だった。

サニーは写真を撮るのが大好き。
少し歩くとすぐに立ち止まる。しかも1枚撮るのに時間がかかる。

それでもすぐに別れるのもナンだし、自分の中で時間を決めて、それから砂丘に向かおうとする。
さて、海に行き、町の様子を撮り・・・。

そろそろサニーを町に置いて、砂丘に行こうと思った。
そこにサニーが言う。
「軽く食べない?」
「いや、砂丘に行くよ。」
「すぐに終わるから一緒に行こう。」
「・・・。」
そして私はオレンジジュースを飲む。

サニーもすぐに食べ終わった。
そこまでは良い。

今度は携帯の充電器を買い、電話屋さんでGPSがうんたらと言っている。
正直言ってもう行きたい。
でも、すぐに終わりそうでもある。

サニーは砂丘はすぐだから大丈夫だというが、すぐとも思えない。

もう置いていくことにする。
「行くから!」
「待ってくれ、オレも。」
「先に行ってるよ。現地でね!」
そして、急いで歩いていく。
やはり見えているからといって近くはない。
砂丘はどこまでも広がっているが、砂丘が始まるのは数キロ先からだ。

小走りに走り、とにかくきれいな写真が撮れそうな場所に急ぐ。
ともかくも写真は撮ったものの、不満足だ。

結局は、目的があるときは妥協せずに「自分で」行動した方が良いということ。

改めて実感した。

目的が違う人間同士では、時間を無駄に浪費する。

目的に向け、一直線に進むことこそ大切な時がある。

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●最高だったツアー。

結果的に、このツアーに参加して本当に良かった。

自分で書くのもなんだけど、けっこう慎重なほうだと思う。
でも、今回はあっという間に参加を決めた。こういう時って、良いか悪いかはっきり分かれることが多い。
今回は大正解。メンバも良かったし、天候も凄く良かった。やっぱり砂丘に登る日はクリアな空であって欲しいものね。

って、実はその後に気がついたのだけれど・・・。
満月がすぐだったのだ!!

ナミビア出国の日の夜空に満月が輝く。
(あっ、今日を砂漠にするべきだったか!?)
一瞬考えたが、自分にはそんなに待つ余裕はなかったし、ヴィントフックで待ちたくもなかった。だからアレで良かったんだ。今の状況では。
ただ、満月を砂漠で見られたら更に幻想的だったろう。

そういえばモロッコの砂漠では満月を見たっけなぁ・・・。

ナミビアに来る前には、日本人と砂漠に行けたら良いなと思っていた。
日本語が通じる相手がいると、雑談がとてもラクだから。
でも、結果的に日本人がいなくて良かった。いなかったからこそ、みんなと仲良くなれた。

こうやって、英語を使う機会を増やしていくことにより、どんどん慣れていく。
慣れていくと友達も出来やすくなる。
全ては流れに身を任せた方がうまくいく。

旅の最初の1年半は、彼女がいたために英語を話す機会は少なかった。別れてから、なんだかんだとほぼ英語だけで済ます日が多い。あのまま旅を続けていたら、こういうツアーで楽しむということもなかっただろう。私には2人旅は向かないのかなぁ〜。

私とビビ、トム、レースは、4日目にヴィントフックに戻る。他のメンバはそのまま北に向かう。前日の夜にレストランで食事会をした。

「短い期間だけど、本当に楽しかった。」
トムもビビも、サニーも。
何人もが同じことを言っている。

メールアドレスを交換して、あとで連絡を取ろうと約束する。
サニーはデリーの近くに住んでいるということで、インドを訪れたら遊びに行く約束をする。

良かった良かった。

赤い砂漠をアフリカの最後に見られて・・・良かった良かった。

●従業員の質が悪すぎ。(ヴィントフック)

スーパーに晩御飯の食材を買いに行く。

ヨーロッパ文化の国だろうか。
売り場にはかりが置いてあり、購入する分の重さをはかり値段を計算させなくてはならない。
国によってはその作業を自分でする。
途上国の多くでは、専門の「はかり」担当がいる。「ずる」をする人がいるからだろう。そして、人件費が安いからだろう。

たまねぎを数個とってはかりに載せる。

ピッ、ピッ、ピッ。
簡単な操作をして、野菜の入った袋に値札を貼り付ける。

(あれっ?)
貼られた値札は、想像よりも数倍もとても高かった。
確認すると違う野菜の単価になっている。しかも番号も全く違う。ようは商品ごとの番号を覚えていないのではないか? しかも、訂正に行って見せても初めは自分では気がつかなかった。

ケアレスミスにしても、ともかく自分で気がつかなければ高いお金を払わされていた。
間違ったことに謝りもしないことに、少し気分を害されながら買い物を続ける。

レジにて・・・。
野菜数点を購入する。
合計金額は、10.65N$(約180円)だ。ちょうどのお金はなかったので、11.15N$を出す。

「50Cents持っていますか?」
(??なんだろう。ピッタリないかと聞いているのかな?)
「ないですよ。」
「あと50Centsください。」
(???)
「なんで?細かいのはないよ。」
「お金が50Cents足りないです。」
「もう1回良く見てみたら?」
彼女はお金を確認し、レジの合計金額も見る。
「お金が50Cents足りないです。」
「ちゃんと見てよ。」
「・・・。」
彼女にはどうしてもお金が足りていることが分からない。

※宿の犬の「寝」ている姿・・・

私もイライラするけれど、後ろにいるお客もイライラしている。
「@@@@@!」
何か私の次の順番に並んでいる人が、レジ係に言う。
レジの女性は再び、お金を眺める。

おそらく、後ろに並んでいる人も「よく確認しろ」とでも言ったのだろう。
それでもレジ係は気がつかない。
「もういいよ。レジに金額を打ち込んでよ。」
作業をする。

そして、お釣りが 50Cents と表示される。
レジ係は何も言わない。
自分が失敗したとも思っていないのだろうか。

「stupid!」
申し訳ないけど素直に思ったことを言って去った。

ちなみに計算の出来ない人は多い。
ナミビアに限らずだが、教育水準や意識の問題も根本からあるのだろう。

●やはり夜間は外出禁止!?(ヴィントフック)

宿のあちこちに夜間は危ないという貼り紙がある。
近年ドンドンと危なくなっているという。

ただ、それを聞いていて気がついたことがある。

白人中心で運営している宿は必ず「凄く危ない」と言う。
黒人中心で運営している宿は「気をつけて外出しろ」と言う。

捉え方が違うのだ。

まぁ、そのどちらが正しいとかは知らない。


ドミ同室の白人女性が道を歩いていた時のこと・・・。
「タクシーに乗らないの?」
「乗りません。」
「白人女性が1人で歩くのは変だ!乗らないと駄目だ!」

そう言われてみると、確かに誰も歩いていない。
在住者はほぼ全員が自家用車に乗っている。

私が女性と歩いても、そんなことは言われないわけで・・・、こういうのは聞いて初めて分かる知識だ。

ケニア以降、危ない都市ばかりが続いている。
アフリカは危険だ。そんなイメージが定着してしまいそう。

ナイロビ、ダル・エス、ルサカ、リロングウェ(唯一、そんな危険な感じではない)、ハラレ、ヴィントフック、マプト、ヨハネスブルグ!!!

やっぱりどこも危ないよ。小国以外は。

もしかしたら日本では危ないというイメージがある中東だが、治安は一般にとても良い。安全という意味では一部のヨーロッパよりも上ではないかと思う。夜中や早朝に1人で歩いても全く問題がないのだから。

でも外務省の危険情報では異なる。そういうのが不思議なんだよね。

政治的な理由で・・・。

危なくないところを危ない、とは言っていない。それは分かる。
でも、危ないところを、危ないとは言わない。そういう部分がたくさんある。知らなくてそうしているのではない。知っていてそうしているから性質が悪い。

無責任な作文より、使える情報を出して欲しいな。

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