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taka ウキウキ寝台列車の旅。(サムイ→バンコク)

私(マユ)にとって、生まれて初めての寝台列車となる。
バンコクまでの移動は電車に決めた。バスでの移動も考えたのだが、最近流行りつつある「贅沢病」にかかり、ついつい「楽」な方に転がってしまう私たちは、ごろりと身体を横にして寝れる寝台車をチョイス。多少値段が高くなるので代理店の前でしばらく悩んでいた私たちだが、「ええい!」と贅沢を選んでしまったのだ。

サムイからスラータニまではフェリーでの移動となった。フェリーはいつものように後ろの揺れが少ない席を早めにキープし、エアコンの効いた室内で朝の睡眠不足を埋めるかのように、2人で眠りこんだ。欧米人はいつものごとく、暑いデッキで日焼けを堪能している。

港からバスに乗り込み、駅に到着。スラータニ駅は街の中心からも港からも距離があるようだ。
乗る電車を外から見た。結構汚い・・・。まぁ、だいたい電車は古いものだし仕方ないと思いつつ、指定された席に落ち着いた。まだ早い時間なので2階ベッドは閉じられていて1階席に2人で向き合って座る。後ろの車両は外人が多く、車内を裸足で歩いている人など見物に励んでみた。

バスと違い、エアコンが付いていないので「どうかな?」と思う部分もあったが、自然の風とファンの風で充分に気持ちが良い。ガタンゴトンと静かに揺れる振動も心地良い。本を読むのもバスと違い、気持ち良く読めるので有難い。
まだ21時頃だと言うのに、乗務員によって「ベッドの準備」が始まった。「まだ要らない。」という私たちの意思は却下され、本を読むには暗めのベッド2つが出来上がってしまった。朝が早いので仕方ないが、無理矢理寝かされるのもたまったもんじゃない。

身体を横にして寝られるのはいい。ただ、たまに「ガタン!!」という振動や、新しく車両が接続される時のやや激しめの音にびっくりして起きてしまう。カーテンは閉まっているものの電気の付いた車内、カーテン越しに見える他人の視線、など普段は気にならないものが気になってしまった。慣れてしまえば、バスと同様に爆睡できるのだろうけど、最初はこんなものなのか?

どの車両にもトイレがある。よって、前後のドアが開いているとトイレの異臭が私たちを襲う。トイレは日本で言うボットン式。親切にも紙も付いているし、それなりに清潔なのだが、匂いだけは防ぎようがないようだ・・・。そして、その前には洗面台が3つ付いていて、洗顔も歯磨きもできて便利だ。
そして何よりも車内を歩ける喜びというのはあるだろう。1人の白人が何度も何度もトイレと席を行き来している。この人は一体・・・?

taka都会は暑い!!(バンコク)

バンコクに来るなり熱さを感じた。暑さを通り越して熱いのだ。

でも我慢して扇風機の部屋に。昼間はエアコンの効いたデパートなどに行っていたので、気づいていなかったのだが・・・。
「暑いよ〜、暑いよ〜。」
「う〜ん、寝られないよ〜。」
「もう1回シャワー浴びてこよう。」
(シャワー浴びたら涼しくなるかもしれないな〜)

マユは早速シャワーを浴びて戻ってきた。扇風機にあたり、風を気持良さそうに受けている。
「どう?身体冷えて涼しくなった?」
「う〜ん・・・。そうでもない。」
なんだかガッカリした感じでそう答えられてしまった。
(なぁ〜んだ。じゃ、シャワーはやめとこ。)

本当に熱帯夜だった。前日までいたサムイ島は、夜にこんなに暑いということはなかった。昼間も日陰にいる限りは涼しかったし、これは「都会」と「島」の違いなんだろうか。
島の美しさとかではなく、
(涼しくて良かったなぁ〜)
などとサムイ島を懐かしく思ってしまった。

その夜は、さらに暑く感じる要因があった。
通りの向かいにある宿の1階が改装されて音楽をかけるバースペースになっていたのだ。そこで、ちょっとしたダンスミュージックのようなものを2時前までガンガンにかけていた。
その音も、好みでもなく大爆音であったものだから、湿度と暑苦しさは倍増なのだった。そして、随分マユと2人でベッドの上をコロコロと転がりまわった。

ちなみに寝相だが・・・
タカ:酔いがまわるとイビキをかくことも。
マユ:両足を少し広げて寝るのが気持がイイらしい。

●カンボジア・ビザ取得。(バンコク)

カンボジア入国にはビザが必要だが、多くの国境や空港にて即時発給をしてもらえる。よって、わざわざタイでビザを取る人は少ないかもしれない。

私たちは、国境にてビザの即時発給を受けることができないラオス側から入国する可能性があったのでビザを取りに行った。それと、カンボジアのイミグレでは悪い噂を聞いたりするので、ビザを取っておくのは良いことのように思われたのもある。
大使館まで行かずとも、カオサン通りの旅行代理店でも手数料を払えば取得することはできる。私たちも自分たちでの取得は面倒なので、旅行代理店に頼もうと思っていた。
しかし、、、、
「カンボジアのビザをお願いしたいのですけど・・・」
「時間があるなら自分で取った方が早いし安いですよ。」

う〜ん、旅行代理店の方にそこまで言われると
(よし、自分で取るか!)
という気になってしまった。旅行代理店に払うビザ取得の手数料は、50〜100Bほどであるようだ。
ただし、自分たちでビザを取りに行く場合はバス代がかかるので、時間の浪費(私たちは暇人なのでいいが)も合わせて考えれば、旅行代理店に頼むのは合理的とも思える。

カンボジア大使館は、ルンピニ公園の北のはずれにある。
申請に必要な書類は、下記のようだった。
・申請書 2枚
・パスポートのコピー 2枚
・写真 2枚

私たちは、パスポートのコピーを持っていなかったので、窓口に書かれている通り500mほど離れたシーロム通りまで行ってコピーを取って来なくてはならなかった。
しかし!
パスポートのコピーを持っていない申請者は他にもたくさんいるようで、困っていると大使館員がお金を取ってコピーを取ってあげはじめた。しかも、私たちがコピーを取って戻って、しばらくたってからである。
私たちもそこでお願いできれば、とっくに終わっていたのにと恨めしい視線を投げかけつつその様子を見ていた。

バンコクに長居したくはなかったので、即日発給1,100Bを支払った。午後5時に受け取れるとのことだった。もっと安い料金で、3日後という選択肢もるようだが、どうしてそういった料金体系ができるのか不可解に思う。他にもそういった国はあるけれど、即日で発給すると余計に作業が増えるとも思われず、3日後の発給を受けると作業負荷の分散といったメリットくらいはあるのだろうか。

申請から受領までには、5時間ほどあった。そんなに長い時間をすることもないので、「サンタ」というファーストフード店に入って本を読んで過ごした。ペプシを1杯頼んで、無くなるとスーパーで買ったペプシを注ぐという情けない滞在だった。でも、エアコンも効いていたし、割と快適に時間を潰せた。

予定の時間にビザのシールが貼られたパスポートを受領することができた。申請にうるさい条件も無く、簡単にことが進むのはなんだかありがたいことのように思えて嬉しい気分で宿の部屋に戻った。

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ミニコラム

++販売時間++

タイは今、夜中になるとお酒の販売が中止される。バンコクもセブンーイレブンのビール前のガラスケースには紙が貼られており、買うことができなくなっている。
それを忘れ、ウイスキーを買おうとセブンーイレブンに行ったときのことだ。注文すると、売れない旨を説明された。二人で本当にがっかりした表情をしていると、「バッグの中に隠して帰るなら売るよ」と嬉しいお言葉が!外人というのはこういう時は得である。





●生活感のある「お鍋の買い替え」。(バンコク)

サムイ島滞在中のある日のことだった。

「あれ?熱くならないよ〜。」
「どうしたのかな?」
「しばらくたって、もう1度やってみよう!」
そんな感じで、叩いたり蹴飛ばしたり、なだめすかしたり待ってみたりもしたが、料理用の電熱器が熱くなることは2度となかった。
前回訪れたタイで購入以来、半年間よく働いてくれた電熱器だった。この電熱器のおかげで自炊にも目覚め、旅の食費を節約し、そのお金をお酒に注ぎ込むことができるという素晴らしい電熱器だったのだ。

サムイを去る前に、後ろ髪ひかれる思いを振り切りつつ電熱器をゴミ箱に転がした。そして、
(バンコクで新しいのを買うぞ!)
という決意と固い約束(マユと)をしたのだった。

まずはバンコクでデパート&スーパー巡り。料理ができればよいので、そういった機能を持つものを探していく。

バンコク人(?)は贅沢なのか、私たちが愛用していたような少し安っぽい電熱器が見当たらない。代わりに外国製の超高級電熱器(2,000B(約5,400円)くらい)などがあったりした。

しつこく探していると、ありました!中国製の電熱器、保温機能や温度調節機能があり850Bだ。前回は温度調節機能がなく、650B(約1750円)だったのでその差200B分が温度調節機能になるのだろうか。

他に気になるのは、タイのどこでも見かけるプラスチック製のポットが300B弱(約800円)。耐熱プラスチックの下部に加熱機能が付いているというお手軽なものだ。これはラーメンぐらいは簡単に作れるようで、便利そうにも見えるのだが旅に持ち運ぶには壊れてしまいそうだ。しかも、加熱のパワーが他の機器に比べて小さめでもあった。

そしてもう1つ。プラスチック製のポットと形は同じだが、金属でできているものがあった。こちらは「ALL-PURPOSE POT」と書かれており、それを信じるなら何にでも使えることになる。値段は175B(約470円)と最も安い。金属製なので持ち運ぶ際に壊れる危険性は少ないようだし、なかなか私たちに向いている気がした。

そんな中で私たちが購入を迷ったのが、「中国製の電熱器」と「ALL-PURPOSE POT」である。

(う〜ん、電熱器は使い慣れているし、温度調節機能はいいよな〜。)
ただし、電熱器とセットの鍋の中に、その電熱器が入らない。よって、持ち運びの際にかさ張ってしまうという問題があった。電熱器にぴったりあうような鍋が売られていないか、いくつもの鍋を電熱器売り場まで持って行って試してみたりした。
良さそうなお鍋は見つかったのだが、その鍋も買うと1,000B(約2,700円)ほどもかかってしまう。
(鍋のためにそんなに出費して良いものか・・・。)
なのである。

「ねぇ、どっちがいい?」
「う〜ん、どっちでもいいかなぁ〜。電熱器の保温機能も魅力的だね〜。」
「電熱器の方にかたむいてるでしょ?」
「いやぁ〜、そんなこともないよ。」
デパートを徘徊しつつどちらがいいか決めようとしたが、いつまでたっても決まらない。
どちらが良いか、表にしてまとめてみようともした。私たちが作る料理は限られているので、それらが作れるかどうかで考えようという案だ。
・ラーメン
・パスタ
・カレー
・肉じゃが
・ご飯(白米)
・スープ
・お湯(カップラーメンや飲み物)

しかし、どちらが優れているということもなさそうで、何だか良く分からない不完全な表は無意味に終わった。電熱器はほぼ全てにおいて良いのだけれど、問題は「鍋の大きさ」と「値段」である。付属の鍋は小さいので、2人分のラーメンを作るのには小さすぎる。よって、大きい鍋を買うか、2回に分けて作る(もしくは、スープ用のお湯は別にコイルヒーターで沸かす)必要がある。

そんなこんなで、最終的に買った鍋は「ALL-PURPOSE POT」である。

理由は「安いこと」。そして「ALL-PURPOSE POT」が不便な場合でも「中国製の電熱器」は、中国製なのでこれから行く中国で購入が可能そうだから。そう、単純な結論なのだった。
ともかくこれでまた料理ができる。宿の部屋に戻り、早速カレーラーメンを作るのだった。

●タイの「すかいらーく」。(バンコク)

タイにもスカイラークがある。

メニューは日本食(風)のものだ。デパートのフードコートなどにあり、値段も庶民的で80円くらいからあるので、(風)にならざるを得ないのだろう。
でも、餃子とか食べられるのは嬉しい。

タイの記事で読んだのだけれど、日本のスカイラークなどではタイ料理を扱い始めるとか。スカイラーク系列のレストランがタイ料理をメニューに入れるとそれだけで、タイ食材の日本への輸出がとても増えると書いてあった。メニュー1つに追加されるかどうかは、いろんなところに影響があるのだなぁ〜。

●大雨の日にバンコクを出発。

ピカッ!
それほど遠くもない場所にある空が、カメラのフラッシュのように輝くとすぐに音がやってくる。
ドドドドーンッ!!ガラガラーン!!!

雨が屋根や壁を叩く音も大きく、屋根から流れ落ちる雨水は既に滝のようになっている。排水溝の整備ができていない道路には、まるでドブ川のように音を立てて水が流れている。
こんな大雨が日常的に降るのだから「雨季」というのは凄い。
(日本の「梅雨」は、やはり「雨季」ではないなぁ〜。レベルが違うもんなぁ〜。)
などとよく分からないことを考えてしまう。

雨が降ると気温が下がる。少しだけ降った場合には、湿度が増してジトジトするばかりでかえって気持が悪い。そして、そのジトジトを越えると一気に気温が下がって快適になる。湿度は幾分あるものの、気温も下がるのでそれほど降った雨が蒸発しないのかもしれない。

そんなわけで、カンボジアのビザを取得した日の夜は暑さにうなされることなく寝られた。ただし、あまりに雷鳴が大きいので幾ばくかの怖さはあったのだが。

朝から雨の音で目が覚めた。昨夜からの大雨が、依然として降り続いている。既に雷はおさまっているのだが、雨脚に変化はない。
私たちは、予定していたバンコクでの用事を全て済ませていた。なので、今夜に出発するバスに乗りたいのたが、傘を持っていない私たちは大雨の中でバスのチケットを買いに行くことができない。それに大荷物を持って雨にうたれて歩くのも気持悪い。

しかも、よくよく考えれば特に出発しなければならない理由があるわけでもなく、雨がやむまで部屋でゴロゴロすることにした。
「とりあえずさ、11時半にどうするか決めようよ。」
「そうだね。じゃ、それまで寝ちゃおう。」
そんなこんなで、いつもながらの朝方の心地よい惰眠をむさぼってしまう。12時のチェックアウト前までに雨がやめば、部屋を引き払って夕方までエアコンの効いたレストランなどで時間を潰そうと考えていた。

雨は小降りになったかと思うと、また雨脚が早まるという繰り返しだった。いつまでたっても変化はないが、その繰り返しはいずれ雨があがるという印の様でもある。11時半はいつの間にか過ぎ、昨夜と同様にカレーラーメンを食べ、もう出発するのが段々に面倒になっていくのだった。

午後2時に空は晴れ上がり、青空が広がった。
今までの大雨が嘘だったかのような空だが、大地を眺めればまだ大きな水溜りやらドロドロの道路が残っていて雨の凄さを思い出させる。
ともかくも雨がやんだのでバスのチケットを購入。チェンマイ行きのバスのチケットは150Bと安い。旅行代理店はいつもの会社に電話をしたが、満席だったらしい。何やら不吉な予感を感じつつ、次の会社で決まったので安心して部屋に戻って夜の出発に備えた。

チケットを購入した時の不吉な予感はすぐに忘れてしまったのだが、後で実際に不快なできごとが現実になってくるのだった。

●イスラエル人ご一行様、チェンマイ行バス。

「おっ、割ときれいなバスだね〜。」
「そうだね。良かったね〜。寝ていけそうだよ。」
バスは問題なく綺麗だったし、エアコンも効いている。毛布もちゃんと用意され快適な雰囲気が漂う。ちゃんと時間通りの18時にバスも来たし、幸先がいい。

しかし、出発前に乗客の出身国と名前を記入する紙が回されていて、衝撃的な内容に驚いた。私たちは前から2/3ほどの席に座っていたのだが、私たち以外は全員がイスラエル人だったのだ。
「ねぇねぇ、このバスってイスラエル人ばかりみたいだよ。」
「そうなんだぁ〜」
「何だか嫌な予感がするんだけど。イスラエル人ってうるさいし自分勝手だし・・・。」
イスラエル人全部がどうとかでなく、アジアなどを旅しているようなイスラエル人は兵役あがりの若者が多く、幼稚な旅行者が多いというイメージがある。以前を考えただけでも、エアコン付きの窓の開かないバスの中でいきなりマリファナを吸い始めたり、暗いバスの中で夜中まで騒いだり、いやぁ〜なことが思い出される。

「ねぇ、何だかタバコ臭くない?」
マユに言われるまで気づかなかったのだが、確かにトイレの異臭に混じってタバコの臭いがしている。
「まぁ〜、トイレの臭いよりはいいかね。」
「トイレにお香とか炊くのもいいね。」
タバコについては、2人共に凄く気になったというわけでもない。そんなわけで、すぐに別の話題に移っていった。

・・・ギターの音が聞こえる。そして、それに声を合わせて合唱。まさに、子供という感じだ。オーストラリアを旅行した時も幼稚な旅行者を多々目にしたが、これほどというのはなかった。
「おいおい、ギター弾いてるよ。やめてくれよ・・・。」
「何を考えているんだろうね。」
「オレたちもディジュ吹いちゃおうか?(笑)」
「確かにそれとおんなじだよね〜。」
しばらくたつとギターはやんだので、ホッとするのもつかの間、今度は乗客が運転手の方に行って何やら要求している。
(今度は何なんだよ・・・。)
少しするとバスは静かに徐行して、側道に停車した。イスラエル人の男たちが喜び勇んで外に出て、皆で並んで立小便をしている。
(う〜ん、何考えてるんだか・・・?)
「このバスさ、トイレ付いてるのにね。」
「何だか到着が遅くなりそうな気がしない?」
「早朝に着いちゃうよりはいいかもね。」

しばらくして、またバスは側道に停車した。イスラエル人たちがまたもや喜び勇んで外に出て、皆でタバコを吸っている。
(車内で吸うよりはいいよな・・・)
「彼らって我慢できないのかね?」
「さぁ・・・。」
(普通、静かに我慢するよなぁ。その我慢する感覚が間違ってるのかなぁ〜?)

そんなことが続きながらもバスは進み、空は真っ暗になっていく。イライラが募りつつもどうにもならない。ここは怒ったりしても、どうにもならないものなぁ〜。
しばらくすると、また乗客が運転手の方に行って何やら要求している。
(今度は何なんだよ・・・。)
少しするとバスは静かに徐行して、休憩所に停車した。お腹が減って、食事休憩を要求したらしい。普通は食事休憩など、場所か時間が決まっていそうなものだが、その辺も強引なところが凄い。いちいち自分たちの要求通りにしようとするそのワガママ振りはまさに圧巻で、そこに巻き込まれずに「見ているだけ」なら楽しいだろうとさえ思ってしまう。
それにしても、
(お菓子を用意しておくとか、我慢するとかできないのか?)
なのであるが。

ちなみに、バスがいちいち停車したあとだが、なかなか戻って来ない乗客がいる。よくあることだが、時間がとてぇ〜も長い。自分が何をしているかも考えられないかわいそうな人たちなのだ。

もう寝たいのに夜中まで大声で話している。マユと2人でブツブツ文句を呟きつつ、実際に怒鳴りつけるとか、静かにしろとか言ったりもできない。内気だし(?)、問題を起こしたくないのもあるけれど、2〜3人ではないのでどうにもならないのだ。ふつふつと怒りが沸く・・・。
私の前後の男たちが私の席を挟んで話し始めた。さすがにうるさくて我慢もできずに
「うるさいうるさいうるさい、うるさいうるさいうるさい。」
と普通の声で念仏のように唱えた。前の座席の男は、それで話すのをやめて静かになった。
しかし後ろの席の男は何を思ったか立ち上がり、CDを持って運転手に「かけろ!」と迫っている。はっきり行って今は既に深夜である。丑三つ時なんである。

さすがに怒って立ち上がり、椅子を蹴飛ばしながら
「聞きたいなら自分だけで聞け!」
そう叫んだマユは強かった。そして、良識ある数人も同感していたのか拍手が沸き起こる・・・。
もしくは私でもいいのだが、実際にはそんなこともなく静かに我慢なのだった(悲)。
ちなみに、さすがに運転手にCDをかけることは却下されていた。
(当然である!!)

(イスラエル人はこんなだから、別の国と分けられてこのバスに乗っているのだろうか??)
そんなことを考えつつ、このバスに乗ることになった自分たちの不運を嘆いた。このバス会社は「KC」という名のようだ。もしかしたら、いつもイスラエル人ばかりが集められて、こんな車内なのかもしれない。

バスは早朝早くにチェンマイに着いたが、6時まで車内で寝させてくれた。通常は、そのまま叩き起こされて放り出されるのでかなり良い対応だった。そう、バス自体や会社の運営には全く問題はないのだった。私たちは、その足でパーイに向かった。

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上に続く話。

イスラエル人の悪い噂は聞いたことがあったが、こんなに自分が憤慨するとは思わなかった!
 タカ「イスラエル人は世界中に嫌われている人種だね。日本人にも好きな人はいるけど、だいたいは嫌っているね。」
 マユ「ほほー。」
まだ車内が序の口で、何とも感じていなかった最初は心の中では、(楽しめるのはいいことだけどねー)なんて思っていた。だけど、これから目が怒り目に変わっていく私なのであった。

(うううう、うるさい!何時だと思っているんだ・・・。)
タカ同様、口に出して言えないもどかしい私は心の中でそう叫んだ。攻撃は日本語で「うるさい!」と言うことと、相手を凝視することだけだ。
後ろに座っていたウルサイ・イスラエル人が休憩に停まった車内で、
「スモ〜キング・タ〜イム!」
と歓喜の大声をあげている顔を思わず睨んでしまった。

その後、たぶん偶然だとは思うが、そのウルサイ・イスラエル人たちご一行も静かに眠り始めた。ふ〜んだ、いつまでも寝てしまえ〜!と冷たい視線を送る私であった。

・・・私はイスラエル人が嫌いになったようだ。

ミニバスより遅いパーイ行バス。

半年前とは違い、今回は普通にバスターミナルから出発するバスに乗ってパーイに向かう。ミニバスは速いが高い。それに、山道をスピードを出して走るので気持が悪くなるとか、事故が怖いというのもあるのだ。

チェンマイからパーイまでは、旅行者用のミニバスでは3時間半。そして、長距離バスでは4時間半といったところだ。日本以外の国ではどこでもそうだが、山に入り上り坂になるとバスの速度が急に落ちる。それも、少し速度が落ちるというのではなく「歩きのように」ゆっくりとしか登れなくなるのだ。高度が高くて空気が薄いとかいう理由なら納得なのだけれど、単にエンジンの力が足りないからなのだ。

私たちが乗ったバスはエアコンバスだが、他にノンエアコンバスも走っている。時間によってエアコンが付いているかどうかが異なるようだ。早朝に出発するバスであれば、山にあるパーイに向かうことでもありエアコンがなくても問題ない。途中から外の空気も冷えてきて、バスの窓を開けると気持ちよいのだ。ミニバスに乗った際などは、窓を少し開けておくだけでとても快適だった。
9時発のバスは、13時半にパーイに到着した。ミニバスより時間はかかったけれど、快適に移動できた。昨夜の不快な出来事に比べれば、満点に近い。

荷物を降ろし、宿探しを始める。
街から街への移動で、一番面倒くさい作業に取り掛かるのだった。

●カワさんと深夜まで酒を飲み。(パーイ)

パーイに着いて早々だが MOON VILLAGE を訪れてみる。
前回パーイを訪れた時にお世話になり、今回もまずは挨拶に行ってみるのだ。水かさの増えているパーイ川に架かる橋を越え、しばらく行くと MOON VILLAGE の看板が見えてくる。相変わらず、宿なのだがレストランなのだか正体不明な看板なのだった(笑)。

坂道の入口でとろんさんと出会って軽く挨拶したようだが、残念ながら私たちは忘れ去られているようであった(笑)。とろんさんたちは、ちょうどお寺にでかけるところだった。人もたくさん訪れるので、すぐには思い出せないのも当然かもしれない。

そして、カワさんのところへ。前回はロイ・クラトンやら、とろんさんたちはバンドの練習に忙しく、私たちは主にカワさんと話していた。

「こんにちはぁ〜。カワさんいますか〜?」
「こんにちはぁ〜。」
2人でカワさんの部屋に声をかけてみる。
(あれぇ、返事がないし、いないのかな?)
高床式になっているカワさんに部屋を覗き込むと、ちょうど食事中のようで、よっこらしょっとこちらを覗こうとしているところのようだった。

「今、ちょうど食事中なんですよ〜。」
カワさんの(誰だろうなぁ〜)という感じの??を含んだ声がした。
「こんにちはぁ〜。お久しぶりです。」
私たちがもう1度声を掛けると、あっという感じでこちらに話しかけてきた。
「あぁ〜、タカちゃんとマユミちゃんだね〜。誰だと思ったよ。ちょっと、今、食事中なんでそこで待っててね。」
後で聞いたのだが、入れ歯の調子が悪く、注意して噛まないと歯茎が痛んだりするのだそうだ。タイミングが悪い時に訪れてしまった私たちだが MOON VILLAGE に新しくできていたステージのような建物(日光浴をするためのものらしい!?)でのんびりした。

カワさんの食後に雑談をしながら、ビール大会が始まった。タイ・ビールという瓶ビールがコンビニで1本35B(約100円)、それを購入してきて、カワさんの高床式の部屋の床下で飲み始めた。
「いやぁ〜、いいね〜。」
「自然の中で飲むビールはいいね〜。」
「いやぁ〜、いいですよ〜。」
そんなことを言っているのもつかの間に、暗くなるにつれて裸電球の周りに大量の恐ろしいばかりの虫の群れがぐわんぐわんと舞い始めたのだ。
「うわぁ〜」
蚊取り線香をつけ、虫除けを裸電球にかける。しかし、虫はびくともしない。いや、効果はあったのかもしれないが大量にいすぎて、少し減っても分からないだけかも・・・。
お酒も飲んでいるので、次第に蚊の攻撃も強くなり、3人の身体が痒くなってくる。
(うむ〜、これは凄い。ちょっと限界だよ。)
(どっかに移動したほうがいいかなぁ。)
ついに敗北宣言である。
「タカちゃんの部屋に行こうか。」
「そうしましょう、そうしましょう。あっちにはお酒もあります。」
そそくさと片付けを済ませて、カワさんの部屋を後にし、私たちの部屋に向かった。私たちの部屋は2階の一番端にあり、川や山など見晴らしのとても良い部屋だ。専用のテラスの他に、部屋の目の前にある団欒スペースも、他に人がいないので私たちで占有してしまっている!!私たちは途中でお菓子などを購入しつつ、その団欒スペースを目指した。

電気が2つ付いて薄暗い中にも雰囲気がある団欒スペースになっている。広さはちょうど6畳くらい。3人でだらだらするにはちょうど良いスペースだ。真ん中のテーブルにビールとタイ・ウイスキーを乗せ、お菓子などを広げた。
「ここいいよぉ〜。奥のPSよりもいいよ〜。もし泊まるならこっちだね。」
カワさんも偉く気に入ったようで、周りをキョロキョロと見ている。マユもこの辺りを見た途端にこの部屋を気に入った。そんなわけで、借りることを即決したのだが、カワさんも同じような気に入り方だ。

この夜と、翌々日の夜、2日間にわたっていろいろな話をした。多くは他愛のない雑談だが、インドのプーナでの修行でサニヤシンになった時の話や、あれこれと話の種は尽きずに夜中まで続いたのだった。
ちなみに、話していて分かったのだが、パーイに来る予定のレオンの知人とカワさんが知人らしい・・・。

●最近まじめなレオン(本名)登場。(パーイ)

「レオンくんそろそろだよね・・・」
「レオンくんに@@のレオンとかって欲しいね(笑)。」
「ウスラバカのレオンは?(椎名誠の本には、ウスラバカの沢野というのが出てくるのだ)」
「いやぁ〜、怒っちゃうかもしれないよ。」
「なんか難しいねぇ。」

バスがやってきた。様子を見たが、逆方向のバスであったようでレオンは乗っていない。ここパーイでは、バス停の中にバスが入り込んでくるので、走っている方向というものがない。よって、バスの表示を見ないと上り路線か下り路線かの区別はつかないのだ。

「レオンのバス、遅れてるね。」
私たちは、郊外の「MAHGO TREE」というレストラン・バーで、JAMセッションを見ていたのだが、レオンを迎えに来ていた。JAMセッションは、ジャンベを中心とした太鼓類とエレキギター、ドラム、ベースなどで、なかなか良い音を奏でていた。ほぼ全てが即興で、その日の早朝にはジャンベを叩ける人を探していたらしい。それにしても、それで見つかってしまうのがパーイなのだ。パーイには、なぜか音楽をする人が多い。特に長期で滞在する人は、何かの楽器をやっている人が多いようだ。
私たちの泊まった部屋の正面に流れているパーイ川の反対側でも、毎日のようにジャンベを叩く音が聞こえる。別のバンガローからは笛の音が聞こえる。遠くからも太鼓の音やギターの音が聞こえてくる。そんなわけで、私たちもディジュリドゥの練習をしやすいのだ。

「あっ、来た来た。」
昨年の12月にもサムイ島で会っている友人のレオンが、日本からやってきた。満員のバスで小さくなっている。
(ウスラバカのレオンだぁ〜)
などと言おうかとも思っていたが、かわいそうになってやめた。
「お疲れ様ぁ〜、久しぶりだね!」
「大変だったよ〜。」
「エアコン無しで来るんだもんね〜、時間も遅れてるし。」

レオンは普段は島にしか行かないのだが、今回はわざわざパーイにまで飛行機で飛んできてくれたのだ。日本からバンコク、そしてチェンマイまでは飛行機で快適に来たらしい。
しかし、チェンマイからパーイまでをエアコン無しのローカルバスに乗ったのは失敗だった。乗客は軍人だらけのうえに混雑している。しかも、エアコン無しのローカルバスは座席間のスペースが余りないのだ。日本からいきなりそれだったので、いつもは元気なレオンも疲れきった様子だった。
ところでレオンは初めての旅行でタイに来て、バンコクのカオサン通りでネパール行きの航空券を買ったことがある。しかし、英語も話せないし、要領も分かっていない。購入するまでに半日かかり、しかも、買ったチケットはビジネスクラスだったという逸話を持つ男だ。しかも、ビジネスクラスでネパールに飛んだのは良いものの、ネパールが寒くて風邪をひき熱を出し、バンコクに戻ってくる日までずっとベッドで寝込んでいたらしい。う〜ん、もったいない。他にもこんな話がいくらでもあるレオンだったが、最近は落ち着いてあまりにおかしな話は聞かなくなった。

「はい、これ。」
軽く話をしながらお土産を渡してくれた。中身はお菓子、私の大好きな「ハバネロ」やおせんべい、飴などなど。とてもありがたい差し入れだ。

その日はそのままレオンの部屋を探し、寝ていないとのことでレオンが軽く寝た後に一緒に飲んだ。おつまみはレオン持参の日本のお菓子だった。

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ミニコラム

++橋++

お寺の後ろを流れる川に渡る橋ははっきり言ってボロイ!以前来た時にはあった橋が今回は途中で壊れてなくなっているではないか!雨季で水かさが増して壊れてしまったのであろう。それにしても、橋の向こう側には宿がいくつか存在しているのに直そうとしないのはさすがタイである。営業に支障はないのであろうか?おそらく直しても雨季が終らない限り、壊れる可能性があるからであろう。(50m先ほどには別の壊れていない橋がある。)

●温泉で満足と深夜まで酒を飲み。(パーイ)

レオンと温泉に行った。私たちは前日も行っているので、2日間連続だ。日本の温泉と比べると少し落ちるかもしれないが、私たちにとってはなかなか素晴らしい温泉なのだ。

その日は天気が悪くなってきたので、まずはタイマッサージに行く。
そして、天気も回復し身体も揉み解されて温泉に向かった。

「おっ、ちゃんとしてるじゃないですかぁ〜。」
「まずは、掘った方がいいよ。少しにごるけど。浅いからさ。」
「なるほどねぇ〜。」
3人で黙々と作業をすすめる。途中でマユは作業を終え、温泉につかっている。レオンは夢中になって作業している。いつも私1人で夢中になるのだが、やはり男はこういうくだらない水遊び(?)に夢中になってしまうのだろうか?
「なんか楽しいね〜。」
レオンはそんなことを言い出している始末だ。

作業を終え、のんびりと湯につかった。
「日本の温泉みたいだね〜。」
日本から来たレオンも満足し、私たちも満足した。やはり、自然の中で入る露天風呂はいい。こういうのがたくさんある日本はいいなぁ〜なんて、改めて実感しちゃうのだった。

温泉後に MOON VILLAGE に寄り、カワさんにレオンを紹介した。
そして、そのまま私たちの部屋の前で飲みを開始。翌日は全員がパーイを出るとのことで早めに始めて早めに終わろうという作戦だ。
ちなみに、カワさんは滞在期限更新のためにメーサイに。レオンはプーケットに。私たちはラオスに行くためにチェンコンに。

グミをはじめとして、普段はお酒のおつまみにしないものまで一緒に食べた。でも、なかなかいけるのである。
私たちもカワさんも
「いけるね〜。やっぱり日本のお菓子は違うよ〜。」
なのだった。

ところで、レオンの知人(親の親友であり、レオンも直接にお世話になっている)は、やはりカワさんの知人だった。世の中狭いのだった。そして、そのまま結局は夜中まで飲み続けた。

段々と田舎を目指す。(パーイ)

その日はパーイからラオスとの国境の町、チェンコンへ大移動の1日となった。

レオン君は日本で"ちゃんと労働をしている"。にもかかわらず往路は、エアコンなし・キツキツ満員・ノンパワーバスに乗り、チェンマイからパーイに時間をかけてやって来た。復路である今回は「今度こそミニバスで快適に行くぞ〜!」と力んでいる。

帰りのチェンマイ行きのミニバスは、なっ、なんと新車で新しい匂いがする。車の快速&快適さに、私たちは一同で大喜びである。ミニバスの一番後ろの座席を早い時間からキープし、3人で陣取ったので極楽そのものだ。

と思っていたのもつかの間、途中休憩の後、運転手からバスチェンジ命令が出された。乗っていた新車から、ごく普通のミニバスに乗り移って欲しいとのこと。休憩地点はパーイとチェンマイの中間地点であり、お互いのミニバスの乗客を交換することで、運転手の帰宅が早くなるのだろう。
せっかく新車なのに〜、とふてくされていたが、乗り換えたバスは古いがシートの座りやすさは新車以上だ。(なぁ〜んだ)とばかり3人とも深い眠りに入っていった。

この道のりはエアコンなしでも、窓から入ってくる涼風だけで十分に心地よい。チェンマイの街に近づくにつれ、段々と車の中がモワモワと暑くなってきた。私の前に座っている白人の子供は、エアコンが付き出したのにいつまでも窓を開け、身を外に乗り出して風で遊んでいる。
最初は良かったが、本当に暑くなり出した。私は心の中で、(普段、エアコンの中にいられるなんて滅多にないのに、こういう機会を逃すものか!)と悪魔のように思い、子供の親に言って窓を閉めてもらった。

ミニバスの運転手は、私たちの希望通りにバス・ターミナルで降ろしてくれた。レオン君とさよならの握手をかわし、チケット売場に急いだ。ちょうど10分後にチェンコン行きのバスが出ると言う。グッド・タイミングだ。しかも、パーイの代理店で聞いてた金額より1人当たり100バーツ安く済んだ。ちなみにバスはエアコン付きだ。大急ぎでトイレやら用事を済ませ、バスに乗り込もうとしたら、意外にも昨夜パーイでお別れをしたばかりのカワさんがそこにいた。
「おおおー。偶然ですねー。」
「やー。もう2時間くらい待っているんだけどね、バスが来なくてね〜。」
カワさんは、ちょうどその日にタイの滞在期間が切れるので国境越えでメーサイへ向かっているところであった。カワさんの乗ったパーイ発のバスは私たちより2時間ほど前に出発している。それなのに運悪く待たされてしまっていたようだ。カワさんには悪いが、意外な再会に喜んだ。

チェンコン行きのバスはエアコン付きだが、何だか狭い。
3人乗りの席に3人で座るのだが、1つの椅子の面積が狭い、小さいのだ。通路側に座っているタイ人は後ろが空いているだから移れば良いのに、狭い隣に座ったままで動こうとする気配がない。かと言って、私たちもシートの倒れない後ろには行きたくない。仕方なく、狭く暑い(昼時なのでエアコンの効きが悪い)車内で溜息をついた。

●暗闇に光る国境近くの町。(チェンコン)

もう夜になってしまった。
混み合っていた車内も空いてきて、最後には外国人ばかりが残った。外は山や畑が続くだけで、街灯もなく暗い。バスなので他にも人がいるから安心だけど、1人でここを運転するとか、バイクに乗るとか怖いだろうな〜、とついつい唸ってみた。

チェンコンに到着したらしいが、ここも暗い。本当に町なのか、疑ってしまうほどだ。さすがに多少の光はあるが、基本的にはド田舎。バスを降り、小雨が降る中で宿探しをした。なーんにもないようではあるが、ラオスを目指す外国人が多く、ツーリスト向けのレストランや宿が並んでいる。国境が近くなければ、こんな外れの田舎に外国人が来ることもなかったのだろう。

タイにはコンビニが多いが、チェンコンでは1軒も見なかった。夜になってしまうと大半の店が閉まってしまうし、食べる場所を探すのも一苦労だ。ただし、ここで食べるクイッティオは安くておいしかった。

チェンコンに来る外国人の多くは、宿泊しても1泊だろう。特別何か見どころがある訳でもないし、どちらかというと退屈な町だ。まぁ、素朴さが気に入って長期滞在する人も中にはいるのだろうが・・・。

●いよいよタイを離れる・・・。(チェンコン)

チェンコンの宿から送迎車に揺られ、タイのイミグレーションまで行った。渡し舟で川を渡ってラオス側に入ると、VISAや入国の手続きをする。
今日は不運にも雨だ。今までの移動では運がよく雨で濡れることはなかったが、今回はバックパックのカバーも濡れ、バッグ自体の底は土で汚れてしまった。ラオスのイミグレーションからスローボートの桟橋まで車に乗せて行ってもらう。しかし、移動の車と言っても乗る場所はトラックの後ろであり、当然のように屋根はない。雨の考慮がない辺りが、もう(ラオスらしい)と感じてしまう。

ところで、VISA申請は宿の人(代理店も兼営)に頼んだ。自分で国境でできるのだが、混むし時間がかかるし、料金が同じだ、という風に何回も言われたからだ。少し怪しんでみたものの、雨が降っていたし、怠惰な気持ちもあり、お願いしてしまったのだ。
他の外国人たちは申請を自分たちでやっている。値段も私たちの方が100バーツ高かった。混んでいるというわけでもなく、列はスムーズに進んでいるようなので自分たちで申請すれば良かったと後悔した。代理店は仕事だから平気で嘘をつくのだろうけど、ちょっと気分が悪い。

ラオスに入国したファイサイから古都・ルアンパバーンに向けては、メコン川クルーズの旅となる。クルーズとはいっても、豪華なものではなく、木製の船で2日かけてのんびり進んでいくのだ。まずはパクベンという町まで行き1泊し、それから翌日も再び船に揺られてルアンパバーンまで行くのだ。

船には食べ物も飲み物もないらしいので、乗る前に腹ごしらえをした。そこで食べたのはラオスで初めての料理となったが、これがなかなかいけるのだ!タイで言うところのクイッティオだが、トマトが入っていてヘルシー、しかも別でパクチーやミント、インゲンなどの野菜がドーンと大量にテーブルに乗せられた。タイでも徐々に減ってしまっているようだが、こういった自由に食べられるサービスはよくあるらしい。野菜不足になりがちな今の私たちにはとてもありがたい。

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ミニコラム

++スパ++
私たちは今回滝の温泉オンリーだけだったがスパという手もある。温泉の手前、象がいる辺りに2つスパがある。看板があるのですぐ分かる。40〜50バーツで入れるらしい。手前にあるスパはバスタブ(おわん型の風呂)を専用できる。奥にある方は広いスパらしい。ふたつとも自然の中にあって気持ち良いようだ。

 
左はココナッツミルク入りのトムヤムクン。右はクイッティオ。タイ料理はうまい!


サムイ島チャウエンにある日本食レストラン「大和」の寿司。

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