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Turkey トルコ

【その1】
 2006.03.14 〜 03.15 ドウバヤズット(トルコ)
 2006.03.15 〜 03.16 スィワス
 2006.03.17 〜 03.26 アンタルヤ
 2006.03.26 〜 04.02 皆既日食パーティ(Soul Clipse)
 2006.04.02 〜 04.06 アンタルヤ
 2006.04.06 〜 04.13 オリンポス
【その2】
 2006.04.13 〜 04.16 レインボー・ギャザリング

 2006.04.16 〜 04.20 アンタルヤ
 2006.04.21 〜 05.02 イスタンブール
【その3】
 2006.07.24 〜 07.31 イスタンブール
【その4】
 2007.02.27 〜 03.24 イスタンブール
 2007.03.25 〜 03.28 カッパドキア
 2007.03.29 〜 04.12 イスタンブール
 2007.04.13 〜 04.15 カッパドキア

トルコ関係リンク
トルコのホテル
トルコの移動
トルコの写真

 
  【トルコでは・・・】 皆既日食パーティに参加!! その後、アンタルヤ近辺でだらだらし、イスタンブールに。3回目のトルコでついに観光、最高!!
【感じること】 親切なトルコ人が多い。しつこくないスマートな親切さは久しぶり。余り街を知らないが、どこも快適でハマリ甲斐のある国そうだ。
【お気に入り】 オリンポス、とにかく何もしないでのんびりできるのが良い。でも、仲間が重要。カッパドキアはなかなか凄い!!
【お勧めは〜】 オリンポス。とにかく何もせずにのんびりするにはオススメ。山も海もある自然は、とてもきれいだし遺跡もあって良い。
 

山の麓の町並みのイラン側とビールが飲めるトルコ側と。(バーザルガーン)

アララット山が雲の中で見え隠れしている。

ここはイランとトルコの国境だ。国境にはアララット山が聳え、イラン側は小アララット山、トルコ側はアララット山となる。なるほど、山は2つ並んでいる。・・・それにしても寒い。

イラン側のチェックはすぐに終わった。出国する時はだいたいいつも楽なのだけれど。時差は1時間半。時計を戻してしまうと、まだ昼頃だ。得した気分でもあるけれど、時差ボケを起こすのもツライ。

イランを出ると、そこでは現地人がたくさん座って待っている。まだ早い時間なのか?と思ったが、そうではないようだ。すっかり忘れていたけれど、今はトルコ側で鳥インフルエンザが流行っていて、出入国のチェックが厳しいようだ。あらかじめ知ってはいたが、外国人の国境越えは何の問題もないとのことだ。私たちが外国人旅行者だと分かると、すぐに誘導された。

国と国の境界線は鉄柵で区切られていて、私たちが来ると開けてくれる。中に入るとさらにトルコ側の鉄柵。だけれど、トルコ側の柵は閉められたままだったので、私たちは幅50cmぐらいの空間に閉じ込められてしまった。まるで私たち2人は見世物の動物だ。あせっていると、気が付いたトルコ人が開けてくれた。あ〜びっくりした。
トルコはノンビザで3ヶ月いられる、旅行者にとってはありがたい国だ。パスポートを見せるとすぐにハンコを押してくれる。早い早い。

とりあえず通りまで出ると、ある男性に話しかけられた。最初、タクシードライバーは不要だと思い、軽くあしらっていた。だが、実はこれがおいしい話だったのだ。私たちが免税店でタバコを買う権利をくれるのなら、タダで町まで送ってくれると言うのだ。最初、私はお金じゃなくて代わりにタバコをちょうだい、と言っているのかと思ったがそうではなかった。彼はタバコを大量に安く買い、それを町で売るらしいのだ。なるほどなるほど、お互いに嬉しい話なのだ。
彼は私たちのパスポートでタバコを6カートン買い、私たちは彼の車に乗せてもらった。車は新車と思われるぐらいに綺麗だし、彼はいい人だし申し分ない。後から聞いた話だが、友達のケンさんは同じような話で町まで送ってもらったが、最後にお金を徴収されたらしい。私たちは全くそんなことはなくて、ラッキーだった。

イランでは飲めなかったビールが飲める!
すでにタブリーズでは闇買いができたのだが、値段が高いことを予想して我慢していた。国境で買えるビールは1缶約180円とやや高めだが、ウム、もう譲れぬ。厳格なイスラム国を出た喜びと共に、グビーっと太陽色に輝く液体を体内に入れた。う〜ん、トルコのビールはコクがあって旨い!

●素朴で物価の安い西トルコ(ドウバヤズット)

国境から1番近い町はドウバヤズット。1泊するにはちょうど良い場所だ。ここを通過して多くの旅行者は西へ、もしくは東へ向かう。

トルコまで来ると、街並みがきれいになったことを実感する。イランもかなりきれいだったが、トルコはもっと洗練された建物が増えた気がする。イランでよく言われた「チョン、チン」の言葉もほとんどなくなった。
タカがATMでお金を下ろしている時に、外で待っているとトルコ人の子供が15回ぐらいパンを食べろと勧めてくる。何度も続くので最後はお互い笑い合っていたが、そんな場面も新鮮だ。トルコ人はかなりフレンドリーなのだ。

ドウバヤズットは新しいお店やレストランが軒を並べる以外は何もない。人通りもあまりないし、静かな町だ。
お店に入り、値段をチェックするとビックリ。イランの何倍もするのだ。トルコは数年前に通貨をデノミした。「0」が6つ付いた「ミリオン」単位から「(新しい)リラ」に変わったのだ。1リラが90円ほどなので、買物などで計算するには楽だが、どうも価値が低く感じてしまうのがネックだ。1リラで買えるものが少ないのだが、早くも「当然かな〜」と思ってしまっている自分が怖い。

お腹がペコペコだったのと、トルコ入国祝(?!)にトルコ料理レストランに入ってみた。トルコが、世界三大料理のひとつであることはご存知か?アジアとヨーロッパの境目のトルコは様々な文化が入り混じって豊かになったのであろう。見た目もウンウンと納得してしまうような内容だ。トマトベースにした肉料理、野菜、スープ。そして食べ放題の柔らかいフランスパン。
トルコでは安レストランはロカンタと呼ばれる。だいたいにおいて、店頭に料理が並べられていて、自分で好きなものを指差して皿に載せてもらう。言葉が通じなくても注文できるので楽だ。感想は・・・おいしい!!

料理もいいなら、スウィートもいい!!
お洒落な建物に入ると、日本並みにきれいにデコレーションされたケーキさんたちがにこやかに微笑んでいるではないか。清潔感と値段と見た目にすっかり魅了された私たちは早速1個ずつ注文した。
おいしい料理とスウィート、そしてイスラム国ながらたくさんあるリキュールショップ、トルコ生活が快適となることを暗示するようなのだ!

イランはとても寒いというのに、サンダルで過ごしてしまった。イラン人にはバカにされるし、寒いのに履き続けた私は愚かであった。単に気に入った靴が売ってなかったという理由もある。だが、ここはもうトルコ。田舎臭い格好はタブーという自分の鐘が鳴り響いた。もうすぐそこはヨーロッパなのだ。物価が何倍ものになっているのを承知で靴を買った。25リラ(約2300円)。うーむ、高い!でもこれで山でのパーティーにも行けるし、堂々とお洒落な街並みも歩ける。
お洒落なお店街を外れると、素朴な通りに出くわす。
1本中の道に入ると、優雅にのんびりチャーイをすするおじさんたちで賑わっている。雑貨屋みたいな店を物色していると、おじさんたちがチャーイを勧めてくれる。トルコ西は穏やかだと聞いてはいたが、その通りだ。まだまだこの辺はアジアの香りがぷんぷんするのだ。

東へ6km行ったところにイサク・パシャ宮殿がある。
古き良き時代の歴史ある宮殿なのだが、ここでも足が鈍る私たち。どこよりも寒い気温に、移動疲れが重なって結局行かなかった。だからドウバヤズットの思い出と言えば、トルコ入国の楽しい気持ちと料理のおいしさばかりなのだ。

●バスの最盛期は終わったのか。(ドウバヤズット)

次の目的地はスィワス。ここは日食パーティーのあるアンタルヤとドウバヤズットの中間に位置するので、途中下車するにはうってつけの場所だ。
バスはバス・ターミナル(オトガル)ではなく、旅行代理店で買うこととなる。5軒ほどの店を回ってみたが、どれもこれも値段が変わらない。出発時間もほぼ同じで、どこで買ってもそう変わらないようだ。そのくせ、競争だけは激しく、こっちへ来いあっちへ来いとみんな余念がない。

値段がバカ高い!!
イランは産油国でガソリンがとてつもなく安いが、お隣のトルコはとてつもなく高い。1Lが250円ぐらいしてしまうのだ。この両国はよっぽど仲が悪いのであろうか?謎は深まるばかり。
話は戻って、バス料金が高い。スィワス行きのバスも距離の割には高すぎる。値段交渉ができると聞いていたので、試して見るが全く効果もなし。おじちゃんの表情は渋る一方、目尻が下がることが一向にないのだ。これもガソリン代の値上げの影響なのだろうか。学生証の効果もまるでナシなのだ。

スィワス行きは朝の便だ。朝出ると深夜に到着してしまうが、仕方がないので購入。これでさらにアンタルヤに近づけるのだ。

トルコのバスは昔から評判良い。
平らできれいな道路に、清潔でリラックスできる席。そしてサービス。噂には聞いていたので楽しみだった。そう、だったのだ。
実際はどうか?それは先に言うと、
「イランの方が数倍いいじゃないか!おい、金額に見合ってないぞ!!」
なのだ。

イランは前述したが、石油が安いので必然的に交通費が安い。タクシーに乗っても安く、インドの再安値すら越えてしまう。トルコの車はそれはベンツやらボルボやら高級車であるし、車内も清潔できれいなのだが、トータル的にはイランに比べるとそうでもないのだ。
そもそもトルコの車自体は、イランとレベルが変わらずにとても良い。だが、トルコはサービスははっきり言って悪い。まず、食事やお菓子のサービスは皆無であるし、水や紅茶のサービスはトイレ休憩の回数以上に多い。休めるところで休めないのだ。そして、そのくせ値段がとても高い。数年前ならベストランキングに入っていたトルコも今でもかなりランクが落ちているに違いない・・・。

サービスの1つとして、「香水」があるのだけど、これもあんまり嬉しくない。食後やお茶サービスの後に、1人ずつ手のひらに香水のような液体を配ってくれる。これを手や顔などに擦り付ける。さっぱりして消臭効果があるのだけれど、1番多いサービスが「これ」というのも納得いかない。

そう、トイレ休憩が少ない。
尿意を催した2人は行き場が見つけられない。タカは
「最後の最後はペッドボトルだな。」
と言う始末。
トルコ人はな〜ぜか溜まるところには溜めれるようだ。いくら水分を取っても一向に排出する気配がない。同じ人間なのにオカシイ・・・。朝方に出発し、23時到着でトイレに寄れた回数は3回だけであった。おかしいぞ、トルコ。
しかも、ブツブツ文句が言いたくなるのはトイレ料金だ。イランでは決して取られることがなかったが、ここでは50〜1リラ取られるのだ。見た目だけ先進国だが、中はまだまだ発展途上なのだ!
(※日本やアメリカ、ヨーロッパなどの先進国はトイレ料金はなし!byタカマユ)

後で分かったことだが、どうやらこのバスはドウバヤズットからアンタルヤ方面に出るバス全部は同じなのだ。つまり、カッパドキアに向かう人もアンタルヤに向かう人もスィワスに向かう人も全員同じバスに積み込まれ、行きたくもない場所を経由しながら西に進むのだ。ここからやや近いスィワスに向かう私たちはいいとしても、カッパドキアに向かおうとしてる日本人はかわいそうに思える。バスは雪のせいで数時間遅れている上に、遠回りしているから到着は真夜中だろう。

格言:トルコのバスは田舎から乗ると高い。大きい町から出た方が安いし、遠回りは少ない!

●アジアとヨーロッパの融合?(スィワス)

久しぶりに観光日和!
スィワスはオスマントルコ時代に建てられた建物など、見所が満載なのだ。天気も良いし、山にあるドウバヤズットから降りたので心なしか少し温かめだ。

ウル・ジャーミィやパジャ・ジャーミィ。半壊していたりもするけど、その「壊れた感」が趣きを出している。削られた石によって造られているが、頑丈で立派だ。町を少し歩けば、いくらでもこういった見所がある。この町自体が歴史深い町らしいのだ。アジアっぽくもあり、でもヨーロッパの文化もかなり融合されていて、今までとは違った趣きがある。何よりも感じることは、遺跡の周りにきれいな建物が並んでいることだ。遺跡があればイコール観光地となるような感があり、町の中に突然遺跡が現れたりする。

昔のモスクがそのままチャイハネ(カフェ)になっている。天井高く、ペルシャ風の趣きあるモスクの1部がそのままチャイハネになっているのは粋だ。天井が高いので夏は涼しく、おあつらえの場所だろう。
その周りは民芸品などのお店になっている。軽く物色してみたが、トルコの楽器、お面などがあった。また、イランからの輸入品、もしくは酷似品が多いことにも気が付いた。インドやインドネシアなどは他の国の文化を自分の国のものかのように真似するが、トルコもまた真似が上手な国のようであった。トルコは歴史が深そうだが、そうでもないのか??

ギョク・メドレーセは係員が管理していて、門は彼に言わなければ開けてもらえない。周りをウロウロしていると、その係員のおじさんにチャーイを招待された。トルコ人は本当に寛ぎ好きだ。チャーイを勧められる可能性も高しなのだ。
何杯もチャーイをご馳走してくれた上に、せんべいをくれたり、遺跡の中を案内してくれる。すごくフレンドリーで気さくないい人だ。だが、この人、エロい。男だろうが女だろうが触れてくるのだけど、な〜んか手の位置がたまにエロいのである。避けてみるものの、タカにも同じようなことをしているので何とも抵抗しがたい。スキンシップなのかもしれないけど、手の込んだ悪知恵かもしれない・・・。

スィワスから3時間半行ったところに「ディヴリィ」という小さな町がある。最初はスィワスではなくディヴリィを目指していたのだが、交通の便の悪さからここは諦めた。そこには、世界遺産にも選ばれているモスクがある。また、その途中には温泉の出ている「バルクル・カプルジャ」もある。温泉の水中にいる魚が特殊で、人の肌を突っついてくるらしい。これが皮膚病に効くようで、日本のテレビでも取り上げられているらしい。両方とも時間があれば寄ってみたい場所だ。

●トルコの便利さ。(スィワス)

トルコは「スーパーぷらぷら」を作るには最適な国のようだ。バザール文化はとっくの昔に廃れ、今は中型スーパーがどこにでもあって便利。スィワスの町を歩いていても、普通にスーパーにぶつかり、何の抵抗もなく中に入ってしまう私たち。
商品は野菜や肉から、日用品まで何でもある。値段は物価通りに高いけれど、自炊するなら外食よりもかなり安くつくだろう。トルコの宿の一部ではキッチンが付いているし、スーパー活用率が高まること間違いなしなのだ。
ちなみにトルコ語でスーパーは「MARKET」。

スィワスはインターネットが安かった。イランのように日本語を簡単にインストールすることができないが、驚いたのはそのスピードだ。インドより速いのはもちろん、オーストラリアよりやや劣るぐらいの速さなのだ。ここだけ、やるな。トルコ・・・。
だけれどトルコのキーボードはかなり使いにくい。例えば「I」のキーボードの位置は日本のものと違う。「I」の位置にはトルコ語の「I」に似たテキストが配置されている。英語表示であれば楽なのだろうけど、それだけインターネットがトルコに普及されているんだろう。仕方ない。

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ミニコラム

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ミニコラム

++物価格差++

トルコでは、数箇所しか訪れていない。
しかし、感覚的に分かるほど東西格差がある。東が安く、西が高いのだ。

また、物価だけでなく、人や雰囲気も変わるので、トルコ旅行で余裕がある場合には、東の地方もオススメ。

 

 

 

 

 

 

 

ミニコラム

++学生証効果++

古いガイドブックによると・・・、バスチケットを買う際に国際学生証を提示すると安くなるとあった。更にトルコでは、国際学生証が有効とある。

しかし、06年現在では学生証効果は少ない。

ちなみに、国際学生証のニセモノはイスタンブールでも取得できる。バンコクと同様の質らしいが、値段は高い。30YTL(約2700円)もするのだ。
ハンガリーやエジプト、グルジア(以前はインドも可能だったが、今は分からない)では、本物の国際学生証を、学生でなくとも取得できるらしいので、そちらを取得する方がずっと得だろう。・・・もし、行く予定があるなら。

 

 

 

 

 

 

 

ミニコラム

++香水サービス++

トルコではバスだけでなく、香水を振り掛けられる。

サービスなのだが、臭い羊肉ばかり食べているトルコ人には有用なのだろうか。

でも、もっとお菓子だのトイレ休憩だの、実際的なサービスで無いとお客にアピールできないと思うのだが、トルコ人は違うのだろうか。


 

 

 

 

 

 

 

ミニコラム

++モスク++

トルコのモスクは、イランなどと比べて独特だ。

かつて見たことのあるモスクの多くは「玉ねぎ」型のドームを持っていた。しかし、トルコではたたの「ドーム型」天井なのだ。
これはトルコ系式なのだろうが、見ていてちょっと面白い。建築としてもこちらの方が自然な気がする・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ミニコラム

++お店++

トルコには、チェーン店のスーパーがやたらと多い。なので、買物はとても便利。定価制だし、バーコード式なので、「ぼられる」とかいったことを考える必要も無いのだ。

もっとも、もとの物価が高いので、滞在しやすいかというと何とも言えない。同じような発展レベルに感じるバンコクやクアラルンプールは、イスタンブールよりもずっと安く、快適に生活できるし。















●アンタルヤに着いた。

トルコのハイライトになるであろうアンタルヤに、ようやく辿り着いた。思えば道のりは長かった。インドでヨッコラショと重い腰を上げ、ようやく出たのは1ヶ月前ぐらい。イランを観光しながら早めに移動し、ようやく東西に長いトルコの中央より西寄りのアンタルヤに辿り着いたのだ。日食パーティーの10日前という早めの到着だったが、ここに来て本当に気持ちが安らいだ。あ〜、疲れた。

アンタルヤまで来ると、もはやここはアジアではない気がする。地中海を望めば、西洋風の建物に遺跡、人。ロケーションばっちりのカフェで優雅にお茶するヨーロッパ人観光客。そして何よりも美しいのが地中海。青く蒼くターコイズで水色で透明。地中海の海の色はどうしてこんなにきれいなんだろうか。素晴らしい・・・。

アンタルヤは、大きく新市街と旧市街に分かれている。新市街にはスーパーやお洒落な洋服屋、レストランなどが並ぶ。旧市街は安宿や遺跡がある、静かで趣きある場所。どちらも都合よくあって、長期滞在するにも短期旅行にも都合良いだろう。海岸の町だけれど、塩臭い・磯臭い・しみったれた臭いなどは一切なく、明るく開放的な雰囲気を醸し出している。東のドウバヤズットなどとは雰囲気がかなり異なるのであった。

●Lazer Pansiyonでの楽しい日々。(アンタルヤ)

躊躇することなく、宿は日本人宿に決めた。日本人経営という「痒いところに手が届くであろう」サービスへの期待と、日食パーティーへ向けての友達作りといったところが理由だ。

宿の名前は「Lazer Pansiyon」。昔のオーナー(日本人の奥さんと旦那のトルコ人)は変わり、旦那さんの弟に代わっていた。トルコ人ファミリー経営に代わったものの、内容は日本人にとって身近であり、オーナーの日本人びいきもすごい。例えば、宿代は西洋人より日本人の方が安い。そんなのアリ?とも思うが、この宿はそもそも日本:トルコの親交協会のような場所なのだ。日本からも少し援助金があるのだろうか(たぶん無い)。

この宿は中庭が充実していて、みんなで談話するにはとてもいい場所だ。そもそもアンタルヤは晴れの日が多いようで、日中は日向にいれば半袖で大丈夫だ。(寒暖の差は激しく、夜は寒い。)みんな好き好きにお茶やらお酒やらタバコやらでのんびり寛いでいる。

トルコは外食が高いので、必然的にキッチンに立つ率が高くなる。いや、正確には立ちたくなる。久しぶりのちゃんとしたキッチン、米やパスタの充実、西洋風の調味料など、条件は揃っている。
宿に泊まっていればいるほど、料理に凝ってくる・・・。
朝は宿から出る朝食を食べる。そして、夕方前には、
「今日は何を作るかなぁ〜」
という話題に必ずなる。キッチンは狭く、数人入ってしまうとすごいことになってしまうので、私たちは5時ぐらいの早い時間帯を狙う。だから晩御飯はいつも早くなってしまい、寝る頃にはお腹が空いてしまうという困ったこともある。
メニューは、パスタ、味噌野菜炒め、トマトリゾット、サーモンのフライ、シチューやカレーなど手の込んだものを作り続けた1週間だった。
料理は楽しい。

中庭ではディジュリドゥやパチカ、口琴(特に私?)などを演奏し合ったり、リョウゴ君がシリアで買ってきた水タバコを吸ったりした。水タバコはイランでもやったことがあったが、ゲンキくんや仲良くなった人たちとのんびり吸い続けるのも楽しい。ニコチンは入っていないし、タバコの葉はピーチやらレモンやらおいしい系で香りを楽しめる。軽く吸い続けるだけでかなり大量の煙を吐き出せるのでとてもおもしろい。

●皆既日食パーティーに向けてお買物。(アンタルヤ)

パーティーを目前にし、アンタルヤでやることと言えば、料理を作ることとパーティーに必要なものを買い揃えることだった。
毎日のように新市街に繰り出し、町を彷徨い歩いた。アンタルヤは観光地であって庶民的な町ではないので、日常生活品を買うには不都合な場所だ。例えば、毛布を探すとなったら高価な店はあっても、安いディスカウント・ショップはない。1週間も探し続けていればかなり通になるが、知らないで探すにはかなり骨が折れる町だろう。宿にいてみんなで情報交換しながら、買出しに出るという行為の繰り返しだった。

毛布。10リラ。これはお徳納得の買物であっただろう。会場は山の中で夜はかなり冷えると聞いていたのだ。更に玄関マット(厚くて大きさもあるので温かい)を買い、寝具道具はバッチリだ。
調理用具。2人用ぐらいの小さなコンロと燃料のジェル。これだけあればお茶を沸かしたり、簡単な料理はできる。さらにフライパンと鍋。

ゴアで会ったケンさんグループがやって来たのは、パーティへの出発1日前だった。思っていた以上に人数が集まるようで、私たちも含めると10人を越える。鍋などの調理用具が絶対足りない!ということになり、更に買物を追加。10Lはありそうなガスバーナーに大きな鍋を2つ。包丁やまな板、そして食材を大量購入した。買っては宿に戻り、置いてさらに買物に出かける。そんな規模の大きいことをしているうちに、この辺一帯の中では1番の荷物持ちになってしまった。1人につきバックパックとは別に4〜5袋ぶら下げているという、所帯じみた光景になったのだ。大人数は大変なことも多いけど、とっても楽しそうだ。

Total Eclipse(皆既日食)は旅の祭りにて掲載。

●アンタルヤで休養。

最終日の夕方に、パーティ会場からアンタルヤに向かう。

マユは不完全燃焼でもあり、なかなか会場から出たがらない。オリンポスのアフターパーティに向かいたいようだが、とりあえずはアンタルヤということになった。

パーティ前に泊まっていたLazerは、夕方でもあり、やはり満室。以前にケンさんたちが泊まっていたkESKINという宿に向かう。そこには、地中海が見晴らせる屋上があり、キッチンもついているという素晴らしい滞在環境なのだ。

私はそこで随分と寝ているだけだったけれど、皆で料理を作ったりとパーティ後の時間を楽しんだ。やはり大人数でワイワイ楽しむのも良い。玉ねぎや野菜、各種スパイスからカレーを作ったりと、まさに時間をかけて料理&食事を楽しむというのも贅沢な時間の使い方だ。

それにしても、ケンさんやマサくんは料理が好きだ・・・。まさに料理人という感じ。マサくんは自分専用の包丁や鍋だけでなく、味噌、醤油、各種スパイスなど豊富に持っているのは驚いた。やっぱり長期滞在組は、料理する人が多いんだなぁ〜。

●ケンさんたちとのお別れ。(アンタルヤ)

あっちゃんは、そろそろ日本に帰国して、仕事をしなくてはならない。
そんなこんなで、パーティで一緒だった皆と別れる時が来た。

既にレインボー・ギャザリングに行ったエミちゃんとマミちゃん。

そして、あっちゃんとあずさちゃんは、パムッカレに。
私とマユとゲンキクンは、さらにアンタルヤに滞在。
ケンさんたち残りのメンバーは、オリンポスにキャンプ道具などの荷物を運び、翌日にパムッカレに向かう。パムッカレであっちゃんとお別れをしつつ、温泉に入るのだ。温泉は魅力的だけれど、水温は37度以下らしく日本のように気持の良い温泉ではないようだ・・・。

今まで、10人以上で居たのに突然に3人になった。とても静かで寂しい。
やっぱり、パーティの余韻もあり、ちょっとボーッとしているのは治らないけれど、さすがに私たちも行動を開始しないとならないかなぁ〜。

●再びアンタルヤに沈没か?

またもやLazerに戻ってしまった。
自分のパソコンを使用して、部屋でインターネットに接続できる魅力にやられてしまったのだ。部屋自体は、明らかにKESKINの方が良いと思うけれど。

私たちは道路側の古い建物にあるドミトリーに。
ゲンキくんは以前にいた、シャワーに近い部屋のドミトリーに。

パーティ後の日本人で溢れ、とても混雑している。パーティ前や、パーティで会った顔も多く、疲れた身体で移動を決断するのは難しい。
案の定、周囲には毎日のように「出るよ、出るよ。」と言っているけれど、アンタルヤを出られない人たちばかりが残っている。

ゲンキくんと部屋や中庭で酒を飲み、だらだらし、料理をする。私の体調もようやく良くなり、なんとか移動できそうだ。マユとゲンキくんはオリンポスに行きたいらしい。
オリンポスに日帰りでパーティに行った人や、パーティ後にオリンポスに行った人たちから話を聞く。どうもアフターはあるようだし、音は警察に止められたりするものの他にもパーティはあるようだ。正確にはアフターパーティがあるかどうかは分からないが、パーティがあるとの噂を頼りにオリンポス行きを決意する。でもなぜか、決意した夜も3人で夜中までまったりしてしまったのだ・・・。

翌日には、チェックアウトにギリギリの時間でなんとか起きた。
ゲンキくんは、まだオリンポス行きを決断していないものの、パッキングだけは済ませていた。どうもLazerで雑談しているのが楽しくて離れられないようにも見えた。

あとで考えてみると、ゲンキくんは日本に帰るかオリンポスに行くか悩んでいたのかもしれないが。既に大学の授業も開始される日が近く、精神的に落ち着いてのんびり楽しむことが難しくなってきていたのだろう。

かと言って、私たちもアンタルヤを出るのは面倒くさい。
オリンポス行きには乗換えが必要らしいし、バスターミナルまで行くのも億劫。ゲンキくんに行き方は任せ、付いて行くだけという快適移動はないかなぁ〜、なんても思ったり。
でもずっとアンタルヤにいても仕方がない。ともかくも、アンタルヤを出る。そう決意して、ゲンキくんを促し、一緒にオリンポスに向かう。
バスターミナルまで行かずとも、トラムで終点まで行ったところにドルムシュ乗り場があるらしい。ゲンキくんに従い、皆でそこを目指す。しかし・・・地図と現実は異なり、ドルムシュ乗り場はトラム終点からかなり遠い。病み上がりでもあり、重い荷物を持つのはかなりきつかった。

歩いた甲斐もあり、バスターミナル発のドルムシュとは違い、乗換え無しでオリンポスに到着した。ペンションのある場所まで、3kmと距離があったが、簡単にヒッチハイクにも成功し、とても良い気分。自然にも囲まれて、どんなオリンポスライフが始まるのかと期待するのだった。

●食事、空調、ホットシャワー快適生活。(オリンポス)

比較的安めのオレンジ・ペンションに宿泊する。
どの部屋も同じ値段らしいが、各部屋により設備は異なる。嬉しいことに、私たちが3人だった為かとてもきれいで新しい部屋に割り当てられた。

今までのパーティとは、全く違う生活!!
冷暖房完備。電気毛布。室内ホットシャワー、そして椅子や机、ドレッサー、タンス。まさに至れり尽くせりなのだ。
さらに、朝食とビュッフェ形式の夕食も付く。

全部で、15リラ。
安い金額ではないが、その金額払えば、他に何も出費なく滞在できる。

パーティのテント生活や、アンタルヤよりもずっと快適な生活が始まる。
ところで、ゲンキくんとは随分と一緒に遊んでいたけれど、初めて同室になった。それが果たして、ゲンキくんにとって良いことなのかどうか・・・。私たちにとっては、とても楽しくて良かったけれど。

●オリンポスだらだら。

オリンポスはヤバい。

パーティ以来のボーッとした頭で、朝食のために11時頃に目を覚ます。

朝食を食べたら、夜まで中庭の屋根のあるテラス(?)でのんびりする。そこには座布団やテーブルもある。そして、持参の毛布も持ち込む。まさに半野外で気分も良く、屋根や50cmほどの壁もあるので、風雨も気にならない。

猫や犬も遊びに来る。

お腹が減って食事の話を始めた頃が夕食だ。
「ディナー・ターイム!!」
呼び声につられて、空かせたお腹の日本人一同がビュッフェを目指す。

ビーチへの道の途中には、遺跡があり見所も多い。しかしなぜか面倒で遺跡まで足を伸ばせない。結局2回ほど軽く覗いたが、全部を見たとはとても言えない。おそらく半分の半分も見ていないだろう。

ビーチもかなり遠い。距離もあるし、途中に料金所もある。料金所の裏から回るとお金は取られないのだが、どうも悪いことをしているようでもあり気分が乗らない。料金(2リラ)を払ってまでビーチに行くのもどうももったいない。

ワインの売っている商店は、ビーチよりも更に遠い。だらだらが身に付いた今となっては30分ほどの散歩は間違いなく「遠出」の部類に入る。ビーチでさえ遠いのにその数倍を歩くのはちょっと勘弁なのだ。

火の山キマイラが有名らしい。山頂付近にはガスの発生する穴がいくつもあり、昔からず〜っと消えない火がついているのだ。ゲンキくんは昼間に行って来た。オレンジで一緒にだらだらしていたタクさん&シュウさんも行ったらしい。どうも背中を押されるような気もするが、オリンポス滞在が続くにつれ行く気が失せていく。

私に比べると、マユは遠出をしているようだった。
が、結局は2人とも7泊の滞在でほとんどオレンジ・ペンションの狭い敷地を出ることはなかった。毎日のようにテラスでだらだらし、ゲンキくんやタクさんたちと雑談する。途中からゲンキくんの知り合いのケイコちゃんと、ユキコちゃんも含め、かなりのダラダラ人間が集まってしまったのだった。

●たまにはお出かけ。(オリンポス)

オリンポス滞在で1番の遠出と言うと、ワインの売っている商店への散歩だ。
安いワインを購入する為に、必死で歩く。遺跡を越え、歩きにくい小石のビーチを抜け、更に川沿いを歩く。

途中の道には、野生の亀がたくさんいるらしいが、あいにく外を歩かない私は、この時に1回だけ見ただけだった。

亀はかわいいし「明日は亀探しに行く!!」などとテラスで決断しつつも、結局はそれ以上出かけることはなく、2匹目の亀を見ることもなかった。

海の水は澄んでいる。アンタルヤで見たような明るい青色とは違うが、とにかく澄んでいて波が来ると横から波の向こうが見えてしまうほどなのだ。
川の水もとてもきれい。周囲は岩山に囲まれ、住んでいる人も少ない。こんな環境では川の水がきれいなのもうなずける。

商店には、一通りの品物が揃っている。
ワインを買い、お菓子を買い、隣のお店の子猫にちょっかいを出す。さらに犬や猫、孔雀やロバ(私は未確認)と動物園のような庭で楽しみつつ自分たちの部屋に戻るのだった。

●本当に何もしない生活スタイルについて。(オリンポス)

だらだらと過ごす。

本当に何もしない。
起きて食べ、寝て、ごろごろして、食べて寝る。

そんな生活に何も疑問を感じない。

忙しく動き回らないとならない理由は無い。
何かしなくてはならないことは無い。
動きたくなったら動けば良い。

こんなに穏やかに時を過ごしたことは、かつてなかった。
急がなくてはならない理由が無い、そんな自分になれたことはなかった。
縛られることの無いはずの長旅をしているのに、いつも何かに急かされていた。
トルコで皆既日食を見ることや、年末にゴアに向かうこと。そういったことが、理由となり先を急ぐ。本当は、そんなに急ぐ必要も無いのかもしれないし、途中を飛ばして目的地だけに行けば急がなくても良い。なぜか、どこにでも行きたいし、全てを見たい。そして、目的を果たしたい。

そんな風に自分を縛り、自由な時間を小さく縮める。

これが自分の望んでいた感覚かもしれない。
穏やかに、平和に、のんびりと、先を考えずに、ただいるだけ。
雨が降れば出かけない。太陽が顔を出せば自然を見る。

旅の途中で出会う人の中には、のんびりと泰然と時間を使う人がいる。
そんな風な時間の使い方に憧れていたけれど、やはり、自分がそういった心境になれた時に初めてそれができる。

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ミニコラム

++シーシャ++

水タバコ。
中東・・・というか、アラビア圏では、シーシャがポピュラーだ。

説明は難しいが、熱い炭の下に入れた香りのするネタの煙を、水を通して吸う。フルーツの香りのする。
タールやニコチンは入っていないようだが、身体には悪いらしい・・・。











ミニコラム

++ラゼル++

オーナーが代わり、現在は日本語を話せるエルさんは、ほとんど宿にいない。

部屋は寒く、太陽の光がささないので暗い。キッチンも汚い(お客の性だろう)。

ただし、中庭はいい。くつろぐのに最適。ただし、地中海にいるという雰囲気は全く無い。
日本人が泊まっていなければ、友達も作れないので、この宿に泊まる意味はないかもしれない・・・。

でも、ネット使い放題というのは便利だった。













ミニコラム

++お酒++

アンタルヤでのワインの再安価格は2.5YTL。
味も悪くないし、2YTL近くするビールに比べると、酔うのにもずっとお徳。

トルコのお酒であるRAKIやGIN、VOTKAなどはボトルで20YTL委譲するので日本以上に高いことになる。

やはり、トルコにはお酒はあるけれど、寛容では無いのか。。。消費税が高いだけかもしれないが。










ミニコラム

++サバ・サンド++

ロカンタ街とも言うべき、ツーリスト向けレストラン街がある。
それは、カレイチの北東にある。トラムが曲がるところでもあり、時計塔も近く、誰もが訪れる場所だろう。

さて、そこにあるレストランのうちで、魚を扱っているお店はオススメ。

2YTLで魚サンド。サラダ食べ放題。
3.5YTLでサバ1匹、もしくはアジの開きのから揚げ(数匹)とサラダ食べ放題、フランスパン食べ放題。などなどオススメメニューなのだー。












ミニコラム

++オリンポス++

時期や客層にもよるだろうが、キャンプ滞在は自由なようだ。

中には、ペンションの出すビュッフェ形式の夕食を食べに行くキャンパーもいるようだが、当然ばれたらヤバい。でも、そんな日本人が結構いるようで・・・良くない。

マーケットが遠いので、オリンポスはキャンプには向かない場所だとは思うけれど・・・。












ミニコラム

++お墓++

森の中には、遺跡のようなお墓がたくさある。

オリンポスは海賊の本拠地や隠れ家として作られた町らしく、険しい山や森と言った自然も多い。そんな中にたくさんの遺跡やお墓が潜んでいるのは、多くの旅行者にとって、とてもいい散歩になるようだ。

でも、恥ずかしながら私たちは、ほとんど散策しなかった・・・。