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2ヶ月ぶりのバリ島。

飛行機内にて、久しぶりにインドネシア語を聞いた。
2ヶ月の間、英語圏のオーストラリアにいたのでとても懐かしく感じる。
飛行機は行きと同様に、ガルーダ・インドネシア。機内はもうバリの雰囲気が醸し出されている。

ダーウィンからデンパサールまでは約3時間で到着。
最近、時差の基準を日本においていない。
国から国へ移動する時に、時差が何時間なのか分からなくなってきている。2人であれこれ計算し、現地時刻が判明するまで時間が掛かってしまった。

ところでガルーダ・インドネシアのスチュワーデスは、片言の日本語を話す。パプアからデンパサールに飛ぶ時も同様だった。デンパサール発着の飛行機には、日本語を話せるスチュワーデスを置くという決まりがあるのだろうか?日本語を話せないのが当たり前の海外で、これだけ日本語が通じるのもバリくらいなんじゃないかと思ってしまう。

高度を下げ、海を見下ろしながら着地体勢に入る。いつものバリの走行ルートだ。

●こんにーちーは!日本人?(バリ島)

空港を出ると懐かしいサンバル、クミン、ナツメグなどの香辛料の香りが鼻を刺激した。
先進国からやって来ると、そういった香りの刺激によって東南アジアに入ったことを強く印象づけられる。

前回と同様に、空港から市内までベモで向かった。
空港内では、何10回となくタクシーの客引きから声が掛かる。いつもながらにうるさい。これも「東南アジアに帰って来たんだ〜。」と思わせるワンシーンだ。フレンドリーと言うべきか、しつこいと言うべきか。

しつこい客引きを無視し、ベモに乗り込む。1人3000ルピア。(約40円弱。)物価の高いオーストラリアからやって来た身としては、ほっと安心する値段だ。
ベモ・コーナーで降り、少し迷いながらもクタの市街に入って行った。
そこで聞こえるのは、間違いなく現地人の話す日本語だ。こここそバリ島だ。
「こんにーちーは!日本人?」

●バリのWELCOME!

クタに到着早々に行ったのは日本食レストラン。前回バリを去る前日に行った「kuntiU」というレストランがお気に入りになったのだ。訪れた時間帯がちょうどランチタイム。ランチミニセットというのが4種類あり、値段のわりになかなか良さそう。どれもおいしそうに見えてワクワクしてしまう。結局ミニ寿司セットを頼んだ。が、その名の通り量が少なかったので、満たされなかった。私はさらに"レインボー巻き"というのを頼んだ。これもすごくいけた!
ところでバリには"バリ・ぶり"がある。白く油がのった魚でとってもおいしい。

その夜、クタの街は90分ほど停電した。これは私たちに対するWELCOMEだろうか?
暗闇ではお腹が空いても身動きできないし、使っていたパソコンもバッテリーが切れて使えなくなってしまった。仕方なく呆然としてみたり、ディジュの練習をしたりして過ごした。
そして電気がぱぱぱ・・・と付いた瞬間、周りの宿泊客から歓声が聞こえた。
「ワーーーー!ホゥ!」
これもかなり東南アジアらしい光景だ。

●ウブドとディジュと。

ブラマ社のバスでウブドへ向かった。
乗ったバスが昼間だったので、渋滞に巻き込まれることなく1時間ほどで到着した。

ウブドのプラマ・オフィスには、しつこいホテルの客引きがいる。誘い文句は、
「あそこにいる日本人も泊まった。」
ということだ。そんなことどうでもいい、と思って無視していた。
だけれど機会があり、その男の子と話をした。別れ間際になり、その人がディジュを持っていることに気がついた。聞くところによると、日本でディジュをやっているのだそうだ。今回はバリに来たついでにバリ製のディジュを購入したとのこと。
以前からバリでもディジュを売っているし、ライブで演奏されていることも知っていた。けれども、こんなに早く身近にディジュの存在を確かめられるなんて思ってもいなかった。
これはオーストラリアのダーウィンとバリ島が身近であることを物語っているようだ。バリ製のディジュには偽アボリジニ・アートが描かれている。彼に言えなかったが、バリの木で作ったディジュはあまり良くないらしい・・・。

ウブドはいつもながらにのんびりしている。
うっそうと緑が茂り、心地よい風が吹き、木陰ではお父さんたちが博打をしている・・・。

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ミニコラム

++サラスパ++

バリにはエステ(スパ)がたくさんある。そこで貧乏旅行者におすすめのスパがあります。(どちらかというとマッサージ屋さん)場所はウブドのモンキーフォレスト通りから少し奥に入ったところ。名前は「サラスパ」。2005年6月より値上げされたが、全身マッサージ、フッドマッサージ共に1時間35,000RP。しかも、13時までに終了すれば20%off。安いのに清潔で個室。野外にあるシャワーも気持ち良い。



●ブド発、バリ島半周の旅が始まった。

ウブドからベモに乗り、ギャニャールで一旦下車。乗り換えてスマラプラへ向かった。
スマラプラには王宮跡があり、その屋根の天井にはカマサン・スタイル(※)の絵がぎっしりと描き込まれている。ひとつの身体に顔が5個、手が18本あったりと奇妙な絵がおもしろい。
そもそも、この王宮を見学するのには入場料がかかる。私たちはくしくも隣合わせの博物館の庭から入ってしまいお金を払わずにすんだ。これは不法侵入を意図してではなく、偶然だったのだから仕方ない。(笑)

スマラプラのミニスーパーで水を買っていると、本当に日本語が上手なバリ人に話しかけられた。
海沿いから北に向かう予定であることを話すと、なんと途中のクサンバという町まで乗せて行ってくれると言う。恥ずかしながらも、値段を聞くと「いらない」と太っ腹なお言葉。車も韓国製のそれはそれは綺麗な新車。バリ島内で走っていたら目立ってしまうくらいの良い車なのだ。後から聞いた話によると、2年に一度くらいは車を買い換えるのだそうだ。以前はBMWやベンツを乗っていたとか・・・?

彼(machan)は日本で3年も働いていたらしい。こんなにも流暢な日本語を、なぜ話すことができるのかを納得できる。
しかも、働き先は"工事現場"などではなく、"海の家"だったとか。「う、海の家〜?」と思ったが、マリンスポーツ屋のことだった。
ダイビングをする予定もあった私たちは、彼の経営するダイブショップにお世話になることを決めた。
彼はなんとダイブショップ以外にも雑貨屋を営んでいる。さらに、ホテルを建てたい、旅行会社を作りたいという更なる夢があるらしい。バリで初めて会う実業家かもしれない。

※古くから伝わる平面的な画法で、使われる色が白・黒・赤・青・茶・黄・肌色と決まっている。

●世界一の塩を作る村。(クサンバ)

彼が住むクサンバは、観光客も入って来ない静かな普通の農村だ。
バリ島の北東側は砂が黒い。ミネラルが豊富なのか、黒砂のところどころが白くキラキラ光っているのが無数に広がっていてきれいだ。

塩田で仕事をする老夫婦がいた。ここで久しぶりにインドネシア語格闘が始まる・・・。塩ができるまでの工程を聞き、実際に塩の味見をさせてもらった。
まずは早朝に塩水を海から取ってくる。それから、ろ過をし、日に当て乾燥させる。そうするとミネラルをたっぷり含んだおいし〜い塩ができるのだそうだ。何でもここの塩は世界一らしい。真実は不明だが、味見した感じではとてもおいしかった。

今夜はmachanの家に泊まることとなった。
ただダイビングのお願いをしただけなのに、至れり尽くせりの大サービスが始まった。ナシゴレンを買ってきてくれたり、数回によるお茶のサービス、夜はアラックにて酒盛り。
いつも思うことだが、バリ人は本当に世話好きだ。家にお客さんがやってくると、かなーり喜び、衣食住の全てを面倒見てくれてしまう。決して見返りを要求するわけでもなく、好きでやっていることも笑顔からすぐに分かる。日本人は少し躊躇してしまいそうだが、こういう時は甘えて受け取らないと失礼に当たる。

今日のシャワーは特別に"川マンディー"だ。みんなで車に乗り込み、道路沿い(!)に流れる川で水浴びをする。パプアのトレッキングでは何度も川マンディーしたが、バリ島では初めてだ。
この島では当たり前のことなので、逆に隠れようとすると目立ってしまうので、自然にしているのが一番良い。
machanは普段は家で浴びるのだが、たまに気分転換に川マンディーもするのだそうだ。確かに自然の中で浴びるシャワーは気持ちがいい。

----machan(日本人彼女あり)の家族構成----
母、弟(日本語話す)と奥さん、子供が2人。弟(日本語ぺらぺら、日本人彼女あり)。さらにはお手伝いさんもいる!

●レンボンガン島。

バリ島の南東に、小さい島が3つある。一番大きいペニダ島は、かつて流刑島として使われたこともあるそうだ。その隣には、ペニダ島より小さいレンボンガン島とチュニンガン島がある。
machanがこのレンボンガン島をしきりに勧める。砂が白く、きれい、そして静かな田舎だけど何でも揃っているらしい。リピーターも多いそうだ。
もともと予定にはなかったし存在自体もよく知らなかったが、レンボンガン島へ行ってみることにした。バリ島以外の島にも興味はあったし、未開拓のところへ行ってみたかったというのもある。

レンボンガン島ではダイビングもできる。島到着まで釣りをするオプションも付いているし、お昼ご飯もおいしいらしい。海はきれいで魚もいっぱい見られる。ただし、ガイドブックで読むと中級〜上級者向けの海のようだ。私たちはトゥランベンで潜ろうと計画していたが、machanがしきりに勧めるので迷ってしまった。しかし結局は、沈没船が見られるトゥランベンで潜ることにした。

●250円の漁船に乗ってバビグリンを食べる。(クサンバ)

こんなに小さい船だとは思わなかった。
machanが教えてくれた「一番安い船」は地元の人が荷物運びに使う小さな漁船だった。
machanの弟、オカーさんが「あの船だよ。」と教えてくれるのだけど、まさか小さい船だとは思わずに隣にある大きめの船だと思っていた。

船の出発は聞いていた時間を大幅に過ぎ、約1時間待たされてようやく出発した。
船はバリ式の船(名前をジュクンと言う。)で、両側にバランスを取るための丸太が1本づつついている。その姿は遠くから見るとまるでカモメのよう。雰囲気と趣きがあって私は好きだな。
2本の丸太が上手にバランスを取ってくれ、強い波にも負けず、あまり揺られることなく進んだ。乗っているのは私たち2人とお仕事に行くおばちゃん2人と運転手の5人と大量の荷物たちだ。これだけで船はいっぱいだ。こんな船で観光に行くのはきっと私たちくらいだろう・・・。タカが楽しくなってしまってツボに入ってしまったようだ。さっきから腹を抱えて笑っている・・・・。

途中、お腹の空いていた私たちに愛の手が届いた。おばちゃんがレンボンガン島で売るために持ってきたバビグリン(豚の丸焼き)のナシチャンプル(ご飯とおかずの料理)を売ってくれたのだ。野菜も入っていないし、量も少なめだが結構いける!バリでは、豚は贅沢な肉らしい。

本当に大きな波がこちらに向かって流れてくる。うわ!やばい!と思うのだが、もちろんそれも計算上にあるようで運転手は上手に避けていく。この島はサーファーの隠れスポットらしい。サーフィンをやるには充分な波がいくつも出来、数人のサーファーたちが上手に波に乗っている。
水面を見ると、その透明さにびっくりした。エメラルドグリーンや青、紺色など様々な色の変化を見せる。私はタイのタオ島を思い出した。それくらいにきれいで、スノーケル向けの海だなぁと思った。

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ミニコラム

++ベモ++

ベモに乗るときはできれば現地の人が乗り込んでいる車を探そう。値段交渉は始めより最後に払った方がぼられる可能性が少ない。(値段は慣れてくると分かるようになる。目安としてはウブド〜ギャニャールが3000RPくらい。)
最近はガソリン代が倍近く値上がりしたらしいので、ベモの料金も高くなりつつあるようだ。もちろんタクシー料金も上がっている。

●バリにいながらバリ島を眺める。(レンボンガン島)

レンボンガン島は幅5kmほどの小さな島だ。ホテルはビーチ沿いに数軒並んでいるが「観光地化されている」より一歩手前で、静かでのどかな島だ。通りはどこも狭く、車が走る姿もほとんど目にしない。
2人とも同じイメージを抱いていた。それは沖縄の竹富島だ。小さく、静かなたたずまいはどこか共通するものがあるような気がする。

バリにいながらバリ島を見るのも不思議だ。当たり前だけれど、バリ島から離れてもバリ式寺院はあるし、女性の祈り方も全く同じ。違うのは、海の向こうにアグン山が見えることだろうか。
レンボンガン島だけでなく、ペニダ島も同じだし、ロンボク島の一部だってバリ独特の生活が営まれている。バリ本島以外のバリ文化を見るのもまた楽しいことだなと、この時に初めて思った。

気になったのはお墓だ。
バリ・ヒンドゥー教では、特殊なやり方であの世に送り出す。人が亡くなったあと、一旦死体を土に埋める。お金が貯まり、お葬式の準備が整うと土から死体を掘り出し、お葬式を挙げる。それが終わると今度は海に流す。だからバリにはお墓が存在しない。だけれど、ここにはお墓があるのだ。イスラムやキリスト教信者のお墓だろうか。よくは分からないが一部、墓石がバリ独特の彫り物で飾られている。これこそ「バリ人の墓」という気がするが真相は不明だ。

●船と船の間で泳ぐ。(レンボンガン島)

レンボンガン島の海は美しい。
だけれど、問題がある。海岸で泳ぐのは大変なのだ。なぜかというと何十隻ものの船が停泊していて、泳げる広いスペースがないのだ。この一帯では天草の養殖も盛んで、それらの場所もあるので邪魔はできない。
きれいなのに、海岸で泳ぐことが難しい。それはとても残念なことだ。私たちは船と船の狭い空間で身体を浸しプカプカ浮くばかりであった・・・。

そのせいか、数個の桟橋が浮いている。そこまでモーターボートで行き、ダイビングやシュノーケルをやるようだ。興味はあったのだけど、値段を聞く面倒臭さに負けて交渉さえしないまま終わった。

怠惰な私たちは海が見えるホテルのレストランでビールを飲み、夕日を眺めた。
ここは、本当にのんびり滞在するに限る。町を歩けばレンタルバイクの客引きに声を掛けられる。本島から離れていることもあり、ここは物価が高い。レンタルバイクも1時間2万5千ルピアと高い。(通常は1日4万ルピアくらい)。ワルン(食堂)も高い。関係ないけれど、水も少ない。バリ島は水が豊富な島だけれど、ここでは雨水を使っているくらいに水が足りていないようだ。

●チュニンガン島まで歩いてみる。(レンボガン島)

レンボガン島からチュニンガン島までは徒歩で行ける。いや、苦労すれば行ける。
私たちは暑い真昼間に歩いた。私はとても疲れ、途中で挫折してしまった。橋を渡り、チュニンガン島に足を踏み入れただけで満足して引き返した。チュニンガン島はあまりにも田舎で、橋を渡ってから数十分歩かなければ町に辿り着かないらしいのだ。踏み入れたからって何が変わるわけではなく、ただただ椰子の木畑が続いていた。

サボリ派には良いことがないようだ。タカと別れた瞬間、足裏にトゲがささって痛い。トゲは細く小さい上に皮膚の内側に入り込んでしまって抜けない。仕方ないので我慢してそのまま歩いた。
途中で、泊まっている宿のスタッフがバイクで来て止まった。タダで乗せてくれれば良いのに、高いお金を請求するので断わる。あと3km、というところで休憩をしていると、ずっと後ろを歩いて来るはずのタカがやって来た。なんと地元の人のバイクにタダで乗せてもらえたらしい。チュニンガン島の村も見れた上に同じ時間に帰ってこられるなんて羨ましい・・・。苦労は買ってでもするべきなんだろうか?

チュニンガン島はクルーズ船がやって来る港があるようだ。レンボンガン島自体もクルーズで有名な場所のようだが。

チュニンガン島ののどかな集落。

レンボンガン島からチュニンガン島まで橋で渡り、降りた場所はT字路であった。そこで村について聞くと、現地の若者は「歩いたら村までは25〜30分はかかるよ」と言っていた。

ともかくも、マユと分かれてクルーズ船も訪れると聞いた集落を目指した。マユは疲れてしまったらしく、のんびり帰るとのことだった。

歩いてみるとバイクが通れるくらいの道沿いに、鄙びた感じの家々が続く。豚や鶏が走り回り、マングローブ林が広がる。海では家族が仕事をしている。といっても小さな子供は水遊びをしているだけだが。

そんな風景を眺めながら、15分ほどで突端に着いた。そう、若者に言われたほどは遠くなかった。想像するに、彼らは普段からバイクで移動するので、余り歩いたことがないのじゃないだろうか。それに時間感覚が日本人のように正確というか、細かいのは珍しいだろう。

行き止まりの集落にも特に何があるというわけでもない。
天草の山や、広げて乾燥させている大量の天草・・・。緑や白、いろんな色の天草があり、色別に分けられている。よく分からないが、それぞれ値段や質が異なるのだろうか。
海には何隻ものクルーズ船が見える。そして、ちょうどお昼時だからだろう。小船で多くの外国人が上陸しようとしている。そう、ここにはレストランがあるのだ。この集落にレストランがあるというのは、何だか似つかわしくない。もっとも、そのレストランは掘っ立て小屋という感じ。ツアーでやってきたような旅行者だったら驚いてしまうかもしれない。

海は、クルーズ船が来ていることでも分かるようにとてもきれい。レンボンガン島の周辺は、どこもきれいなので特別と言うこともないが、波がないのが良さそうだった。

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ミニコラム

++Ubud Raya++

カキアン・バンガローの隣にある「UBUD RAYA」の金曜日は12000〜15000RPくらいで日本料理が食べれる。メニューは餃子や納豆など日本人長期滞在者が喜ぶメニューが揃っている。
ちなみにカキアン・バンガローもケーキがうまい。ふたつとも日本人の奥さんが経営。

島1/4周。トゥランベンへ到着。

レンボガン島からまた漁船に乗り、クサンバに戻ってきた。machanの家でミーゴレンをおかずにしたナシ・プティ(白飯)という不思議なご飯をご馳走になった後、弟さんの車でトゥランベンまで送ってもらうことにした。(ダイビングには送迎も付いているのだ。)

途中、ティルタ・ガンガという水の宮殿跡で一旦下ろしてもらった。
ここは今でも泳げるプールのような池と、静養のためのパレスがある。客はまばらで静か。泳いでいるのも1人、女性が水着姿でくつろいでいた。プールの底は藻が多く、それがまた雰囲気を出している・・・。

トゥランベンへは約3時間で到着。ここも静かな田舎だ。ダイビングショップとレストラン併設のホテル、売店などが並んでいるだけだ。
ビーチは砂浜でなく、2cm以上15cm以下くらいの石がゴロゴロしている。波が高いし、足元がそういった石だとちょっと痛い。泳ぐには余り向かない海だ。

●沈没船を見た。(トゥランベン)

トゥランベンは島の北東部に位置する。ビーチからわずか30mの沖合いに、第二次世界大戦中に日本軍によって撃沈されたアメリカの貨物船「リバティ号」が沈んでいる。それによって有名となった沈船ダイビングポイントだ。

今回のダイブは21〜22回目だが、初めての沈船見物ダイブとなる。
ホテルの目の前からエントリーするが、波は高い。重いタンクを背負って海に入っていくのはそれだけでハードだ。転びそうになりながらも波のない隙を狙い、海に向かって懸命に歩いてエントリーする。

今回のインストラクターはバリ人。オーナーのワヤンさんは日本語がぺらぺらだが、一緒に潜るインストラクターは英語だけだ。今までは、ダイブ経験が少ない私たちは日本人の経営するダイブショップにしか行かなかった。今回は、器材や安全面など不安な面もあったが、もうダイブすること自体に慣れてきていたのか、不安はそれほどでもなかった。海中の説明や意思疎通の合図などを確認しただけで終わった。
今までは日本語以外では不安だったが、どうせ海中では会話はできないのだから大丈夫さ、と思うようになった。

●魚の名前が分からない。(トゥランベン)

1ダイブ目。
思ったより透明度が高い。陸側は波が高い影響でかなり悪いが、遠く離れ潜るほどきれいになっていく。
オーストラリアのような大物こそいないが、カラフルな魚たちがたくさんいた。チョウチョウウオ、ツノダシ、フグ、アネモネフィッシュ、ハゼ、ガーデンイールなどなど。
船は古さを物語っているのか原型がほとんど分からない。大きなその物体に苔や藻、サンゴが大量に張り付いている。階段や壁、操縦席などは判別できるが、「船」と聞いているから船と思えるが、ぱっと見た目は「何だろう〜〜?」と思ってしまうものだった。
1ダイブ目は船の周りを一周した。グレード・バリア・リーフを潜った後だけに、がっくり度はどんなもんか?と思っていたけれど、かなり楽しめた!やっぱりダイビングは楽しいし、気持ち良い!

2ダイブ目。
1時間の休憩だけで次の時間がやって来た。タカはお腹の調子が悪かったので、仕方なく私だけ潜ることにした。タカはしばらく後に潜った。だから2ダイブ目は2人バラバラだった。

2ダイブ目は主に船の中に入って見る。狭い通路を入りながら魚や船を見る。透明度は1ダイブ目より悪くなっているのが残念だ。魚はさっきよりも変わった種類のものを見た。名前が分からないが、1mほどの大きな魚も見たし、イカ(?)のような長い白足も見た。エイも目の大きな魚も、サンゴと同化している透明な魚も見た。
ただ、名前が分からないのが残念!日本人インストラクターなら普通は教えてくれるのだが、(しかも日本名で)このバリ人インストラクターは潜ったらもうおしまいで、魚の名前も教えてもらえなかった。聞けば良いのだろうけど、名前の知りたい魚の説明をする手間を考えると、ま、いいかって思ってしまったのだ。

沈船ダイビングはおもしろかったが、1日潜ればあとはもうご馳走様!という気持ちになる。
けれど、ここのダイブショップのスタッフは何百回もこの船を見に潜っているのだ。「飽きた?」と聞くと答えは期待通りのものだった。
もっと大きい船だとおもしろいのかな?どなたかお勧めダイビング・スポットがありましたら教えてくださーい!

●トゥランベンからロビナへ。

トゥランベンからベモに乗ろうと通りに出た途端、現地人のうるさいお誘いのお声が多数かかる。
ベモに乗るときは、現地人が乗っている流している車に乗るのが重要なポイントだ。自分たちだけしか乗っていない車だと、ぼられる可能性が高いからだ。

私たちの行きたい方向とは逆へ向かっているベモが声をかけて来た。逆なのだし、お客さんも1人乗っているのだから普通に考えたら無理なのにそのベモに乗せようとする運転手。全く迷惑な話だ。断わって逃げているのに、その1人のお客さんを後から来たベモに乗せてしまい、私たちの行きたい方向へ走り始めた。もう本当にしつこい!仕方ないので値段を先に交渉して決めて乗り込んだ。

シンガラジャへ到着。だけれど、ここは町の外れ。ロビナに行くにはシンガラジャ内の別のベモ・ステーションまで行かねばならぬのである。かなり面倒な話だ。そこまで行くのに、運転手たちが我も我もと高い値段をふっかてくる。結局、流しのベモに乗った。乗る時に聞いた値段と下りた時の値段は、2倍にと変わっていた。そこはもう無視で、最初に言われた金額だけ払った。

そこからやっとロビナへ。ベモも特に乗継が続くとかなり疲れる・・・。

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ミニコラム

++Dian++

大好きなレストラン。それがウブドにある「Dian」。
インドネシアから中華料理、西洋料理まで何でも揃っている。味は何を食べても失敗がなく、しかも良心的な値段。
特にお勧めは鉄板料理。じゅーじゅーと焼きたての肉や魚が食べれる。
また、ビールも安く飲める。

●客が少ないロビナの町。

ロビナは、バリ島の中ではバックパッカーの集まる場所として有名なようだ。
が、実際は閑散としていて観光客の姿もかなりまばら。外国人より現地人の方が圧倒的に多く、「あ、外国人だ。」私たちが指差してしまうほどである。

ロビナの町は一箇所に集まっておらず、広い範囲で広がっている。歩いても歩いてもレストランやホテルが続いていて一体誰が来るのだろう?とクエスチョンマークを頭に乗せてしまいたくなる。ここもきっとバブルの時期があったのだろうけれど・・・。

物価は安いと聞いていたが、本当に安い。
特にホテルが安く、普通に良い条件で3万ルピアで借りられた。インドネシア最安の値段だ。だけれどワルンは少ない。唯一安いレストランが「スーパーマン」というお店。安い値段でインドネシア料理や中華・西洋料理が食べられる。1990年頃からの情報ノートや、雑誌なども置いてあって暇潰しにいい。
また、レストラン競争があるようで、いたるところでHappy Hourの看板を見かける。夕方ごろからビールが安く飲めるようだ。レストランというよりBAR風のお店も目立つ。今は分からないが昔は夜遊びするには適当な場所だったようだ。

●心休まるウブドー。

ロビナからバトゥール湖や温泉に立ち寄ってからウブドに帰ろうという案もあったのだが、お互い疲れていたこと、そこに行くにはベモを4度も乗り継がなければ行けないこともあり、予定打ち消し。そのままシャトルバスでウブドにストレートに行くことにした。
旅行代理店で聞くと、ウブドまでは4万だったが、3.5万にディスカウントしてもらえた。プラマ社ではないと聞いていたが、結局プラマ社のバスだった。プラマ社の定価は5万なのでかなり安く乗れたことになった。ラッキーだ。

プラマ社のバスははっきり言ってボロい。最近ではエアコンバスも走っているらしいが、たいがいはエアコンは付いていないし、シートや窓も汚く古い。問題はパワーで、山道を走るのに「よいっしょ。よいっしょ」と、のーんびりしか進まない。遅いと思っていたベモよりもスピードが出ない。次々に抜かされていく。少しイライラ感がつのる。思うことは、
「早く全部の車を買い換えれば良いのに・・・。」

山を越え、湖を過ぎ、滝を過ぎ、車はのんびり走っていった。
バリの地形は起伏があり、数時間縦断するだけでいろいろな変化が望めておもしろい。小さい島に大きな山が2つも存在すること自体が証拠だろう。水も緑も豊富な島だ。

1週間ぶりのウブドに到着。途中、ボンカサ村のあるアビアンセマルという地域を通ったので、「お!!」と思った。
ウブドは相変わらずのんびり、ゆったりで、景色がウブドらしくなっただけで含み笑いが出てきてしまう。艶やかな木々、ウッドカービングのお店、雰囲気のあるレストラン。
やっぱり慣れているウブドが一番好きだ。

●ももちゃんの登場〜!(ウブド)

5/25はタカの誕生日だった。私は朝からプレゼントを買うために町を徘徊したりケーキの予約をしに行ったりと忙しかった。タカの好きなダイタイTシャツを買い、カキアン・バンガローの日本人風味のケーキを買った。ケーキはプリウィズヌ・バンガローのグデさんやひろちゃんと一緒に食べ、楽しんた。
旅に出て初めての誕生日だった。タカ、おめでとーーー!

その日は私の昔からの友人、ももちゃんがやって来る。ももちゃんとは、初めての海外旅行で一緒にタイを訪れた。その後、バリにも一緒に来た。気が付けば10年の付き合いだ。バリでの会うのは約8年ぶり?不思議なものだ。
ももちゃんは会社の先輩とツアーでやって来た。今回は1週間弱の短い旅行だけれど、ダイビングにウブドにスミニャックにと忙しい予定だ。

ももちゃんは3回目のバリだが、段々はまってきているようだ。この前まではイギリスにはまっていて、しょっちゅう行っていたが、ご飯がまずいという理由でバリに傾きつつあるようだ。「バリのワルンのご飯はうまい!特に自分の指で食べる」のがいいらしい。旅行スタイルも年々変わって来ているようで、「高級ホテルも高級レストランもいらない。安いのがおもしろい。ボンカサ村もおもしろい。」と言っている。私も最初は"きれい目な旅"からスタートしているのでその気持ちはとてもよく分かる。バリは安全だし、人も親切なので危険はないと分かれば、その翌日からは本当に楽しめるのだ。

一緒にショッピングをし、ご飯を食べた。今回始まって以来の初めての友達がやって来たのだから、私もとっても嬉しい。ショッピングなんかも女の子同士でするのはやっぱり楽しい。ただ違うのは、お洒落なカフェではなく、ワルンにて素手でご飯を食べていることだけど・・・。

その後、ももちゃんが行きたがっていたダンス・レッスンに連れて行った。プリアタン村にある、いつもお世話になっているイブ・グンディさんの所だ。1時間ほど体験レッスンをしてもらった。
バリ舞踊は見る以上に実際はとてもハードな動きをする。優雅な動きのようだが実際は全身を使うので汗でダラダラになる。ももちゃんは「すっごいハード!すごい運動!すごい気持ち良い!」と顔をイキイキさせて語っていた。「ダイビングより楽しかった」とまで言っていた。私まで嬉しくなった。
次の渡バリはビーチも良いけれど、ウブドのカフェで読書、そしてダンスレッスン、そしてたまにボンカサ村でオダラン(バリのお祭り)を見に行く日々を過ごしたいらしい。

友達がバリに来るとたいがいははまる。ここは本当に日本人の女の子がはまりやすい場所なのだ。何がそうさせるのかは分からないが、惹きつける魅力がたっぷりあるような気がしてならない。

●ウブドぷらぷら。

ウブドでの日々は、いつもながらのんびりしたものだ。
ホテルに付いている朝食を食べ、それからダンスレッスン。散歩やお店をひやかしたり、友達のいる所へ遊びに行ってみたり、バリ人の友達と会って話してみたり、と。

今回、ダイビングでお世話になったmachanと、その弟オカーさんとも友達になった。3兄弟ともよくウブドをぷらぷらしているので、どこかで会う可能性が高い。友達のももちゃんとmachanの会話がとてもおもしろい。
も:「エステ予約するのにHIS行くんだ。」
m:「ナンだー。私が電話でしてあげるよー。」
も:「○○○って名前のエステだよ!」
m:「分かった分かってる!」
--数分後--
も:「できた?」
m:「はいはい・・。何時!?」
も:「本当にソレ、○○○なんでしょうね〜?」
m:「いや、コレはエステの取締役社長!こっちのエステのが良いんだよ〜!」
も:「○○○って言ってるのに!いらない!この予約いらない!」
m:「んだーーー。」

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ミニコラム

++ワルン++

ウブドのワルンも少し質が落ちたような気がしてます。これもモンキーフォレストのワルン停止令(!?)のせい。
Dewi Sita通り沿いの「Warung Kacu」は普通においしいが量が少なめ。「Dewa Warung」は混んでいるし出るのが遅いがうまい。
「Warun Made」はナシチャンプル屋。おいしい。

ギリ・トラワンガン行きチケット購入。(ウブド)

ギリ・トラワンガンは、パーティのある島として有名らしい。
野外パーティ好きの友人にも勧められていたし、有名な旅行ガイドブック「LONELY PLANET」にも「パーティの島として有名である」みたいに書かれている。

ギリ・トラワンガンは、地図で見るとバリ島のすぐ近くにある。しかし、バスやボートで行くと、10時間以上もかかるのだ。そんなこともあって、行くのが面倒くさく感じていた。
面倒なので行くのはやめようと思っていたのだが、マユがしきりにギリ・トラワンガン行きを勧める。そう、マユはウブドを離れたくないので、私だけが行く予定なのだ。まぁ、マユに勧められるうちに、ようやく行くことを決断した。

チケットは、ウブドにある旅行代理店で購入した。個々の旅行代理店で値段が違っており、1番安かったお店を選んだ。ウブド出発は、7:00、8:30、11:00が選べた。私は、当日に着くということで7:00を選んだ。他の時間だと、当日に着かないらしいのだ。

ちなみに、ギリとはインドネシア語で「小さな島」と言った意味らしい。
ロンボク島の北東にあるギリ3島は、とても海が美しく、旅行者に隠れた人気があるようだ。ギリ・トラワンガンは3島の中で最も大きな島で、観光客が一番訪れる島らしい。

●バリ島からギリへの道。(ウブド)

(まだ来ないよ・・・、まったく・・・)
バスの中で次の客が乗ってくるのを待っているのだが、次の客がなかなかやってこないのだ。

(また白人が寝坊して出発準備してなかったのかぁ〜?)
時間を守らない白人はとても多いので、いつものことかと思って待っていた。
「待たせてごめんなさいね〜」
運転手がそんなことを言ったりしているが、
(いやぁ〜、あんたの責任じゃないしね〜)
などと考えていた。しかし、実際には運転手(というか旅行会社)の責任だったのだ。私をホテルまで迎えに来たバスは、出発の早朝7時予定通りだった。そんなこともあり、まさかおかしなことをしているとは考えもしなかった。

「なんで8時半なのに、バスの時間が急に変わっちゃったの?」
乗り込んで来る乗客が言っている。
「船の時間が変更になった」
運転手が答えている。
(フェリーの時間がそんな簡単に変わるかぁ・・・?また、嘘ついてるよ。客が少なくて、勝手に時間を変えちゃったんだろうなぁ〜)

フェリーは定期便であり、2時間毎に出発すると聞いている。そのフェリーがそんな簡単に時間を変えるわけはないのだ。バスの運行を早朝に2回するのは無駄だと、勝手に7時と8時半の客をまとめてしまったのだ。私には何も問題がなかたので黙って聞いていたが、
(突然起こされて「今、出発だ!」なんて言われたらかわいそうだな)

そんな感じに、初めから多少波乱含みの移動が始まった。

ウブドからミニバスで、パダンバイに。
パダンバイからフェリーで、ラブハン・レムバルに。
ラブハン・レムバルからミニバスで、プムナンに。
プムナンからボートで、ギリ・トラワンガンに。

それぞれ順調に進んだけれど、待ち時間がとても長いのには困った。バスから船への乗換えなどのたびに1時間ほども待たされるのは、どうも余裕を取りすぎだ。さらに、ミニバスが途中で止まったりと??なこともあった。

ちなみに、予定外に朝早くに起こされた旅行者は偶然にも日本人だった。リューイチ君と、あれこれと話しながら行くことができたので長い移動も割と退屈ではなかった。

●ロンボク島には猿がいっぱい。

(猿だ!)
(おっ、小猿もいる。かわいいなぁ〜)
(あれ、こっちにも猿がいる)

マタラムより北部の山がちの地域には、とにかく猿が多い!バリ島のウブドにはモンキーフォレストという観光地がある。ここは、モンキーフォレストを山全部にしてしまった感じだ。

道路沿いにもたくさんの猿が出ている。車に轢かれないかと心配してしまったが、途中に死骸もないので普段は大丈夫なのだろう。オーストラリアでは、道路沿いにカンガルーの死骸がたくさんあった。それと比べると事故は少ないのかもしれない。

●まだ馬車が交通手段!?(ロンボク島)

(なんだか馬車がたくさんいるなぁ)
ロンボク島の玄関口でもあるラブハン・レムバルには、もちろんミニバスや普通の車もたくさんいたのでそれ以上はなんとも思わなかった。

(こんな街中なのに馬車がたくさんいるよ・・・)
そう、ロンボク一の繁華街であるマタラムに入っても、まだ馬車がたくさん走っている。しかも、お客さんも乗っており、荷物を運んだりしている。隣のバリ島では、馬車を見かけたことはない。隣の島に来ただけで、馬車が現れるというのはいかにも島国のインドネシアらしい。3輪自転車のタクシーなども、島によってあったりなかったりするのでそれと同じことなのだろう。

ギリ・トラワンガンで聞いたのだが、馬車はチドモと呼ばれているらしい。ロンボクでは、庶民の足とのことだ。小さな島でもありタクシーなどもいないギリ・トラワンガンでは、旅行者にとってチドモが唯一のタクシー的な交通手段だ。

バイクや自転車も借りられるけれど、とても狭い島なのでバイクに乗ってでかけるほどの必要がない。島を一周しようとすると、それなりに距離があるけれど、ほとんどが砂の道なのでバイクでは危ない気もする。

●印象の悪いプムナン。(ロンボク島)

「ここで帰りのチケットを買わないと帰れなくなっちゃうよ」
「向こうから戻るのはとても高いよ」
「ギリには旅行代理店はないよ」

プムナンでボートを待つ時間に、しきりにギリ・トラワンガンからの帰りのチケットの購入を勧めてくる。あとで分かったことだが、言っていることのほとんどが嘘であった。

しかもこんなことまで言って騙そうとするのだから。
「あなた行ったことないから分からないでしょ?」

ともかく、帰りのチケットなど用意していかずとも、ギリにも旅行代理店はたくさんある。さらに船着場に行けばチケット売り場もある。そこで、船のチケットだけ購入してロンボク島に渡ることも可能だ。

ところで、プムナンでは他にもいろいろと嫌な目にあった。
売店で何かを購入しようとすると、全てがとてつもなく高いのだ。
「蚊取り線香をかっていかないとまずいよ。今はマラリアが多いよ。」
そう言って店員が蚊取り線香を勧める。
「いくら?」
「100(インドネシアでは、ゼロを3つ抜かした金額で言うことが多い。約1,200円)」
(おいおい。スーパーでは、1.5とか2.0くらいだぞ・・・)
50倍以上の金額を普通に言うのは凄い。しかも、ここでは、いくら値切っても10以下にはならなかった。
ライターも同様に50とのこと。一般には1.0〜2.0くらいで売られているので、同様にバカ高いのであった。

ただ高いのなら、まだそれほど印象は悪くないのだが、プムナンでは皆が嘘をつく。しかも悪意が混じっているような嘘だ。
「〜〜しないと、〜〜になっちゃうよ!」
そんな感じの嘘は余り聞きたくないものだ。

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ミニコラム

++クタビーチ++

バリ島にもクタビーチがあるが、ロンボク島にもクタビーチがある。

ロンボク島にあるクタビーチはインドネシアでも1〜2を争うほどにきれいらしい。

ガイドブックにも書いてあるし、友人にも勧められた。しかし、私はひねくれ者なのか・・・違うかなぁ・・・ロンボク島は通過するだけで終わってしまった。

●旅行者はギリ諸島を目指す?

パダンバイからフェリーでロンボク島に向かった旅行者は、全部で20人ほどだった。しかも、一緒にバスに乗っていた日本人以外は全員ギリ諸島を目指すと言う。

ロンボク島にも、スンギギやインドネシアで最も美しいビーチを持つと言われるタンジュン・アンなどの観光地もある。しかし、ほぼ全員がギリ諸島を目指すと聞いてちょっと驚いた。

バリ島でもハイシーズンではない今の時期は、クタやウブドなど以外は観光客が少ない。聞いた話では、ロンボク島はさらに観光客が少ないようだった。
そうした中でも、ギリ諸島にだけは観光客がたくさんいる。これは、ギリ諸島が持つある特殊性のためだ。その特殊性のためにギリ諸島だけを旅の目的地として訪れる観光客が多い。

●パーティ・アイランド?(ギリ・トラワンガン)

期待していたパーティだが、満月の日のフルムーンパーティ、そして曜日の決まっているバーやレストランでのパーティがあった。しかし、どうもパッとしない。音は毎日かかっているわけでもなく、パーティでも踊っている人はそれほどいない。おそらく、参加できなかったフルムーンパーティは楽しいのだろう。
ところで、日本人の姿は見えないのに、片言の日本語を話す現地人が多い。これも、バリ島に近い影響だろうか。

詳細はこちら

●海水シャワーと自炊生活。(ギリ・トラワンガン)

(洗った気がしないなぁ〜)

ギリ・トラワンガンは小さい島なので、真水が沸いていない。川などもないし、生活用水は必然的に海水を使用することになる。そして、飲み水はロンボク島から運んで来なくてはならない。

シャワーは幾分フィルターに通してあるような海水である。洗濯も同じだ。どうも、シャワー後も髪の毛がゴワゴワしているような気がする。洗濯も何だか綺麗になった気がしない。
(数日なら良いけれど、ずっと滞在するのはどうかなぁ〜)
もっとも、しばらくするとそれにも慣れてしまうのだろう。

レストランの値段が高いことを予想して、バリ島から食材を持ってきていた。やはりバリ島に比べると食べ物は高かった。島でもあり、運び賃もかかるのでやむを得ない面もあるだろう。
部屋で自炊している旅行者は珍しいらしい。それはそうだろう。オーストラリアなどでは自炊は多いけれど、東南アジアで自炊していると言う旅行者にはあまり会っていない。自炊している旅行者の多くは、長期滞在者なのだ。
宿の従業員などが
「ローカルプライスで、ご飯作ってやろうか?ミーなら5(千)、ナシなら3(千)でいいよ。」
と言ってくれたりしたのもありがたい。でも、食材を余らせても仕方がないので、毎日自炊をしてしまったのだが。

ちなみに、自炊に使う水も海水である。よって、塩を入れなくてもしょっぱいのであった・・・。
そんな理由もあってか、宿は安い。20,000ルピア(約240円)くらいで泊まれてしまうのだ。今までインドネシアで宿泊した宿の中でも最安の値段だ。郊外の古いバンガローなどはさらに安そうだ。

●美しいビーチ!(ギリ・トラワンガン)

ギリ・トラワンガンのビーチはとてもきれいだ。
島の周りは全て真っ白な砂に囲まれている。そして、透明度の高いきれいな水があるのだ。
ダイバーも多く、聞いた話によるとコンディションの良い時は50mくらい見えるらしい。私が訪れた時も、早朝には40m以上見えていたとのことだ。
ただし、シュノーケリングをしても分かるのだが、流れがあるようだ。泳いでいても、南の方に流される。ダイビングもドリフト・ダイビングになったりするらしい。それもラクで良さそうだ。

ビーチでは、他の島と同様に白人が飽きずに肌を焼いている。
多くの女性は水着の上を外して、焼いたり泳いだりしている。
(南の島だなぁ〜)
って感じ。


●ギリ諸島のルール。(ギリ・トラワンガン)

何かインドネシア人が旅行者に悪いことをすると、ギリ諸島を追放になる。
そして、泳いでロンボク島まで返される。
さらに、数年間ギリ諸島には立ち入り禁止になるとのことだ。

旅行者にとっては安心な話だ。現地人の泥棒もいないようだし、安心な印象がある。もっとも旅行者に対する用心は必要だが。
警察がいない島でもあり、独自のルールができたのだろうか。また、観光客が来ないと既に生活が成り立たない島になっている。
こうやって観光客を大切にしようという雰囲気も、多くの観光客が訪れる理由の1つかもしれない。

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ミニコラム

++ハイシーズン++

年末年始や8月などは込み合うらしい。
宿にも限りがあり、便利な場所は一杯になってしまうらしい。遠くから毎晩中心まで歩いて遊びに行くのは少し面倒そうだが、だらだらするなら問題なさそう。

●ギリ・トラワンガンの食材市場。

(何かな〜??)
船着場の近くの砂浜に人だかりができている。

近くに寄ってみると、多くの野菜が並べられ、露店が開かれている。そう、これがギリ・トラワンガンのマーケットなのだ。船が来て、品物がなくなるまでだけ開かれている。他に新鮮な野菜などはないのだから、船が来て露店が開かれるとワッと人だかりができる。活気のあるその様子を見ていて、観光業だけでないギリ・トラワンガンの姿を初めて見た気がした。

ちなみに並べられている食材は、それほど種類があるわけでもない。マーケットと言っても、小さな露店が3〜4軒ある程度だ。
材木や飲料水、その他全てのものがロンボク島から運ばれてくるようで、船着場付近はいつも活気がある。ギリ・トラワンガンで、昼間に活気がある唯一の場所なのだった。

●猫の島?(ギリ・トラワンガン)

猫が多い。

どこにいてもたくさんの猫を見かけるのだ。それに比べると犬はいない。
バリ島には犬が多いが、ギリ諸島では犬は余り飼っていないようで、これも文化の違いなのだろうか。モスクはあるが、バリ様式の建物も全く見ないし、ヒンドゥー寺院もない。バリ島でよく見かけるお供え物も全く見なかった。
ギリ諸島などは、バリ島にごく近いが、他のインドネシアの島と変わらない。やはり、バリ島だけがインドネシアの中でも特別な島ということなのだろう。

猫が多いことに関しては、もう1つ感じることがある。
島に動物が少ないようで、天敵がいないのではないか。それで自由気ままに繁殖している感がある。
(気ままな猫もいいなぁ〜。まぁ、今の自分も同じようなものだけど)

●帰りの便も日本人旅行者と一緒。(ギリ・トラワンガン)

島では日本人を見かけなかったが、帰り道でも日本人と出会った。
ギリ・アイルに行っていたとのことで、かなり満足げだった。日数が少なすぎて「また必ずギリ・アイルにやって来る!」という感じ。

その彼、ジョージさんは、旅行にギターを持ち歩いている。私もディジュを持っているけれど、ギターはさらに大きい。音楽に気合が入っている感じだ。これから日本に帰らないとならないとのことだったが、毎年近所の幼稚園で演奏しており、それが今月にあるとのことだった。
幼稚園での演奏は、初めの緊張した園児が、やがて飛び跳ねて踊り、エネルギーを発散させる過程など、自分もエネルギーをもらえるくらいに楽しいらしい。

音楽の話や旅行の話をしているうちに、タイ北部にあるパーイの話しになった。私たちも訪れた「MOON VILLAGE」やとろんさんについても知っていて、ちょっとその偶然に驚いた。
とろんさんが企画している、2007年7月7日から7週間続ける予定のお祭りにも全参加する予定と言っていた。

そんな雑談をしながら10時間のバリ島への移動は無事終わったのだった。それにしても、ロンボク近辺では日本人がかなり少ないようだったのに雑談して帰れたのは運が良かった。

●オススメのレストラン「DIAN(ディアン)」。(ウブド)

バリ島では、ワルンと呼ばれる安い定食屋さんによくお世話になる。
でも、毎日と言うわけでなく、普通のレストランにも行ったりする。その中でも、特に気に入っているのが「DIAN(ディアン)」だ。以前からマユはお気に入りだったようで、私も連れて行ってもらってすぐにお気に入りになった。

バリ島で一番たくさん行ったレストランは、間違いなくここだろう。

値段も15,000(180円)〜20,000(240円)ルピアが中心で、レストランとしては手ごろな値段だ。しかも、インドネシア料理を初めとして、パスタや鉄板焼き料理など何を食べてもおいしい。
日本語のメニューも用意されており、日本人のお客も多いのだろう。・・・ウブドでは日本語のメニューは一般的なのかな?

私のオススメは、チキン・ステーキとツナ・バカール。マユはパスタ全般もお気に入りのようだ。ウブドを訪れる機会がありましたら、お試しを!

スカワティ村で布団を買う旅行者。(ウブド)

旅をするのには、ディジュリドュのバッグは頑丈な方がいいに決まってる。
ウブドにはディジュリドュが売っているので当然カバーも売っている。値段を聞くと「350,000ルピア(約4,000円)」とバカ高い金額を言われたので即退散。
布団を買って自分で縫い作ることにした。

まずは布団選び。ウブド・マーケットへ出向き、値段を聞いてみた。始めの言い値は同じく350,000ルピア。いくらなんでも高すぎる!しつこく言い寄る店員を振り切り、マーケットを後にした。バリ風のバティック模様ではない布団で50,000ルピアまで落ちたのだが、柄が気に入らなかったのだ。

ダンスの先生に聞いてみると、スカワティ村がいいらしい。
早速、バイクでスカワティまで行った。バイクで30分ほどで着けた。
スカワティのマーケットはウブドより規模が大きい。ウブドの商品はほとんどここから流れているらしい。観光客も少なく、値段も安め。手前側の店では英語も通じるが、ちょっと奥に入るだけでインドネシア語オンリーの世界になる。
「チャリ マナ?」と店員が尋ねる。
最初は”ダリ マナ”と聞こえ、(え?どこから来た?)と解釈し、「japan」と答えてしまっていた。だが、これは(何探しているの?)と聞いていたらしい。

表に近いお店は高いだろうと思い、裏にある店から攻めてみた。最近はウブドのマーケットでも手前側の店は行かなくなった。客が来にくく、裏にある店ほど安くしてくれるだろうという狙いがあったからだ。帰るフリをすると大抵はかなり安くしてくれる。
裏の店で布団は150,000ルピア。さほど安くないし、気に入る柄がない。手前の方の店に戻るとお目当てのバティック柄の布団があった!値段を聞き交渉し、最終的に90,000ルピアでGET!約1200円なら手ごろな値段だろう。(普段布団なんて買うことがないので最初は相場が分からなかった・・・。)

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ミニコラム

++犬と猫++

イスラム教では犬は不浄?確認はしていないが、そう聞いた。
それゆえに、バリ島を出ると犬が急にいなくなり、猫ばかりになるらしい。
バリ島には犬が多すぎると思うが(夜などは少し怖い)、全くいないのも妙な気がする。

●バリ舞踊を習う。

再びプリアタンにやって来た。
この村にいるダンスの先生に教わるのはこれで3度目の機会。前回バリを訪れた際に1時間だけレッスンを受けたが、約1年は踊っていないに等しい。ダンスも基本も忘れていそうで怖い。

曲目は、「オレッグ・タブリリンガン」。
蝶々をイメージしたダンスで、優雅できれいでずっと憧れていた踊りだ。前々回バリに来た時には衣装まで購入してしまったほどだ。

まずは基本の形から・・・。腕を少し上げただけでつらさを感じる。バリ舞踊は一見優雅でのんびり踊っているように見えるが、実際は片足で全身を支えバランスを取ったり、腕を限界まで上に上げたり、結構ハードなのだ。慣れてしまえば苦じゃないが、慣れないと筋肉痛になったりする。だけれど、ダイエットにもなるし、姿勢が良くなるというメリットもある。

1時間50,000ルピア(約600円)。旅中でなければ「なんのなんの、安い安い。」と思っていた金額も今は違う。宿代と同等の金額はかなり響く。というわけで、友人スーさんの村(ボンカサ村)に住むダンスの先生にもレッスンを受けた。こちらの先生は地元の子供にダンスを教えている方で、スーさんの知り合いでもあるのでかなり安くレッスンを受けることができる。

バリ舞踊は「デンパサール・スタイル」と「プリアタン・スタイル」の2種類ある。私は日本で習っていた時も、プリアタンの先生もプリタン・スタイルだ。このスタイルは手や顔の動きなど全部大げさに動かすハードな動きをする。とっても疲れる。ボンカサ村の先生はデンパサール・スタイルだが、基本姿勢をやっているだけでエネルギーを使う。ハードではないが、基本姿勢重要型、といった感じでキツイ姿勢を取るので結構疲れてしまった。

あと2、3年はダンスを習えない。日本かバリでしか習うことができないからだ。とっても不安だけれど仕方ない。自分自身だけで練習は続かないことは身にしみて分かっているし、難しい。だけれど、ほんのわずかでもいい、出来るだけ自己練習していこうと思う。

●バリ人のテント好き。

オーストラリアの激安ショップ「クレージー・クラークス」でテントをA$10で買ったことは前に書いた。このテントが意外なところで役に立った。

テントは必要か不要か??私たちはまず、この疑問に行き当たった。東南アジアや中央アジアは宿が安いのでキャンプをする必要性はまずない。キャンプをするとしたら、ディジュリデュの練習のために自然の中にこもる、とか友人宅の庭に張らせてもらうとかあまり現実的でないことしかない。ヨーロッパは物価も高いし、可能性は大いにあるのだけれど、あと1年後の予定のために重くかさばるテントを持ち歩く気はない。楽器もパソコンも1人1個ずつというバックパッカーらしくない荷物の多さを誇る私たちはどこかで何かを諦める必要があるのだ・・・。

そんなかんなでウブドの宿、プリ・ウィズヌ・バンガローで荷物の整理をしていて、ふと思った。宿の友人にテントが必要かどうか聞いてみよう。
「テントいる?」
「おー。いるいるいる!」
彼、グデさんは笑顔でそう答えた。グデさんの寝泊りしているスタッフルームはある程度の大きさがあるが、ベッドが1つしかなく、2人で寝泊りするにはキツイのだそうだ。だけど床に寝ることもできるので必要性はゼロに近い。だけど、とても喜んでいる様子なのでテントの張り方、畳み方を伝授し、プレゼントすることに決めた。伝授中、グデさんとスタッフのコマンさんは子供のようなはしゃぎぶりを見せた。

それから数日後、その宿を引越ししていた私たちがプリ・ウィズヌへ遊びに行った時のことだった。グデさんの行き先をコマンさんに訪ねると、庭に申し訳なさげに小さくたたずむテントを指差した。この広い庭に2人用のテントは違和感がある気がする。庭にテントが張られていることもびっくりだが、朝までここで寝ているとは!びっくり。
「おはよー」
グデさんはテントからヨロヨロ出てきた。
「テントはどう?寒くない??」
「ん〜、いいね。」
なかなかお気に入りの様子だ。

さらに数日後、宿を訪れた。さらにびっくりすることが起きていた。スタッフルームというちゃんとした家があるにも関わらず、グデさんとコマンさんはテントに寝ているのだそうだ。2人用といっても2人で寝たら肌と肌もピッタリ状態なのだ。インドネシア人は男性同士でも手を繋ぎ合う文化(?)を持つので、ま、それもありなのかなぁ〜と思ったが、2人どころではなかった。バリ人の友人がもう1人加わり、3人で寝ているらしい。しかも、その3人目は毎日代わり、前日に予約が入るほどの人気ぶりらしいのだ。
いつかは飽きる時期が来るのだろうけど、物珍しくテントにはしゃぐ友人たちの姿を見ていると私たちまで嬉しくなってくる。(妙な奴らだ〜。)という気持ちは否めないケド。

バリ島を離れる。

(おおぉ〜!素晴らしい〜!!)
まさに SAFARI DHARUMA RAYA のバスを見たときは嬉しかった。凄く快適な移動になることが約束されたようなバスだった。14万5千ルピア出しだだけのことはあった。
座席間の幅が大きく、足を伸ばしても前の座席に届くか届かないというくらいに幅があった。かなりリクライニングすることもできるし、足置きもしっかりしていた。東南アジアに戻ってきたなぁ〜と実感した。もっとも、バリ島内の移動に使われるバスはかなり質が悪い。しかも値段だけ高い。バリ島は(極論では)観光客の島だから、そうなってしまうのだろうか。

6日か7日にバリ島を出ようと、マユと話していた。
バリ島には3週間強いたのだが、体調が悪かったり、ディジュの練習をしたりと忙しく時が過ぎてしまった。マユにとっては、さらに毎日のバリダンス・レッスンがあったりと落ち着いた気がしていないだろう。
そんな感じでいるときに、マユがプラマ社で6日発ソロ行きのバスのチケットを買ってきた。

(マユはバリ島を出るときはかなり感慨があるのだろうな。)
バリ島がとても好きなマユは、次にバリ島を訪れることが数年後になることを気にしているようでもあった。
(昔はサムイ島を出るときにはかなり寂しい気分になったな・・・。特に桟橋まで見送りに来てもらったりすると。)
バンコクのドンムアン空港を出るときには帰りたくなくて頭痛になったりもした(笑)。今は何だかそういうこだわりが減ってきている。タイは相変わらず好きだけれど、日本も含めて他の国の良さもようやく見えてきたからかもしれない。

マユの友人であるスーさんに、デンパサールにあるウブン・バスターミナルまで車で送ってもらった。とても分かりづらく、ベモを乗り継いでだと大変だったかもしれない。

15時半に、バスはきっかりと時間通りに出発した。おいしいパンとミネラル・ウォーターが配られた。こういったサービスは嬉しい、でも安くしてくれたほうがいいかも(笑)。
3時間強かかって、バリ島からジャワ島に渡るフェリー乗り場に着いた。もう暗くなってきている。売り子がやたらバス内に入って来てうろつくし、ギターや楽器を持ってバスに入って来て演奏するインドネシア人も順番にたくさん来る。はっきり言ってうるさいのだが、現地の人はちょっとした小銭をあげたりしている。こういうところに、お金に余裕がある者と、そうでない者との間にちょっとした循環と言うか約束事(日本人にはないコモンセンス?)のようなものがあるのだろうか。
フェリーは1時間弱で対岸のジャワ島に着いた。マユが感慨深げに窓の外を覗いている。バリ島を離れて、何かそれを実感できるものがないか、そしてバリ島らしいものがまだあるのではないかと探しているようだ。
バスは途中で休憩をしたりしながらも順調に進んだ。朝が近くなると、あちこちのバスで乗客を降ろしはじめた。その頃になると、ザワザワとした雰囲気もあり余り眠れなくなった。バリ島とソロでは時差があり、1時間時計の針を戻した5時半に到着し、暗い街に降り立った。かなり快適なバス夜間移動だった。

オーストラリアのバス移動と比べると段違いに快適だ。
もっとも、オーストラリアの物価の中におけるバスの価格というのは余り大きくないのだろうか。今回乗車したバス価格は、インドネシアにおいてはなかなか高価なものだろう。そう考えると当然のことなのだけれど、単に快適さを求める一旅行者としては東南アジアのバスに惚れてしまう。

椰子の木が少ない?!(バリ島)

バリ島党にとっては、違いが気になる。

デンパサールのウブン・バスターミナルに着いた途端、「ここはもうバリじゃない。」と溜息まじりの1人事を言った。そこにいるのはバリ人かジャワ人か分からないし、長距離バスがここにあること自体が「バリっぽくない」気がしてしまうのだ。

デンパサールからタバナン、ヌガラなどの町を通り抜け、ギリマヌクへ到着。ここからフェリーでジャワ島まで渡る。
ジャワに着いて思ったことは、「椰子の木がない!」ということだ。船で45分しか離れていないお隣同士の島だから地形の違いはそう大きくないだろうと思っていたが、やはり印象は違う。家々は多少きれいだし、木はあくまでも普通の木だ。バリ好きとしてはちょっとがっかり。

ソロに滞在し、思ったことは「暑い!」ということだ。
ウブドは多少だが標高が高いからかもしれないが幾分涼しい。ソロは夜になっても涼しくなるどころか、暑くて汗が引かない。
なんだか不思議だ。こんなに近い島なのに印象がこんなに違う。って私だけだろうか??

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