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カトマンドゥからポカラへ。

カトマンドゥのスディールさんのお店では、ポカラ行きのツーリスト・バスが200Rsと(たぶん)最も安い値段で買える。バスは値段の割にはきれい。スピードも速すぎることも遅すぎることもなく、だいたい定刻通りにポカラに到着する。

中国からやって来た私たちにとって、ネパールはとても小さく感じる。カトマンドゥからポカラの移動も7時間弱のまあまあ長い道のりだが、あまり苦に感じない。中国を一度回ってしまえば、旅にも強くなるんだなぁ・・・。

カトマンドゥの町は大きい。けれど、町を出てしまえばすぐに田舎な風景が広がる。畑に山に段々畑。素朴で簡素な家に住み、子供が裸で走り回っている。

●静かな町と山々。(ポカラ)

「わー。山だ。きれいだね、、、。ん?う〜ん・・・。」
「う〜ん、ん、、。」
チベットで壮大で美しい山々を満喫してきた私たちにとって、ポカラの山々は感動には至らないシロモノだった。
カトマンドゥは世界の中でも空気が汚いという。だから、というわけでもないだろうが、ここも微妙にではあるけど空気が濁って見える。きれいな雪山の前にかかる黄色っぽい霧が気持ちをガックリさせる・・・。

とは言え、同ホテルの他の日本人たちは、山々に感動の声をあげている。そう、きっと普通に考えればきれいな光景なんだろう。でもやっぱりチベットと比較してしまい、同感できずにいる私たちであった。残念!

ポカラの観光地は、ダムサイド(山がきれいに見える)とレイクサイド(湖沿い)に分かれる。どちらも楽しげなのだが、ダムサイドは日本人が多いこと、湖<山という嗜好の問題からダムサイドに宿を決めた。
ダムサイドはオンシーズンの割には人が少ない。「観光地」とは言いがたく、お土産屋もレストランも空きが多いように見える。観光客は驚くほど日本人率が高い。西洋人もごく稀にはいるけれど、いると「お。」と思ってしまうほど珍しい。

レイクサイドも、ダムサイドと同様に閑散としている。オープンエアの雰囲気あるレストランにも、客が1人として入っていなかったりする。同情してしまいたくなるような静けさだ。

●非トレッキング生活。(ポカラ)

ポカラと言えば、トレッキングだろうか。

季節のせいもあるだろうけど、泊まっている日本人の多くがトレッキング目的というわけではないようだ。若い男の子が3週間かけての計画を立てていたが、それ以外はトレッキングするかしないか?と悩んでいる(結局はやらなそう。)人がほとんどだ。

トレッキングで気をつけたいのがマオイスト※だ。最近ではお金さえ払えば大丈夫、という話を聞いていたもののやっぱり少し不安だ。また、マオイスト以外にも山には危険がはらんでいる。
宿のオーナーの話によると、2週間前くらいに日本人3人組が犠牲にあったらしい。金目のものを全て盗られた挙句、ボコボコに殴られる蹴られるの暴行。そして、今はカトマンドゥに入院しているとのこと。
現地人ガイドをつければ、顔がわれてしまう危険性が高いので襲われる可能性は減る。外国人だけでの登山や夜歩きは危険なようだ。また、洞窟方面でも襲われた日本人が最近だけでも4組いたとのこと(入院するまでには至らずに済んだらしい)。

特別トレッキング願望を持たない私は、アコガレの温泉を目指していた。
だけれども温泉に入るまでの4時間のショート・トレッキングでさえも、入山許可証として2000Rsが必要ということを聞いた。ショート・トレッキングも温泉も楽しみにしていたけれど、お金がこんなにかかるんじゃな、と一気に夢は吹き飛んでしまった。

これも、やっぱりチベットから入ったからだろう。
山には少し飽きているのかも??

●町外れのバザールへGO。(ポカラ)

ポカラの町からローカルバスでちょっと行くと、オールドバザール、ニューバザールがある。観光地のポカラとは違った顔が見れるので、暇つぶしにはいい。
オールドバザールには特別マーケットがあるわけではないが、古い家々と素朴な人の生活が見れる。ニューバザールは小〜中級クラスのショップが軒を並べ、ポカラの観光地と比べると活気がある。ネパールの中級クラスのショッピング生活が分かる、といった感じかな。

ニューバザールはポカラに比べると値段が安いと聞いた。カトマンドゥに比べると値段の高いポカラではお酒類も高いので、ここで買おう!と張り切ってビールの値段を聞いてみるのだが、結局はそんなに変わらない・・・。ネパールではビールは高級なのだろうか?

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ミニコラム

++ポカラの宿++

ポカラは競争が激しいからか、びっくりするぐらいの安い値段で質の良いホテルに泊まることができる。3〜4ドルも出せば、きれいで広い&テラス付きも夢ではない。
安い部屋は、ドミトリーひとり80Rs〜、個室100Rs〜ぐらい。ただし、清潔でないし日当たりが悪いことが多い。







ポカラでも日本食ばかり食べ。

カトマンドゥでも日本食ばかり食べていた。
そして、ポカラに来ても「アニルモモ」だけに通ってしまった。

ポカラでは毎食通うつもりではなかったのだが、値段が3〜4割もカトマンドゥより安い(味はもちろん落ちる)のと、漫画がたくさん置いてあったのに惹かれてしまったのだ。

私はいつも漫画を読むけれど、マユは珍しい。
マユがハマったのは「東京大学物語」、1巻から真剣に読み始め、それを読むためにレストランに通ってしまった。
私が読んでいたのは「ゴルゴ13」、日本の本がおいてある場所にはいつも1冊くらい置いてある。旅に出て随分と読んでいるので、最近は以前に読んだ本に当たる確率が高くなってきている。

アニルモモにはたくさんの日本人が来る。
そこに1日いると、ポカラでのんびりしている日本人の多くには会えそうだ。あちこち観光している人はやってこないのだろうけれど、暇つぶしに本を読みに来る人が意外と多いのだ。私たち(たった数日だけれど)と同様に毎日来る人もいて、なんだか落ち着くことができる。
それと産まれたての子犬がいて、とて〜もかわいかった!!

●何だか濁っている湖。(ポカラ)

ポカラでは、湖(もしくはダム)の近くに滞在しようかと考えていた。

そんなわけで、初日は適当に決め、翌日になって部屋探しに出かけた。湖沿いに宿はあるのだが、値段は高めになっている。以前にポカラに滞在した際に泊まったような、だらだら過ごすような宿が見当たらない。どこもお洒落できれいなのだ。

しかも!なんだか湖がきれいじゃない。
(綺麗でない湖を目の前で眺めても仕方がないか・・・。)
そんなことを考えているうちに引越しも面倒になり、宿探しはやめて GREEN VIEW という宿に泊まり続けることにした。

ところで、川沿いではないが、ドミトリー50Rsと値段がお手ごろなところや、オーナー(夫)の目が真っ赤で凄い臭いをぷんぷんさせている宿もあるなど、ポカラもいろいろなのであった。

日本人で囲む日本式鍋!(ポカラ)

コトの始まりは、いつものように宿の屋上のテラスでのんびりくつろいでいる昼下がりだった。
「鍋をやるんだって。」
というお誘いがあった。宿の宿泊客とオーナーが、モモ(ネパール餃子)の話をしていると、話の流れから「鍋をやりましょう!」ということになったらしい。

そんなわけで・・・私たちの宿(日本人宿)の人と、向かいにある「ゴータマの家」というそれもまた日本人宿の人たちみんなで囲んで鍋をやりましょうというのだ。

けれども、ポカラで食べる日本食はイマイチなものが多いし、味付けに不安を感じる。しかも1人200Rsと物価の割には値段も高い。ただ魅力的なのは「みんなで鍋ワイワイ」という点。大勢でご飯を食べることもそんな滅多にはある話ではないし、大勢で鍋をつつく楽しさというのはいいものだ。席につくまでは躊躇していたものの、お酒を飲みながら話に花が咲いた。

12人ぐらいいただろうか。こんなに日本人がいるプラス、双方のオーナーは日本語がぺ〜らぺら。ここはまるで日本のようだ。まったく。ゴータマの家ではNHKまで見れる。
鍋は意外にもおいしい。味は昔、日本人により伝授されたものらしい。ちゃんと肉骨とコンブでダシを取り、醤油で味付けをしている。鍋というよりスープに近い薄味だったが、普通においしかった。

●一気にインドへ入る!(ポカラ-スノウリ)

ほのかな期待を抱いていたポカラの町にも飽き、そろそろインド入りか〜?と思った2人は国境行きのバスチケットをゲットした。ホテルで買う(330Rs)より多少安い290Rsで国境の町、スノウリ行きだ。

バスは幅も狭ければ、足も伸ばせない。窮屈な空間に耐えること約7時間。ようやくバスはスノウリに到着だ。山を下りたせいか、気温が上昇気味だ。脱げなかった長袖もここでは楽勝で脱げる!
バスを降りると、たくさんの客引きが待っていた。ヴァラナシ行きのバスの勧誘、ホテルの勧誘、そして国境までのリクシャーの勧誘などだ。

ヴァラナシ行きのバスは、インドルピーで350だと言う。まだインドの物価の基準がよく分からないので高いのか安いのかが分からない。ネパールは物価が安いけれど、隣国のバスの手配料が含まれていそうだし・・・。
一緒のバスだった日本人はヴァラナシ行きを買ったようだが、不信感をぬぐえない私たちはとりあえずはリクシャーでボーダーまで目指すことにした。

リクシャー運転手に連れられたのはネパール側にある旅行代理店。ここではヴァラナシ行きバスが280Rs、そして悩んでいると250Rsまで落ちた。さきほどより安かったので、悩みながらもチケットを購入。

ボーダーを越え、ネパールを出国し、インドに入る。一息ついたタカが近くにいたインド人にバス値段を聞いていると、170Rsで行けることが判明!
タカは急いで代理店に戻り、払い戻しをしてもらった。実は私は心の中で「たぶん出来ないだろう。」と思っていたのだが、タカは見事に返金してもらっていた!やってみるもんだ!

ちょうど良く、ヴァラナシ行きのバスが通りかかった。バスの中はもろローカルバス風だが、値段は言われた通り170Rs。しかも出発がすぐだったので、今日中にヴァラナシに着きそうだ。ご飯の準備もできないうちにバスに乗り込んだ。

グングンとネパールを離れ、ヴァラナシに近づく・・・。あっけないようだが、前に進むというのは気持ちがいいもんだぁ!

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ミニコラム

++ボーダーまで++

ネパールの代理店などでダイレクトのヴァラナシ行きバスチケットは買わない方が良い。国境のスノウリにて再びスノウリ〜ヴァラナシ分のチケットを買わされる羽目になるらしい。お金の無駄になるのでネパール〜スノウリを買っておくのが無難。
友達の1人もこれでだまされてしまったようだ。注意!

 
左:ダール、豆状のスープ。 右:ネパール式モモ、見かけは普通のギョーザだけど中はカレー味。


日本食の親子丼。味噌汁付きがニクい!

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