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トレッキングも充実し。(ペトラ)


ペトラ遺跡。
ヨルダンでは最も有名な遺跡だ。そして、中東でも最も有名な遺跡の1つだろう。

インディ・ジョーンズ「最後の聖戦」の舞台に使われたことでも有名な遺跡なのだ。

乾燥した岩山の中にある遺跡は、過去長い間地元の人のみに知られて隠されてきたという。
とても広いということで、ガイドブックによると1日でも見切れないとある。
情報ノートなどによると、1日で十分という意見がほとんどだが、朝早く7時に起きて行く。
入場料21JD(約3,700円)を支払い中に入る。
以前は1JD(約175円)だった入場料を、いきなり21倍の金額にしたらしい。その値上げ幅も凄いけれど、仕方もないと思う。
アンマンの細かい遺跡1つ1つからも入場料を取り、そちらは納得できない。ペトラの入場料は高いけれど、納得できる。やはり遺跡の質っていうのは、値段も重要なのかも!?(笑)


まず門をくぐり、幾つかのお墓、遺跡を眺めながら先に進む。
ここから真剣になっていたら、全てを見切れないのは必死だろう。

そして、イスラエルで聞いた話によると、有名な遺跡は早い時間に訪れないと観光客だらけになってしまう。そうすると人がたくさんいる写真しか撮れないのだという。まぁ、確かにその通りではあるのだが、最後には違う感想も持った。

いきなり左右が切り立った崖の底のような場所に出る。
そこを歩いていくのだが、遺跡ではなく、この自然だけで凄い。幅が狭く2〜10mほどしかないシークと言われる崖の道が続く。崖の上がせり出していて、青空が少ししか見えない場所もある。こんな崖の隙間を歩いていった場所に遺跡を作るというのは、隠すのには正解だろう。

シークの隙間から紀元前1世紀頃に作られた「エル・ハズネ」が覗いてくる。
まず全体が見えるのではなく、少しだけ見えてくるというのも、想像力がかきたてられて良い。エル・ハズネとは、崖を削り彫りぬいた遺跡である。ローマ神殿のような建物だが、霊廟らしく高さが43mもあるらしい。
インディ・ジョーンズ「最後の聖戦」の撮影もここが使われたので、ペトラ遺跡の中でもエル・ハズネがもっとも有名だし、観光客がたまるのもここである。

しばし眺めて奥に進む。
ローマ円形劇場を越え、崖に削りこまれた「アーンの墓」「コリンシアンの墓」「宮殿の墓」などを覗いていく。まだ朝なので誰もいない。まだ涼しくもあるし、そういう中でのんびりと遺跡散策をするのは気持ちが良い。

ローマ遺跡と同様に柱ばかりが残っている「柱廊通り」と呼ばれる通りを通る。右には教会、左には大寺院が残る。教会は、まだそれほど古いものではないらしい。

凱旋門や寺院などを見ながら、1番奥にある「エド・ディル」を目指す。
エド・ディルは、山を登って行った先にある。ほぼ峠にある遺跡なので、遺跡の近くから見られる風景も見ごたえがある。
1時間ほど歩いて登らないとならないのだが、ロバを連れたヨルダン人がたくさん待ち構えていて、ロバの背に乗って登らないかとしつこい。

正直、遺跡のゲートから最奥の「エド・ディル」まで、3時間ほどかかる。
トレッキングとしても楽しいし、遺跡だけでなく、地形も楽しめて、ペトラ遺跡は近辺では特別な遺跡だろう。ここをパスしていこうと思っていたのは、少し愚かだったかもしれない。やっぱり有名な場所は、良い場所の可能性があるのだろう。・・・世界遺産といっても、たいした場所ではないことも多いから、最近はつい横着になってしまう。

最大の遺跡である「エド・ディル」でのんびり時間を過ごす。

早朝に出てきたので、写真を撮るのに陽の当たる角度が都合よくない・・・。
「エル・ハズネ」は、午前中、それもそんなに早くない時間の方が陽の光が明るく撮れそう。
「エド・ディル」は、午後、少し時間を回ってからの方が、夕日に映えてきれいに撮れそう。
「柱廊通り」や「大寺院」などは、明るい時間ならいつでも写真は撮れそう。
多くの墓などは、「エド・ディル」と同様に午後の方が良いかも。

ともかく、6〜7時間のトレッキングを終えて、満足して帰途に着く。
宿に到着する頃には、暑さもあって疲れている。まずは、冷えたビールを飲んで、気分よくシャワーを浴びた。



●ワディ・ムーサの雰囲気。(ペトラ)

ワディ・ムーサは小さな村だ。
小さいとは言っても観光客も多いので、食事などに困ることはない。

西洋人、日本人、韓国人ばかりでなく、アラブ人も多いような観光客ばかりのツーリストタウンでもある。物価も高く、スーパーでジュースを買おうとしても、他の街の2〜3倍の値段が普通についている。町の中心から少し離れると、物価も普通に近づいていく。

アンマンと同様に起伏が多い街で、高台にある街の中心近くにある宿から、ペトラ遺跡の入口が見える。観光バスが並んでたくさん停まっており、この小さな村の規模を考えると壮観なのだ。

レストランなども高いけれど、内容は充実している。
宿のディナーのビュッフェも3JD(約500円)だが、野菜も豊富で満足できる。もっとも、一緒に飲むビールも3JDするので、そちらで儲けを取っているのかもしれないが(笑)。

小さな村なので暑い昼間の時間、遺跡を見終わってしまうとすることがない。
私はネットカフェに行って過ごすが、宿で景色を見て過ごすにも暑すぎる。6月以降になったら更に暑いかと思うと、過酷な観光地だと思う。

そんなわけで、遺跡を見て満足したら、早く寝て翌早朝のバスを目指して早く寝るのだった。

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ミニコラム

++ペトラ遺跡++

入場料 21JD
※学割なし。

2日券 26JDなど複数日有効券もある。ただし、よほどの遺跡好きでないと1日で十分に思われる。