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Madagascar マダガスカル
【その1】
 2007.08.15 〜 08.17 アンタナナリヴ
 2007.08.17 〜 08.18 アンツィラベ
 2007.08.19 〜 08.21 ムルンダヴァ

【その2】
 2007.08.22 〜 08.24 フィアナランツァ
 2007.08.24 〜 08.25 アンボシトラ
 2007.08.25 〜 08.28 アンタナナリヴ

マダガスカル関係リンク
マダガスカルのホテル
マダガスカルの移動
マダガスカルの写真

 
  【マダガスカルでは・・・】 国立公園には行かず、涼しい高地を中心に海はムルンダヴァだけで主に街を見て回った。
【感じること】 マダガスカルは宿代と移動代が高い。食費は安い。人はまぁまぁだが、やはりモラルなどは感じられないことが多い。
【お気に入り】 田舎町としてのムルンダヴァ。第3の街「アンツィラベ」は落ち着いた雰囲気が好き。
【お勧めは〜】 「バオバブ街道」は最高だった。国立公園も良いという人がいるので、動物が好きな人は行ってみてください!!
 
旅出発の気分。(ナイロビ-アンタナナリヴ)

朝早くにおきて、空港に向かう。
今日はマダガスカルに行く日だ。今回のナイロビ滞在は、結局マダガスカル待ちということで終わってしまった。可能ならサファリに行きたかったのだが、人がいなかったので仕方がない。

さて、今回は目覚まし時計がある。
久しぶりだ。もう1年近くも時計(目覚まし時計も、腕時計も)のない生活をして、目覚まし時計のない不便さは嫌というほど味わった。早朝におきる自信がないので、いつも前夜から起きているか、余程早くに寝たりと苦労は絶えなかった。

なら、さっさと目覚まし時計を買えばいいのに・・・。
その通りだと思う。
形や金額にこだわっているうちに、こんなに時間を費やしてしまったのだ。

7時に空港に向かうタクシーに乗る。
空港では寝て過ごした。周りにも人はたくさんいる。不思議に労働者風の中国人が多く、出稼ぎの人たちなんだろうなぁ・・・と推測した。

ナイロビの国際空港は不便だ。出発直前まで、自分の乗る飛行機のゲートが何番かも分からない。そして、表示すらもない。普通はどんな空港でも、電光掲示板などがあると思うのだが・・・(ナイロビの空港にもあるけれど、稼動していない)。

ともかくもゲートを係員などに確認し、ゲートに向かう。
時間通りには出発しない。2時間ほど遅れて、ようやくボーディングとなる。

私の座席は最後部だった。リクライニングはできないし、座席の背もたれは通常より角度が急だ。ほぼ直角といって良い。こんな座席に人を乗せるくらいだから「マダガスカル航空は駄目だなぁ・・・」と思ったのだけれど、機内食はおいしくて見直した。

進行方向右側の窓際に座っていた。
離陸してしばらくすると、キリマンジャロの雄姿が見えた。巨大で、万年雪を抱くその姿は美しい。雲が少なく、キリマンジャロを拝めたのは本当にラッキーだった。
アフリカ大陸を離れ、美しい海を行く。
マダガスカル島が見えてくる。
荒涼として、起伏のある風景。
実はジャングルのような、パプアで見た風景を創造していたのだが、まったく違っている。西チベットで見たような風景の小さい版といった感じだ。ともかく、その風景も見る価値がある。とても広くどこまでも続く起伏ある原野は、これから訪れるマダガスカルに期待を膨らませてくれた。

空港に着いて、国内線のタイムテーブルをもらう。

ATMでお金を下ろし、ホッとしてタクシーで街へ。

空港から街までは14キロほどあるらしい。

客引きがたくさん寄ってきたが、言い値はとても高い。そんなわけで、空港から外に出て走っているタクシーを捕まえようとする。

・・・歩き出すと、結局は、私たちの言い値でOKとなった。まぁ、高い値段が取れるならラッキーだろうし、こういう駆け引きは常識の範囲内ならやむを得ない・・・。

●タナの風景。(アンタナナリヴ)

マダガスカルの人々は、サハラ以南の地域の人々と比べて、肌の色が薄い。
そして、髪の毛も縮れ毛ではなく直毛が多い。

そう、聞いていた通りアジア人に近いのだ。
肌の色や髪の毛だけでなく、顔つきもアジア人に近い。もし、誰かに「浅黒い東南アジア人だよ」と言われても信じてしまいそうだ。
身長も低いようだ。そういうところもアジア人と同じ。黒人は平均すると身長が高いようなので、それも目立つ。ちなみにウガンダ人だけは、マダガスカル人ほどではないが身長が低かった。

町並みもどことなくアジアやヨーロッパなど、他の地域の雰囲気が混じっている。アンタナナリヴ(一般にタナと呼ばれている)中心部は、道幅も広く木々が植えられている。きっと旧宗主国のフランスの影響だろう。そして、建物はどことなくアジアの雰囲気も出している。ちょっと不思議に懐かしい。

飛行機が遅れ、予定よりもずいぶんと遅くに街に着いた。

初めて商店に行って買い物をする。
10,000Ar(約750円)札を出してもお釣りがなかったりする。水を買って、お釣りをもらうのに時間がかかった。
宿でもお釣りがない。宿であればもう少し小銭くらいあってもいいものだが、それもない。これから地方に行った場合には「もっとお釣りがないんだろう」と、ちょっと気がかりではある。ここ首都アンタナナリヴで、小銭を準備しておいた方が良さそうだ。

驚きなのだが、インターネット屋さんは17時に閉まってしまう。マダガスカル航空オフィスも、郵便局も、観光案内所も・・・ほとんど全てが閉まっている!!
せめてネットだけでもしたかったのだが、どうにもならない。街の散策の途中に宿周辺の階段・道周辺は、野菜や食べ物、雑貨を売る小さなお店で埋め尽くされているのを見た。人が溢れ、皆が売買している。
周辺には安いレストランもあるようだ。既にほとんどが閉店しているので、明日に戻って来て見てみよう!!

それにしても、この屋台の多さ。人ごみ。
人だけでなく、雰囲気もどこかアジアに似ている。

中華料理屋さんが、街のあちこちにある。
(今夜は中華料理だな・・・。)
そう思って、何軒か行ってみる。

(閉まってる・・・。)
(ここも閉まってる・・・。なんでだろう?)
そこで分かったこと。
そのうちの1軒に、中国語とフランス語で表示が出ていた。

水曜日は定休日なのだ!!
定休日があるということに、これまた驚き!!
普通は途上国のレストランに定休日などない。少なくとも、そう思っていた・・・。

散歩帰りに、キャベツや人参、ピーマンの千切りを、1,200Ar(約80円)で買った。少し買ったつもりなのに、普通のスーパーのビニール袋いっぱい入れてくれた。野菜は結構安いようだ。卵は1つ210Arや250Ar(約20円)。

屋台での食事はいったい、いくらくらいだろうか・・・。

●小便くさい・・・。(アンタナナリヴ)

(臭い!!かなり、臭い!!)

街を散策して思う。
「町中が」と書いたら大げさだが、路地などは、ほとんど全てが小便臭い気がする。
雨季が終わったからだろうか。ともかく歩いていて、どこも臭いのに驚かされた。路地が臭い国は多いけれど、こんなにまで臭い国は初めてかもしれない。まぁ、我慢できないほどではないのだけれど、もう少し公衆マナーを徹底させたほうが良いかも。

それに比べて、ゴミの量はそう多くもない。
ゴミ箱は街のそこここに置いてある。もしかしたら、ゴミ箱も昔はなくて、ひどい状態だったのだろうか?

屋台近辺などでは、揚げ物のおいしそうな香りと小便の香りが混じっていたりもする。
って、考えてみると、マダガスカルが臭いなんて、他の旅行者には聞かなかった。私の気のせいだろうか。それとも、首都のタナだけなのだろうか。そうあって欲しい(笑)。

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ミニコラム

++屋台物価++

サンドウィッチ
 500Ar〜

スナック
(かき揚げなど)
 50Ar〜

フランスパン
 200Ar〜

定食
 1,500Ar〜

オススメのお菓子
 CRACKY
 250Ar〜

食べ物は全般に安い。味はまぁまぁ。 でも白米などはまずいし、パンのほうがおいしいくらい。

かき揚げにピリからのっソースをつけるのが好物。







ミニ情報

++動物園++

市中心部から約2kmほど。散歩がてらに歩いて行ける距離。

入場料 10,000Ar
(外国人料金)

Analakely Marketから東に行き、トンネルを南に。湖に出たら次を左折。スタジアムを南から回り込み、スタジアム南東の道を南に(上り坂)進むと動物園の看板が出ている。看板は、 日本の協力を示すもので日本の国旗も書いてある。そこから坂を下っていくと入口。



























●久しぶりに汗臭さ。(アンタナナリヴ)

(臭い!!かなり、臭い!!)

部屋のベッド、そして、枕が汗臭い。こんな風に臭いのはやはり久しぶり。
今までの旅行で臭かった場所として覚えているのは・・・、マレーシアのコタ・キナバルの某宿だ。確かに安いし立地も良かったのだけれど、小さめのシーツと汗臭さにはまいったもだった。

あの時は、殺虫剤やらベビーパウダーをまいてごまかした。今回は汗防止のスプレー。香水もナイロビに忘れてきたし、他に手ごろなものがない。
それほど強烈な汗臭さではないのだけれど、ふとした時に感じる。まぁ、安宿なので仕方がない。きっとカバーやシーツは変えつつも、中は干したり洗ったり随分としていないのだろう。

半地下室なので、開放できる窓もない。それもきっと問題なのだ。
明日はアンチラベという街に行く。きっと首都ではないから、少し値段も安くなるだろう。窓のあって、しっかりした部屋に泊まりたいものだ。

●丘の多い町。(アンタナナリヴ)

タナの街は起伏が激しい。

宿から町の中心に行くにも、まずは階段を下る。
ATMでお金を下ろしに行くには、さらにそこから階段を上る。

今日はマダガスカルの国内線航空チケットを購入しようと、町のあちこちを歩き回った。結局は国内線はマダガスカル航空だけのようだし、歩き回る必要もなかった。まぁ、街を散策して雰囲気も分かったし、とても楽しかった。

途中でスーパーマーケットも発見し、店内を徘徊(?)した。いやぁ〜、どこの国でもスーパーはいい!!マダガスカルは意外にも品揃えは良く、ケニアなどと変わらないくらいだ。やはり首都ともなると、ほとんどの国には品物が豊富になるのだろう。
それらを「買える層」と「買えない層」に、貧富が二極化しているとも思える。スーパーでたくさん買う人を見ていると、本当にどんどんお金を使う人が多い。道端で商売をしている人々や小物を売って歩いている人々は、きっとこんなお金の使い方はしないだろう。

湖もあった。ヒルトンホテルに向かっていたところ発見したのだ。
宿から考えると、丘を降り、もう1つ丘を越えた場所にある。どこに行くにも、少なくとも最短距離で以降と思えば上り下りは避けられない。

あとでロンリープラネットの地図を見たらちゃんと書いてあった。私が何も見ていなかったということだろう。
直前まで何も情報を確認したりしなかったので、飛行機の中でガイドブックを読んだ。思っていたよりも観光には時間がかかりそうだし、もしかしたら出国の飛行機を日付変更するかもしれない。

そういえば、起伏だの臭さだの、ちょっと些細なことばかり書いてきた。
ここタナは、ナイロビやカンパラと同様に高地にあるためとても涼しい。朝夜などは長袖がなくては過ごせないほどだ。日中は青空が見え、ナイロビよりも暑いように感じるのだが、朝夜はナイロビよりも寒い。長袖は必須なのだ。

●また26人乗りINワゴン車。(アンタナナリヴ-アンツィラベ)

飛行機での移動を考えていたが、値段が高かったために陸路での移動を決めた。

マダガスカル滞在は、おそらく2週間だけ。
なぜ「おそらく」か・・・!?
45日OPENのチケットを持っているけれど、今は2週間後に予約を入れてあるから。最近はとても飽きっぽい自分がいる。マダガスカルに長期間1人でいたら、きっとナイロビに戻りたくなる。日本語はともかく英語すらも通じないような場所では、かなり忍耐力がないとならない。誰か友人とかと来れれば良かったのだけれど・・・。実際に多くの人は、ナイロビで仲間を見つけてマダガスカルに行っている。マダガスカルの場合には、それが正解だと思う。

まずは、移動のためにバスターミナルに向かう。
とても歩いて行ける距離ではないのでタクシーで行く。客待ちしているタクシーに聞いたら、10,000Ar(約700円)とのこと。しかし、相場は5,000Ar(約350円)と聞いていた。高く言う運転手とは、交渉をするのも面倒なので場所を変えて走っているタクシーを止める。すぐに5,000Arで見つかった。そんなものだ。

「アンツィラベ?こっちこっち。」
タクシーを降りた途端に、客引きがやってくる。後で分かったことだが、彼は運転手とは関係がないようだった。旅行者にチケットを高く売って、マージンを稼ぐのが目的なのだ。こういう人間はどこにでもいるけれど、概して態度も悪い。
日本にはもちろんそんな人間は・・・一般的にはいない。日本が恵まれているからだろう。書いていて、ダフ屋が思い浮かんだけれど、やっぱり本質的に違う。マダガスカルでは、よく人の良さを感じる。こういう悪質な者がたくさん現れては欲しくないものだ。

アンツィラベ行きのミニカル(ワゴン車)はすぐに見つかる。
大型のバスは見つからなかった。時間が関係しているのだろうか。
運が良く、アンツィラベ行きのミニカルには人がたくさん集まっていた。私が乗り込んで、数人が来るとすぐに出発。

子供も含めれば26人が乗り込んでいる。
ウガンダと同様に身動きも取れない状態。正直、もう少しお金を払っても良いので、もっと快適に移動したい。

市街を抜けるまでは、ゆっくりゆっくりと進む。
タナの街は結構大きいようだが、ビルなどが建ち並んでいるというほどではない。もしかしたら、最も高いビルはヒルトン・ホテルかもしれない・・・。
タナを出ると、のどかな風景が続く。赤茶の土壁で造られた家や、同じような赤茶色のレンガで造られた家。
起伏があり、くねくねとした道だ。舗装状態はとても良いが、マダガスカルで最も整備されている道という割には狭い。
ただし、先日に通ったケニアのナイロビからウガンダのカンパラに向かう道に比べればずっと整備されている。ケニアはエチオピア方面の道の最悪という、観光収入があると思うのに、なぜあんなにも道が悪いのだろう。政治の問題だろうか。

川が流れているのに木々は少ない。
もしかしたら伐採の影響だろう。そうでなくして、こんなに水が豊かな地に木々が少ないはずがない。のどかな風景が青空の下に広がり、ケニアなどアフリカ大陸とは違った魅力があるようにも感じる。

いつの間にか平野に入っている。
どこまでも続く畑や田だ。ここもマダガスカルの穀倉地帯なのだろう。
棚田が広がり、どこまでも続く。
豊かそうでもあるが、考えてみるとそれだけ平野が少ないのだろうか。
だんだんと景色が変わる風景は、なかなか見ごたえがある。ただし、混雑がひどすぎて、景色に浸るということは難しいかもしれない。

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●人力車の街。(アンツィラベ)

アンツィラベのバスターミナルに到着すると、プスプスと呼ばれる人力車の引き手が寄って来た。何を話しているのだか分からないが、とにかくしつこい。
人力車は数十台は停まっている。ほとんどの引き手は暇そうだ。タナには人力車などいなかったけれど、マダガスカルの平均的な姿というのはコレなのだろうか。

まずは、明日のムルンダヴァ行きのバスチケットを買いたいので、人力車の引き手は無視する。近くにちょうど英語が分かる人がいたので、どこでチケットを買えるか教えてもらった。

ミニカルは40,000Ar(約2,800円)。ちょっと高い・・・。
これは本当の値段なのか、それとも旅行者プライスなのか。

大型のバスがないか聞きに行ってみる。
26,000Ar(約1,900円)だった。う〜ん、ミニカルの方が速いのだろうか。でも、大型のバスの方がスペースは広そう。

ちょっと悩んだけれど、せっかくマダガスカルに来たのだから、大型バスにも乗ってみることにする。大型と言っても、普通の国で言ったら大型ではない。せいぜい中型といったところか。30人乗りほどのバスである。
オンボロだし遅そうではあるが・・・、まぁ既にミニカルには乗ったので話の種に!!

随分とチケット購入に時間がかかったのに、人力車の引き手はまだ待っている。
う〜ん、言葉も通じないし・・・。
値段交渉はできない。1,000Ar(約70円)くらいなら乗ろうと思って出してみる。
引き手はすぐにOKと言って、自分の人力車に向かう。乗り込むが、どうも角度が後ろによりすぎている。寄りかかると顔が空を向いてしまうほどだ。引き手が、引っ張る棒を高く持ち上げるからそういうことになってしまうのだ。なんで、そういうことも考えられないのだろう!?
後ろから来た人力車にもどんどん抜かれていく。
(う〜ん、やはりしつこい人っていい人少ないんだよな・・・。)

街に行く途中にも、たくさんの人力車が停まっているのを見た。
この街には数百台単位での人力車がいるのだろう。それにしても、いまだに人力車がある国というのは、インド以外に知らない。京都などにも人力車はいるけれど、あれは観光用だものなぁ・・・。

人力車は木でできている。そして派手な黄色。マダガスカルでは、真っ赤な建物や真っ黄色の建物もたくさん見る。これがマダガスカル人のセンスかと思うと面白い。
色のセンスは、アジアよりはアフリカに近いだろう。アフリカは極彩色が好きだものなぁ・・・。
横幅は、細めの人がようや2人座れるくらい。足を伸ばす場所があり、妙に縦長なのも特徴だろう。屋根はあるものの、もし雨が降った場合には役に立ちそうにない。
マダガスカルのこの辺りは雨が少ないのかな・・・?
インドでは雨のときこそが稼ぎ時だが・・・。そういえば、各地のサイクル・リクシャーやオート・リクシャーでも、雨のときこそ稼ぎ時だったような。

最後に料金でもめた。
やっぱり、しつこい運転手に乗るんじゃなかった。

●落ち着いた街。(アンツィラベ)

タナのように人もゴチャゴチャしていない。
必要なものは一通り揃っている。街をちょっと歩いただけで、教会やマーケット、スーパーなどが見つかる。
ネットカフェは日本語が書けなかった。自分のパソコンも接続できなかった。日本語が書ければ、数日いても楽しい町かもしれない。

タナでは食べなかった現地食に手を出す。
サンドウィッチ。そして、野菜の揚げ物。ピリ辛のトマトソースを付けて食べる。辛いというところが、とて〜も私好み。サンドウィッチも期待していなかったけれど、それなりにおいしい。何と言っても野菜の揚げ物にピリ辛のトマトソースを付けて食べるのは、私の好みに合う。マダガスカルやるじゃないか・・・。せっかく現地食を食べたのに、写真を撮るのを忘れてしまうのも私らしい。
こうして、「本当の」現地食を食べるのは随分と久しぶりだというのに。なるべくならサイト用に写真が欲しいのだけれど。

フランスパンを切って、レタス、トマト、ハム、トマト、マヨネーズを挟んだ物は500Ar(約35円)と安い。野菜の・・・小さな「かき揚げ」は1つ50Ar(約3.5円)と安い。マダガスカルは、食費だけは安いようだ。

正直、宿代と移動代は質に見合わずにとても高い。それだけで考えると、コストパフォーマンスの悪い来る価値のない国に思えてしまうが、食事も考えるとそうでもないのかも・・・。中華は高いのにまずかったけれど(笑)。

マダガスカルで、私が1番興味があるのは「雰囲気」。つまり国の雰囲気だ。どこの国にいく場合でも大抵は同じ。見所と呼ばれるような、遺跡や史跡、動物、自然・・・。自然には興味があるけれど、最近は、余程のものでないと感動しなくなっている。その他はあまり興味がないので、マダガスカルに期待しているのは街の他は「バオバブ街道」だろうか。世界遺産の岩山などもあるようだけれど、ああいうのは世界中にある。旅行者の話を聞いても、「まぁ、悪くはない」という感想しか聞いたことがない。そうすると、どうしても興味はなくなってしまう。

人力車が走り回り、引き手は声を掛けてくる。
車は少なく、その面でも緩やかな時間が流れている。高い値段をふっかけてくることも少ない。タナと同様に気候も穏やかだし、バスターミナルが街から遠いのが気になるけれど、それ以外はとても良い。

●後悔の時間。(アンツィラベ-ムルンダヴァ)

アンツィラベに到着して、その場でムルンダヴァ行きのチケットを買った。

買ったのは中型バスのチケットだ。中型とは言っても、マダガスカルでは大型バスなのだろう。普通のバスに比べて、長さが2/3ほどのバスである。通路はなく、ただひたすらに長椅子が並んでいる。それを見て、すぐに気がつくべきだった。

(あのバス、凄く乗客を詰め込みそうな・・・。)
街にあるホテルに落ち着いて、すぐにそう思い至った。しかし、バス・ターミナルまで戻るのは遠いので面倒くさい。
中型バスのチケットの前には、ミニカル(ワゴン車)のチケットを買おうとしていた。そちらは横3人であり、それほど不快な移動にはならないだろう。しかし、チケットを買うときには値段の違いが気になってしまったのだ。

中型バスは26,000Ar(約1,800円)、ミニカルは40,000Ar(約2,800円)。
よくよく考えてみると、その差は重要なものではない。

当日、少し早めに行ってチケットの変更が可能か聞いてみる。しかし、残念なことにミニカルは満席になってしまっていた。15席しかないのだから仕方がないよなぁ・・・。

※途中、橋が壊れていて橋の下の地面が見える。何とか通れるように修理してる。

(中型バスでもそんなに苦しくはないかもしれない。)
そう思い直して出発を待つ。

チケットを買った時には分かっていなかったのだが、中型バスは本当に乗客をすし詰めにして走るバスだった!!
私の座席は、乗降口脇なので他の席よりは狭い。普通に考えれば、大人3人座るのが精一杯だ。しかし!!大人4人と子供3人!!身動きする余裕もないし、背もたれに寄りかかることもできない。この状態で20時間近くも耐えなくてはならないのか!?

(このチケットは捨てて、明日のミニカルで行こうかなぁ・・・。)
(せっかくマダガスカルに来たから良い経験かなぁ・・・。)

マダガスカルの悪路は有名である。特に南部のフォート・ドーファンに向かう道などは凄いらしい。しかし、エチオピアからケニアに向かう道も飛行機で飛んだ私である。そんな場所を陸路では行きたくない(笑)。
旅に苦労はつきものだけれど、不要な苦労はしないのが私の経験上のルールだ。もっと若い頃は苦労するのを楽しんだこともあるし、大変な場所に敢えて挑戦したこともあった。しかし、特にこの旅の途中から「苦労することに意味はない」と感じるようになった。
もっとも、これは私の考え方であり、多くの旅行者はそうは思っていない。そして、前にも書いたけれど、私だって「苦労して行く先」に興味があれば頑張ることはある。

ともかく意を決して出発を待つ。
舗装道路を走っているものの、混雑ぶりが凄すぎてきつい。随分と時間がたったと思ったら、まだ2時間しかたっていなかった。
棚田の景色など、とてもきれいでのんびり眺められたら最高だろう。しかし、とてもそれどころではない。我慢するのみだ。暗くなるまでは、特に「マダガスカル!!」というような景色には出会わなかった。そして、真っ暗になり21時過ぎ頃から舗装すらもなくなる。バスは上下左右に揺れ、身動きする余裕すらない私たちも重心が左右に揺れる。

食事休憩は身体を休める時間である。
これほど休憩がありがたいと思ったことはない。
これほど休憩が長くあって欲しいと思ったことはない。

要は悪路の問題ではない。混雑の問題である。
たまにミニカルがバスの横を走り抜けていく。それを恨めしそうに眺める。

なるべく時計を見ないようにし、とにかく時間が過ぎるのを耐えて待つ。
朝を迎えたときは嬉しかった。それだけ到着が近づいたからだ。一睡もできなかった。朝方に少しは寝られることも多いのだが、眠れそうという気すらしなかった。
座席の背もたれも低く、腰よりも少し高いくらい。斜めの姿勢だとしても、寄りかかることができれば少しは違うのだろう。背の低いマダガスカル人のおばさんなどは寝入っている。そして、こちらに寄りかかってくる。最悪である。

明るくなっても道が悪いことに変わりはない。混雑にも変わりはない。
しかし、嬉しいことに段々とバオバブの木を見ることができるようになる。

平原が広がり視野が広がる。
疲れた身体に少し優しい景色だ。

到着は朝だと聞いていたが、まったく到着する気配はない。
7時になり、8時になり、9時になり、ようやくムルンダヴァが近づいてきたのだろう。降りる人が出てきた。降りる客がいるたびにバスは止まり、屋根の上から荷物を下ろす作業をする。そして、再びカバーをかけ、ロープで固定する。そんな繰り返しを延々と行う。それにとても時間がかかるのだ。休憩としてはありがたいが、さすがに前に進んで欲しくなる。

12時半、ようやくムルンダヴァに到着した。
嬉しい。
そしてホテルで休みたい・・・。

ホテルに着いて部屋を確保し、銀行でお金を下ろしビールを飲む。
そのまま寝た。


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ミニコラム

++プスプス++

アフリカでは、同じ発音を繰り返すことが多いのだろうか?

ウガンダなどでは、バイクタクシーを「ボダボダ」と言う。

他にも例を挙げればいくつもあり、不思議だ・・・。


































































ミニコラム

++宗教++

伝統的宗教が根付いているらしいが、表面的には、キリスト教が多いようだ。

どこの街に行っても大きな教会がそびえている。

また、モスクも共存しておりのどかな雰囲気。でも、モスクは少なめ。
アザーンが流れないのが、マダガスカルでのイスラム教の立場を表しているのかもしれない。

●日曜日の在りよう。(ムルンダヴァ)

目覚ましで夕方に目を覚ましたものの、それからバオバブ街道を見に行く気力がない。
(明日でも良いだろう〜。)

もともとは、その日のうちにバオバブ街道を見て、街に飽きたら翌日に飛行機でトゥリアラに飛ぶつもりだった。しかし、この怠惰な心持ちの性で翌日の出発はなくなった。せっかくここまで来て、バオバブ街道を見ないのはありえない。
ムルンダヴァはツィンギーを見に行く拠点でもあるが、そちらには興味はない。なので、バオバブ街道だけは必須なのだ。

まずはネット。どこだろう?
宿の人に聞いてみる。
「インターネットはどこでできますか?」
「今日はありません。」
「え?なんで?」
「今日は日曜日なのでお休みです。」
「はぁ・・・。」

他のお店の人にも聞いてみたが、どうもネット屋さんは1軒しかないらしい。しかも日曜日はお休み。マダガスカルはやたらと定休日を大切にする国のようだ。
他に商店やレストランもほとんどが閉まっている。マーケットはやっていたものの、どうもおいしそうなものは見当たらない。

(外国人旅行者はどこにいるんだろう?)
彼らがいる場所ならおいしいものが食べられそう。
海の近くと想定して海沿いを南に歩いてみる。

あった、ありました!!
フランス語のメニューしかなく、とても困ったが、ともかくもパスタとシェイクを注文した。白人が経営している店で、とてもおいしいパスタだった。ふぅ〜、人心地ついた。

もう街は暗い。
街灯は1つもない。車が通るときの明かりや、稀に開いているお店から漏れる明かりくらいしか頼りにできない。まだ19時前だというのに・・・。

とんでもない国に来てしまったなぁ〜(笑)。

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ミニコラム

++ネットカフェ++

ムルンダヴァのネットカフェは、1軒しかない。

価格競争が無いためか、それとも僻地だからか・・・。

ともかくネット代が特別に高い。

一般には、15〜30Arが相場だが、ここだけは、100Arした。

もちろん、そのような料金では地元民は少ない。ツーリスト用のネットカフェだから高いのだろうか。