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首都デリーへ!(ヴァラナシ-デリー)

ヴァラナシ駅に着くと、デリーに向かう列車は既に到着していた。
近くの座席は全て外国人旅行者、インドの鉄道ではこういったことがよくある。何か、座席配分の上で配慮があるのだろうか。

特に騒ぐこともなく、早めに寝台を作る。そして、気持ちよく横になり本を読む。今夜はうるさいインド人に邪魔されることなく快適に眠れる。いやぁ〜、ついているのだ。

電車はちょっと遅れてニューデリー駅に到着した。
都会の喧騒が感じられ、駅前のメインバザールはコルカタ以上の賑わいでもあるようだ。ここで数ヶ月前に爆弾テロがあったとは、とても信じられないくらいのざわめきだ。

そして、早々にホテルに腰を据えると、昼過ぎまでさらに寝てしまった。

●イランビザ取得のために。(デリー)

イランビザ取得に必要なもの。
・申請書2枚
・日本大使館のレター(日本人である証明など)
・ビザ用の顔写真3枚
・パスポートのコピー

まずは日本大使館に向かう。ニューデリー駅の近くに泊まっている私たちにとって、日本大使館は随分と遠くにある。南に10kmほどもあるので、歩いていくことはできない。私たちは面倒くさがりなので、バス(乗換えが必要)ではなくオートリクシャ(タクシー)で向かった。
インド以西の多くの国では、ビザ取得の条件として日本大使館のレターを要求する。身元を明確にするなどの目的だろうが、そこまで厳格にする目的というのは宗教的なものだろうか、テロなどの治安対策だろうか。

ニューデリーの日本大使館では、とても素早い対応でレターを発行してくれる。申請から10数分でレターが出来上がってしまうのだ。
大使館を訪れることは余りないが、セキュリティや受付の親切さといい、申請窓口のソフトさといいインド大使館にはとても好感を持った。

次にイラン大使館に向かう。
とても綺麗な建物で、紅茶のサービスもあったり、トイレも清潔だったりとハード面のサービスはとても良い。
ただし、ソフト面のサービスは今一歩だった。ビザの申請用紙をもらう為にも申請の並ぶ必要があったり、何だか役所仕事といった感じの対応ばかりなのだ(無愛想で感じ悪い)。申請書類の提出後に、どういった段取りが必要なのかなどもほとんど説明してくれなかった。う〜ん、イランは親切な国とも聞くがどうなのだろうか。

さて、次は1週間後にイラン大使館を再訪だ。
無事にビザをもらえると良いのだが・・・。

メインバザールの喧騒。(デリー)

デリーは首都でありながら、インドでは3番目の街になるという。
けれど、私の印象では一番賑やかな街であり、ムンバイやコルカタよりゴミゴミした感がある。ひっきりなしにオートリクシャーが行き交い、人、人の嵐。そしてたくさんの牛の群れ。そんなものが狭い路地にぎっしり詰まっていて、喧騒がすごい。これこそインドだ〜、と思ってしまう。

インドは南から北へ上ってくると同時に「人の悪さ」度も上昇気味だ。コルカタに来てもそう思ったし、2度目であるヴァラナシでさえも「もおお!!」と怒ってしまうような出来事がよく起こった。
噂では、デリーが1番人が悪いという。着いて、それは何となく納得してしまった。人口密度のせいもあるのかもしれないが、ぶつかっても謝らない、笑ってごまかす、などフツフツと煮え立つような気持ちが出来上がっていくのだ。しつこいのも値段をぼるのもインド人特有の気質なのでもう分かっているし、重要なのはソレではない。デリーはそんなこと以上に人が冷たいような、都会的な人たちが多い気がするのだ。

と、こんなことを書いているのも、私自身インド人に足を踏まれたからだろう。
着いた初日のこと。道を歩いていると、男性1人を乗せたサイクル・リクシャーに足を踏まれた。大人1人の体重が足の親指だけに負担がかかったのだから、半端じゃない痛さだ。だが、運転手は何も言わず去ろうとする。私は怒りに任せ、自転車を叩いたりと相手に当たったが、運転手はやはり謝ろうともしない。「もおお!!」なのだ。後になってからも(もっと言ってやれば良かった!)と後悔した。
案の定、足を踏まれた跡は数日残り、青く痛々しく残ったのであった。

デリーは足元に注意!なのだ!

●買物天国?(デリー)

バザールでまた買物三昧してしまった!

以外にもデリーは買物天国で、安宿街にはツーリスト向けの店が軒を並べる。派手な衣類、アクセサリー、小物、お香、アユールヴェータ商品など様々だ。また、「ヘラ」と言って、インド人女性が腕などにタトゥーのように模様を塗ってくれる店も多数ある。韓国人男性が並んで塗ってもらう姿は少しおかしかった。

私もバンジャビードレスの上を2枚オーダーメイドしてもらったり、サンダルを購入したりした。インドは世界でも最安に近いぐらいの国なので、買物をしていても嬉しいことが多いのだ〜。

デリーは新市街や郊外の方まで足を伸ばせば、大きなショッピングセンターなどもある。
「クリニーク」の化粧水を探していた私はタカと共に2、3軒のショッピングセンターに足を運んだが、結局は見つけられなかった。「資生堂」はあったものの「シャネル」などの有名どころの化粧品も香水もない。インドには金持ちがいっぱいいるのだから、絶対あるはずなのに見つけられなかった。一体どこにあるのだろうか??

無銭旅行記のケイさんに会い。(デリー)

メインバザール(パハールガンジ)の安宿パヤルで、人を探している女性に声を掛けられた。探している人は見つからなかったが、その女性は「無銭旅行記」のホームページを持っているケイさんと、一緒に旅をしているということだった。

「無銭旅行記」のケイさんには、以前から会ってみたいと思っていた。
日本を出発する時は、チケットと自転車と小銭しか持っていなかったというのだから、そのバイタリティは凄いはずだ。
そのまま既に5年も旅行しており、世界最高峰でもあるエベレストも登頂しているというのだから、一体どんな人かと期待は膨らむ。

自転車に乗ってやってきたケイさんは、後ろに大きな荷台を取り付けた"ママチャリ"だった。それで世界を旅しているのだ。う〜ん、さすが!!
立ち話もなんだと言うことで、チャーイを飲みに行く。その際に、ケイさんが小さな鍵を買っていたのだが、まさかあんなことになるとはこの時は思わなかった。

それぞれの旅の話をする。
ケイさんの話で印象的だったのは、ガンガー下りだ。2週間かけてヴァラナシからベンガル湾まで下ったと言うものだった。
6人の日本人が集まり、ヴァラナシで手漕ぎボートを2艘買い、屋根などを取り付けて意気揚々と出発したものの2日目に1艘が沈没!!
幸か不幸か、沈没した船が荷物を積んだ船だった。パソコンなども全て水浸し・・・。そんな旅をしているなんて、ちょっと羨ましい!!
(ヨーロッパ辺りで重なることがあれば、一緒に自転車を漕ぐのも良いなぁ〜)
なんて思ってしまった。
でも、ケイさんたちにとっては笑い話ではない。必死に流された荷物を探し、沈没した船は地元の漁師に協力してもらって引き上げ、修理をして再出発したらしい。う〜ん、波乱万丈の旅だ!!
無事にベンガル湾まで着き、今はヨーロッパに向かってビザの準備中とのことだったが、ケイさんの世界一周は10年以上かかりそうだ。

ちなみに、お金を持って日本を出たわけではないケイさんは、旅の途中でお金を稼いでいる。手品など大道芸で稼ぐのだそうだが、その時にはとても真剣でお客さんの迷惑な突込みには怒る時もあるそうだ。
場所に縛られずに身体だけで稼げると言うのは凄い。そういったものは、自分に対する自信として雰囲気にも出てきたりするのだろう。

そんな話をしたあと、ケイさんが立ち上がってバッグを開けようとした。しかし、どうも先ほど買ったばかりの鍵が開かない!!一生懸命に皆で挑戦するが開かない。買ったばかりなのに開かないとは、さすが中国製だ!!
諦めて先ほど鍵を購入したお店に行ってみる。彼も試すが結局は無理だった。さてどうするかと言うと、おもむろに鑢(ヤスリ)を取り出して鍵を切り始める。ほんの1〜2分で鍵は切られてしまった。う〜ん、こんなに簡単に鍵は切れるものとは。解決はしたが、ちょっと自分の鍵も簡単に切れるのだろうかと不安になってしまった。

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ミニコラム

++駅前の悪者++

駅前にはインドに慣れていない旅行者を待ち構え、くだらない嘘で騙そうという輩がたむろしている。

旅行代理店も嘘っぽいし、外国人用の鉄道予約オフィスに行くのを邪魔するインド人もいる。

旅行代理店は、レストランも兼ねている場所(ゴールデン・カフェなど)や、ホテルの兼営。もしくは、信用できるホテルの従業員のオススメの場所が良いかも。
でも、デリーから移動する場合には、だいたい電車で事足りるので鉄道予約オフィスに行ければそれで良いかも。

 

 

ミニコラム

++爆弾テロ++

2005年秋に野菜市場にて爆弾テロがあった。
近くのホテルに泊まっていた日本人は、その衝撃と音のすさまじさに驚いたと言う。
今はその名残はないようだが、警察が常駐するブースができている。これで、少しは安心できるようだ。

 

ミニ情報

++ネット接続++

デリーのネットカフェは、不満を感じない程度には速い。
料金は15Rs〜。夕方から夜にかけては混んでいる。待たないでネットをするには昼間が良いかもしれない。

自分のPCを接続するのは、ニューデリー駅からめインバザールを歩くと"インターネット 5Rs"と書いてある看板のお店が良い。

※実際には5Rs/1時間ではなく、15Rs/1時間なので要注意。

 

 

ミニ情報

++イラン大使館++

紅茶飲み放題。
トイレも綺麗。

オートリクシャで、30Rs程度。バス+歩き や 地下鉄などで行く方法もあるが、2人以上いるならオートリクシャのほうがラクなような。

 

 

ミニ情報

++ケイさんのHP++

「無銭旅行記」
ケイさんのサイトは、リンクページをご参照ください。

ちょっと更新は遅れ気味のようですが、これから頑張るらしい。

●インド版新幹線。ちょっと贅沢。(デリー-アーグラー)

朝早くに起きてニューデリー駅に向かう。

今日はちょっとした贅沢で、インド版新幹線ともいうようなスーパー特急に乗るのだ。普段はこんな贅沢はできないけれど、ニューデリー-アーグラー間は距離が短いので、高級な列車に乗っても法外な金額になることはない。
また、アーグラーは1泊2日の短い滞在だけで終わらせるつもりなので、現地での時間を有効に使いたかった(高い電車は"速い"!)。そんなわけで、贅沢をしてしまったのだ。

昨夜は同じ宿のジュン君と深夜まで酒を飲んでいたので、5時起きはつらい。電車に乗り込んだものの睡魔が襲ってくる。
サービスでミネラルウォーターやスナックなどが配られるが、半分以上は眠ってしまっていてサービスの良さも関係なくなってしまっている。
朝食も配られるが急いで食べるだけで、また眠ってしまう。う〜ん、せっかく良い電車に乗っても寝不足の私たちには余り関係はなかったようだ(もちろん柔らかい椅子はありがたい)。

それにしても飛行機のようなサービスの電車だった。

●大騒音、鼓膜をぶち破るようなイスラム音楽。(アーグラー)

(酷すぎる!!!!)
オートリクシャでタージマハル南門前に来ると、耳を劈くような爆音が響いてきた。
(お祭り?一体何の音だ!?)
安宿がある地域の道は人ごみで埋まり、それぞれが神輿のようなものを担いでいる。どうもイスラム教の信者ばかりでお祭りのようだが、余りにもうるさい。マユと話をしようにも、頭を寄せ合ってでないと全く聞こえない。こんな騒音の中ではとてものんびりできないので、まずは目的の宿で聞いてみる。
「これは何時に終わるの?」
「多分12時前には。」
(ふぅ〜、とりあえずずっと続くんじゃなくて良かったぁ〜。)
しかし、その宿には安い部屋がなかったので隣の宿に行ってみる。そして、まずは同じ質問を・・・。
「これは何時に終わるの?」
「多分あと30分くらいかな。」
(おおぉ〜、本当にそうなら GOOD NEWS だ!!)

それにしても、ムスリムたちがこんな大音響を出してヒンドゥー信者たちは怒らないのだろうか!?そんな疑問を持ったが、あるヒンドゥー信者はこんなことを言っていた。
「ホーリーとかもあるからね・・・。」
そう、考えてみると仕方がないのかなぁ〜と納得してしまった(笑)。私たちは大音響から逃げるようにしてタージマハルに向かったのだった。

巨大な白大理石。タージマハル。(アーグラー)

それは世界一美しいお墓と言われる・・・。

タージマハルは、ムガール帝国第5代皇帝が妻のために作ったお墓だ。全面、高級な大理石で造られていて、その姿は神々しい。このお墓には国を傾けるほどの財産を投入したらしい。愛する妻のためにここまでスゴイものを造り上げてしまうなんて、本当びっくりだ。愛は偉大だ〜。

1番びっくりするのは、その入場料である!
10年前は無料(金曜など)であったのが、今では1人750Rs(約2000円)もする!インドでは、世界遺産に選ばれたような遺跡でも無料で入れたりするのも珍しくない。インドは中国と違って良心的で安い入場料しか取らないのだが、ここは別で妙〜に高い!

元を取ろうとするせせこましい(?)私たちは隅々までその壮大な姿を見物した。どこから見てもそれは真に美しく、輝いて見える。ガイドブックにある説明も誇張ではなく、本物なのだ!
大理石は決して安物ではなく、近くで見ると宝石のようにキラキラして見える。歩けばひんやり冷たく、「特別なモノ」を感じる。

やはり高い値段を払っただけのことはある。入場料に加え、アーグラまでの往復電車料金、ホテル代を含めると、全く「観光ツアー」の部類に入ってしまうのであった!
タージマハルは行く価値があるな〜!?

●インド人で行列のできるラールキラー。(デリー)

チャンドニー・チョークという、雑然とした"何でもアリ"のマーケット通りを過ぎると、赤砂岩で作られたお城が見えてくる。ここがデリーでは見所のひとつとなるラールキラーだ。

入場料が5$とのこと。カメラ持参はさらに金額が増す。
私たちが訪れたのは、ちょうどインド人にとっての休みの日だった。休みの喜びを味わう人、地方からやって来たのであろう人。楽しげな雰囲気で並ぶインド人行列に出くわした。入口からずっと行列である。少し面倒だなぁ〜と思いつつも素直に並ぶ。回りに外国人観光客は見当たらない。
列は早々に進む。チケット係がインド人客から青いチケットを受け取っているが、私たちは何も持っていない。が、私たちのように何も持たずに入場するインド人も多い。意味不明である。

1度目のチェックが終わり、さらに先に進んで中に入るとまたチェックがあった。今度はボディーチェックのようだ。チケットのチェックではない。
それが終わると、いつの間にかお城の中に入っていた。どうやらお金を払っていないのに入場できてしまったようだ。無料ということは考えられないし、たぶん日頃の行いだろう。

お城は思った以上に規模が大きく、威厳がある。大理石で造られた壁や床を見た。タージマハルを見てしまっていた今になってはちょっと見劣りするものの、やはり成金風ですごい。花や草木のデザインを実に細かく巧妙に描いた壁やお城風に切り取られた門のデザインはおもしろい。インドではあまり観光らしい観光をしてこなかったので、それがインドの中でどうすごいのかと聞かれたら分からない、と答えてしまいそうだが。とにかく、歴史の深いインドを納得できるお城なのであるのだ。
また、中には小さな博物館が併設されている。そこにもインド人の行列ができていて私たちもそれに習って並んだ。中は、ラールキラーの歴史を展示したもの、それとは全く関係のなさそうな地方の遺跡の展示などいろいろだ。

2人であーだこーだと感想を言い合いながら、1時間ほどで出口を出た。
すると、チケット売り場がちゃーんとあることに気がついた。やっぱり思った通り、チケットは必要で、本来ならば我々はここでチケットを買わなければならなかったようだ。
タダで入れてしまったのはインド人がたくさんいて混んでいたこと、しばらく並んだのにチケットを買っていないインド人をチケット売り場まで戻してしまうのはかわいそうだと思ったのだろう。そういう人が多く、そんな現地人に紛れて私たちも見逃してくれたようだ。たぶん博物館も同様でチケットが必要だったのだろうが、それも見逃してくれたようだ。ふんふん、やっぱり日頃の行いだろうか?

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ミニ情報

++オートリクシャ++

アーグラカント駅前には、プリペイド・オートリクシャがある。
タージマハル周辺まで50rs。1ドライバーは、1日1回までしかプリペイドに並べないようで、その後の1日観光を勧めてくる。

リクシャ番号を控えた紙も持っているので、そんなに悪質なことはできないはず。

 

 

 

 

 

ミニ情報

++アーグラ金曜日++

タージマハルは金曜日は見学することができない。

よって、観光客も減りリクシャドライバーも暇になるらしい。
そんなわけで、申し訳ないが、通常よりも安い金額で乗ることができる。

 

 

 

 

 

ミニコラム

++アーグラの酒屋++

南門近くの安宿街に、ちゃんと酒屋がある。
すぐに見つかるので、お酒に困ることはない。イスラム教徒が多い街にしては、ありがたい。




●パソコンが壊れ、中古品として売る!?(デリー)

「ああ!!!ごめん!」
飛んだハプニングだった。お酒を飲んで少しほろ酔いだったタカが、私のパソコンをいじっていて、キーボードの上に飲んでいたものをこぼしたのだ!飲んでいたのはジンとコーラ。ジンはまだしも、コーラの中にたっぷり入っている砂糖はパソコンの大敵だ。慌ててぬぐったが遅し。

直後は保存作業ができたりしたのだが、数分後の起動ではキーボードが全く反応しなくなった。ハードディスクなどには問題はないようだが、被害のあったキーボードはウンともスンとも言わないのだ。私のパソコンは起動の時にパスワードを入れるように設定してあるので、起動前で作業ができなくなってしまったのだ。

キレた私は怒りまかせにタカを責めるが、結果は何も変わらない。とにかく乾いて直ることを祈るしかない。
以前、会社のパソコンに甘いコーヒーをこぼしたことがあった。それは一時的に壊れてしまったが、翌日には直っていたこともあったのだ。同じように直るといいな・・・。

だが、2、3日たっても直らない。最初よりは動くキーが増えたのだが、肝心なパスワードの数字が打てない。さらにシフトキーが効いたままになっている。

4、5日たっても直る様子がないので、修理屋に持って行くことに決めた。宿の人に聞くと、歩いて行ける距離のところで直せると言う。
だが、そこは携帯屋や携帯リペアショップばかりで、パソコンのリペアはできないと言う。そこで思いついた、そうだ、ネットカフェに聞けばいいのではないか!

ニューデリーの方へオートリクシャーで戻り、ネットカフェへ行ってみた。
「パソコンを直せるところはあるか?」
「5分待て。」
デリーに来てよく言われる「○分待て」の言葉だった。ここのネットカフェのお得意様であろうかと思われるエンジニアを呼んでくれたのだった。
しばらく待つとエンジニアがやって来て、
「どうして壊れた?」
と尋ねられ、原因を話すと、
「うーん、それはちょっと無理ではないだろうか・・・。」
とような意味合いのことを言われた。うーん、だよなぁ・・・。
エンジニアはパソコンを分解し、チェックしてくれたがやはり修復無理なようであった。そこでネットで修理屋の住所をチェックしてくれた。ここから1時間ほどかかる場所であるが、ここに行けば修理できると言う。直せなかったのでお金を取らなかった上、ネットで調べてまでくれてとてもありがたい。デリーも捨てたもんじゃない。

翌日、そのネールプレイスという、日本で言うところの秋葉原へと足を運んだ。距離はやはり遠く、オートリクシャーでも60Rsかかる。
言われたとおりのお店に入って、パソコンを見てもらった。とにかく、ハードディスクは壊れていないので、外付けキーボードでログインした。修理は約3000Rsと高額だ。それよりも安く済む外付けキーボードの購入を勧められたが、気が乗らない。荷物が増える。また、壊れる前にパソコンを1台に減らすことも考慮にあったという理由もある。修理はひとまず遠慮し、パソコンを売ることを新しく思いついた。そうだ、値段だけでも聞いてみよう。

「5000Rsでどうか?」
思ったより悪くない金額だ。
今、壊れたまま日本に送るとしても送料がかかるし、送ったとしても2、3年後にこの古いパソコンが役立つ可能性はとても低い。それを考えるといい話だ。それに、今、日本で中古品として売る金額よりも高そうだ。

結局、パソコンは5500Rsで売った。ログインができたので、タカの方のパソコンに中身をコピーできていたし、失ったデータは何一つなかった。荷物が減り、かなり身軽になった。ディジュリドゥも送ったことだし、本当に一気に荷物が減ったのだった!!いいのか、悪いのか?(笑)

●イランビザ。(デリー)

イランビザを申請してから1週間経った。
「ビザ出来上がりはあさってだ。」
お金はすぐに振り込んだし、何も問題はなかった。が、思ったより1日出来上がりが遅いのだ。早くデリーを出たいという理由もあり、明日にできないだろうか?とお願いするが、いつもの冷静沈着な窓口員は譲らない。

イランビザは、取得までに誰でもだいたい平均10日ぐらいかかっていて、それより短くできる可能性は低い。みんな均等になるように(?)、混んでいても混んでいなくても同じぐらいの日数に想定されているようだ。

イラン大使館でビザを申請している外国人を見ると、いつも半分以上日本人が占めているようだ。
ケイさんやチベットで一緒だった岩崎さんを始め、いろいろな日本人に出会った。そこで情報交換をしていた日本人と街でバッタリ会った。
彼は列車のチケットを買ってしまっていたので、私たちよりも1日早くビザをもらえていた。
「大使館で伝言を頼まれたんです。お2人のチケットは今日もう出来ているらしいですよー。」
それは大使館へ行った翌日のことで、言われた日付より1日早い出来上がりだった。冷静沈着に見えたあのスタッフも、なかなかいい奴ではないか!喜び勇み、閉館間際に大使館へ向かった。ようやく手に入れたイランビザは30日間有効だ。数年前から、トランジットビザだけでなくツーリストビザもデリーで取れるようになったのだ。値段は約8000円と激高だが、ビザ延長の手間を考えるとありがたいものだ。イランよ、待っておれ〜!!

ケイさんとボトルを空け。(デリー)

ケイさんが部屋にやって来た。
何だか分からないけれど、その場でお酒を飲むことになった。

パソコンのデータを交換したり、不要になったDVDをあげたりしながら雑談が続く。旅中でお酒好きに会うのは少ないが、インドでは2人目だ。ケイさんは、お酒は贅沢品とのことで普段は飲むことは全く無いらしい。

ボトルを1本強を空けながら、ケイさんの出たTV番組を見たりもした(友人が持ってきてくれたらしい)。
家族愛の番組だったが、ケイさん曰く「かなりのヤラセ番組」とのことだった。そんな説明を聞きながら見るのも面白いし、本当はケイさんの連絡先を知っているのに一生懸命探す姿も楽しめた。

その日から新しいお宅にお世話になるとのことで、約束の時間を目指して20時頃に足取りもフラフラしながら自転車で帰って行った。バイクにぶつかって右足が凄く腫れてしまったのは、ご愛嬌らしいが・・・。

またどこかで会えたら、今度は余裕を持って一緒に飲みたい。

インド最後の列車。(デリー-アムリトサル)

デリー〜アムリトサルの電車はとても空いていた。
下段の向かい合わせに席を取った私たち以外、同じボックスには誰もいない。・・・はずだが、予約席を持たないインド人男性が1人だけ上段に寝ている。

そもそも、この列車は出発が2時間弱も遅れた。
1時間半遅れでホームに到着し、さらに乗り込んでからもなかなか走り出さない。

インドの列車もこれで最後だ。インドは本当にでかいから、列車には相当にお世話になった。窮屈なバスに比べると、列車で足を伸ばして寝られるのは本当にありがたい。8時間ほどの移動なら慣れているし楽だが、10時間とか20時間とかになると絶対絶対列車で横になりたい。

夜中、どこかの田舎の駅で数人の家族が同じボックスに乗り込んできた。けれど、朝方にはもういない。夜中に乗り込んで朝方降りてしまったようだ。寝ていた私たちは顔さえ合わせていない。こんなこともあるのだ。

2時間遅れで出発した列車は、やはり2時間遅れのままだ。アムリトサルでは、のんびりゴールデン・テンプルを観光する予定だったのだが、それもままならない。早朝から昼頃まで観光し、パキスタンの国境を越える予定だったのに・・・。(国境は3:30で閉まる)一体どうなるのやら。

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ミニコラム

++チャーイ作り++

マユは買うばかりでなく、自分でもチャーイを作って飲んでいた。
まずはお湯を沸かし、市販の紅茶の葉、粉ミルク、砂糖を入れる。それを濾せば出来上がり!出来栄えは良く、割と好評だった。

 

 

 

 

++オーダーメイド++

デリーにてインド服をオーダーメイドした。まずは好きな生地を選び、それから身体の寸法を測ってもらい、翌日ぐらいには仕上げてもらえる。
トップスは2.5mほど必要で、約100Rs〜ぐらいから作れてしまう。ストレッチ素材や凝った模様の入ったものは値段が少し高くなる。
ニューマーケット付近はこういったテイラーが多いし、フィックス・プライスで値段をつけているのでラク。

 

 

 

 

ミニコラム

++ネパーリー++

インドの都市部、特に外国人が来るような観光地にはネパール人が営むレストランが割と多い。
日本食まで出せるレストランから西洋人向けのレストランまでいろいろだけど、他よりもなぜか垢抜けていて、お洒落な雰囲気なのが多い。

 

 

 

 

ミニコラム

++韓国人?++

韓国人観光客はますます増えている!
インドはヴァラナシ、デリー、コルカタに集団韓国人の姿をよく目にする。見た目は日本人とあまり変わらないので、現地人もよく日本人と間違える。
私たちはなぜかよく韓国人に見られる。マユの中国系の顔と、フツーの格好をしているタカはどちらかと言うと、韓国人に見えるようだ。
日本人はアジア系のファッションをしている人が多いのに比べ、韓国人はフツーの洋服を着ていることが多い。でもどこで区別をつけているのかは定かではないが・・・。

 

 

 

 

ミニ情報

++ポットビア++

パヤルホテルの前にあるレストラン(ホテルのルーフトップ)には隠れメニューでビールが置いてある!
本来は置いてはいけないものらしく、影でひっそりと持ってくる。見た目は紅茶のポットとティーカップセット。それでビールを飲めというわけだ。ちょっとおもしろい。

 

●シーク教徒の総本山。(アムリトサル)



本当にきれい!!
噂通り、すごかった。そして、期待を裏切らなかった。

アムリトサルでは一大有名名所である"ゴールデンテンプル"だ。それは、シーク教の総本山である寺院なのだ。
門をくぐると、中央に透明な池が広がり、その周りを囲うようにいくつかの寺院が建つ。池の中央には名の通りのゴールデンテンプル(本殿)が威風堂々と建っている。歴史の深さを感じるわけでも、宗教観の強さを感じるわけでもないが、何よりもその美しさに存在感がある。どちらかと言うと白光りした新しく高尚なイメージだ。

シーク教徒もヒンドゥー教徒のように、沐浴をする。祈りを捧げた後、中央の池に軽装したまま入る。また、身体を地面に伏せて一心不乱に祈る人たちもいる。ここも生きた宗教の現場だ。
中央に建つ本殿の中は、シーク教の経典が収められている。シーク教徒はその中に入る入口の床に額をつけたり、キスをしたりしている。また、その周りを囲む廊下では静かに座ってたたずみ、経典の近くにいることに感動しているようだ。いろいろな宗教を見てきたが、皆同じような感慨を持つものなんだろうか。

「キッチンがある・・・?」
なんと、ここではいつでもフリーフードが食べれるのだ。興味があった私たちは中にお邪魔してみた。お皿とスプーンをもらい講堂に入ると、たくさんの信者が祈りを捧げ、食事を供給してもらっていた。私たちは時間がないと理由もあるし、異教徒だし何だか申し訳ないという気持ちもあって、チャパティ(パン)だけをもらっただけで退室した。
しかし、ここ、アムリトサルにいれば、食べ物に困らないと言うのはすごい。ヒンドゥー教徒であるリクシャーの運転手もたまに食べさせてもらうと言うし、宗教に関係なくタダで食べ物をいただけてしまうのだと言うからスゴイ。シーク教徒は心が広いなぁと思ってしまう1コマなのであった。

シーク教徒は、タバコもお酒も厳禁らしい。タバコをこのゴールデンテンプルに持ち込もうとすると、厳しく怒られてしまったりもするらしい。さらには「毛」を切る習慣もなく、髭と髪は伸ばしっぱなし。長ーく伸びた髪の毛はクルクルと巻き、ターバンでまとめる。シーク教徒はインド人の中でも体格も良いし、ちょっと普通とは違って見える。本当いろいろな人がいるもんだ。

●アムリトサルからパキスタン国境へ・・・。

「全部で50Rsでいいよ。」
アムリトサル駅で話しかけてきたサイクルリクシャーの運転手はこう言った。ゴールデンテンプルまでの往復と、ボーダー行きのバス停までの運賃を含んだ料金だ。

ゴールデンテンプルまでの道は上り坂もあり、自転車での走りはキツい。その時は私たちも降りて歩いたし、運転手になるべく迷惑かけないようにしていたつもりだ。それなのに、バス停まで行く時になると、
「バス停はここから遠い。ここからでもバスに乗れるからここでいいだろう。私がバスをつかまえてあげるから。」
とインド人特有の、とても身勝手なことを言い出した。
最初に約束したではないか!!タカがそんなことを言って怒った。運転手は何台かバスを止めて聞いているが、席が全く空いていない。バス停に行きたいのには、「座りたい」と言う理由もあるのにコイツは全く分かっていない。

偶然にも国境へ向かうという軽自動車が止まった。
タクシーではないのだが、小遣い稼ぎに私たちを乗せていってくれると言う。値段もバスより安く、お得だ。バス停まで乗せていってくれなかったサイクルリクシャー運転手には少なく払おうと思ったが、
「私がこの車を紹介したんだ。」
と、うまいことを言ってくるので、仕方なしに全額払った。お互いにいい話であったのでしょうがない。

軽自動車はとっても快適で、スイスイと国境を目指し走っていく。運転手も助手席の人も良くしてくれ、おいしいミカンをくれたりもした。
いよいよ、インドとサヨナラ、次はイスラムの国パキスタンへ向かう。

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ミニコラム

++アムリトサルの宿++

ゴールデンテンプルの隣に、外国人も3泊ほどまでなら無料で泊まれる施設がある。(巡礼宿)

ゴールデンテンプル内にはフリーフードもあり、全くお金を使わない滞在も可能。
でも、甘えてばかりはよくないかな・・・。

 

 

 

 

 

ミニ情報

++国境行きバス++

アムリトサルのバス停まで行かなくとも、国境行きバスは必ず駅前を通る。

駅を出て左側の出口前で待っていれば、座れるかどうか不確実なもののバスには乗れる。

リクシャでバス停に行くお金を節約できる・・・。

 
左:インド北部のカレー、「ターリー」 右:インド南部のカレー、「ミールス」。
どちらとも基本的には似ているが、ターリーは油っぽく、やや辛いものが多い。ミールスはココナッツ・オイルを使ったマイルドな味で、多くが米を主食にして食べる。私たちはミールスの方が圧倒的に好き!

 
左:よく屋台で見かける揚げ物。材料は玉ねぎ、カリフラワー、イモなど様々。
右:マハーバリプラムの屋台で食べた「チリチキン」。結構いける!

 
左:日本風ニセモノ親子丼。友人がヴァラナシのレストランで食べていたが、かな〜りまずい!ドンブリものを作るのは至難の業のようだ。
右:日本食風オムライス。インドでは割とメジャーになっていて、ヴァラナシ、デリー、アーグラー、コルカタなどで食べれる。簡単な料理だけに失敗が少ない。

 
久しぶりのシーフードに舌鼓を打つ!新鮮な魚を揚げてもらいました。

 
左:南インド料理、マサラ・ドーサ。中にはマサラ味のポテトが入っている。ソースは2種が主流。
右:コルカタ「Jojo's」で食べたシュニッチェル。とにかくおいし〜い。

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ミニコラム

++カレー++

だいたい15Rs〜40Rsぐらいの値段で食べれる。だいたいはご飯、カレーのお代わりが自由である。よってかなり満腹になる!インドでは贅沢な食事と言って良いだろう。さらにチキンカレーなどのノンベジ・メニューにすると値段が張る。
レストランで食べるカレーはあまりおいしいと思えるものが少なかった。安く庶民的なものの方がおいしかった。とにかく、カレーははまりやすい!うまいのだ。

 

 

 

 

 

 

ミニコラム

++日本食++

とにかく北部では日本食が気軽に食べれる。30Rsばかり出せば、オムライス、チャーハンなど食べれる。醤油と味の素など基本的なものしか使っていないので、おいしいとは言い難いものも多いが、カレーに飽きたら食べてみたいものだ。
多くが出稼ぎネパーリーが教えこんだもののようだ。さすが!日本食大国ネパール?!